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更新日：2024年3月6日
札幌市温暖化対策推進計画（旧計画）
持続可能な低炭素社会の実現に向けた温暖化対策を推進するための計画である「札幌市温暖化対策推進計画」が、パブリックコメントを経て完成いたしました。
この計画は、「地球温暖化対策の推進に関する法律」に基づく「地方公共団体実行計画」の「区域施策編」の位置づけを担っており、2011年3月に策定した「札幌市温暖化対策推進ビジョン」を改定するものです。また、計画では、「札幌市まちづくり戦略ビジョン」の方針を反映し、「札幌市エネルギービジョン」との整合を図ることで、原発の稼働による温室効果ガスの削減を見込まない目標を掲げております。
この目標の達成に向けて、多くの方に温暖化問題を自分のこととして認識していただき、一人一人がこれまでのライフスタイルを見直して、自主的に温暖化対策を実践することが必要です。次の世代に札幌の豊かな環境を引き継いでいくため、みんなで一緒に温暖化対策に取り組んでいきましょう。
計画の進行管理（ページ内下部へリンク）
ページ内容
1.「札幌市温暖化対策推進計画の概要について」
2.計画書各種パンフレットについて
3.進行管理報告書について
1「札幌市温暖化対策推進計画」の概要について
(1)目的・位置付け
市民・事業者・札幌市が目指すべき将来の札幌の姿を共有し、持続可能な低炭素社会の実現に向けた温暖化対策を推進します。
この計画は、札幌市のまちづくりの指針である「札幌市まちづくり戦略ビジョン」を上位計画として、同ビジョンにて掲げる「低炭素社会と脱原発依存社会を目指した持続可能なまちづくりを進め、世界に誇れる環境首都を実現する」という方針を反映するともに、札幌市のエネルギー政策の方向性を示す「札幌市エネルギービジョン」との整合を図ったものです。
(2)計画期間
2015年～2030年の16年間とします。
(3)目指すべき将来の札幌の姿
(4)温室効果ガス削減目標
長期目標：2050年に1990年比80％削減
低炭素社会が実現された1つの姿として位置付け、旧計画（札幌市温暖化対策推進ビジョン）と同じ目標としました。
中期目標：2030年に1990年比25％削減（最新値2012年比47％(621万t-CO2)削減）
目指すべき将来の姿を実現するための中間目標として位置付け、原発の稼働による温室効果ガス削減を見込まないで設定しました。
(5)中期目標の達成に向けた取組
より実効性のある温暖化対策を推進するため、二酸化炭素の排出部門に準じて目指すべき6つの社会像を設定し、札幌の地域特性や札幌市エネルギービジョンの施策を踏まえた効果の高い施策を展開。市民・事業者・札幌市が協働により推進する「わたしたちの取組」による削減分として約383万t-CO2、「電力排出係数の影響」による削減分として約238万t-CO2の削減を目指します。
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中期目標の達成に必要な温室効果ガス削減量：621万t-CO2 |
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「わたしたちの取組」 |
≪家庭≫ |
社会像：札幌型スマートライフスタイルが定着している社会 |
約202万t-CO2 |
約383万t-CO2 |
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施策：高断熱・高気密住宅の普及、省エネ・再エネ機器の普及、省エネ行動の実践 |
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≪産業・業務≫ |
社会像：環境保全と経済成長が両立している社会 |
約95万t-CO2 |
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施策：省エネ・再エネ設備の普及、省エネ行動の実践、環境産業の振興と人材育成 |
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≪運輸≫ |
社会像：環境に優しい交通体系が確立している社会 |
約74万t-CO2 |
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施策：次世代自動車の導入、エコドライブの推進、公共交通の利用促進 |
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≪みどり≫ |
社会像：豊かなみどりと共生している社会 |
約10万t-CO2 |
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施策：みどりの保全、みどりの創出、みどりの活用 |
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≪廃棄物≫ |
社会像：ごみの少ない資源循環型社会 |
約2万t-CO2 |
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施策：ごみの減量・リサイクル促進、廃棄物発電・熱利用の推進 |
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≪エネルギー≫ |
社会像：エネルギーの創出と面的利用が進んでいる社会 |
(約66万t-CO2※) |
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施策：再エネ機器の普及・拡大、分散電源の普及・拡大、エネルギーネットワークの強化 |
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≪電力排出係数の影響≫ |
約238万t-CO2 |
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市内を除く道内の再エネ導入やLNG火力発電への転換による削減効果 |
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※エネルギーに関する取組を集約した削減量のことで、再掲分となっています。
(6)リーディングプロジェクト
中期目標達成に向けて、特に排出割合の高い「家庭」「産業・業務」「運輸」の社会像と、特に取組を強化するエネルギー関連の施策を集約した「エネルギー」の社会像に関する温暖化対策をより効果的に推進するため、先導的・重点的に展開する取組を「リーディングプロジェクト」として位置付け、積極的に取り組んでいきます。
≪家庭≫
・札幌版次世代住宅普及促進事業
札幌独自の高断熱・高気密住宅に関する基準「札幌版次世代住宅基準」の認定制度と補助制度を両輪とし、普及啓発および導入支援を行う。
・市民向け省エネ推進事業
「さっぽろ節電キャンペーン」や「家庭の消費電力見える化推進事業」などにより省エネ型ライフスタイルの定着を推進する。
≪産業・業務≫
・札幌省エネアクションプログラム
省エネの実証実験によって培った技術を効果的に普及することを目的としたモデル事業を行い、省エネ技術者の育成を進める。
・環境・エネルギー関連産業開発支援事業
市内企業が中心となり、大学などの研究機関などと連携し行う、環境・エネルギー分野の技術開発・実証実験の取組に対し補助金での支援を進める。
≪運輸≫
・次世代自動車導入促進事業
次世代自動車への転換を促進するための補助制度の運用や、燃料電池自動車の普及に向けた取組拡大の検討を進める。
・エコドライブ定着活動推進事業
エコドライブの講習会や効果体験会などにより、エコドライブの定着を推進する。
≪エネルギー≫
・太陽光発電普及推進プロジェクト
太陽光発電設備導入費用の補助や、大規模太陽光発電施設の誘致などにより、太陽光発電の導入拡大を図る。
・エネルギーネットワークの強化
都心エネルギーネットワーク推進事業により、コージェネレーションを導入し、自立分散型エネルギー供給拠点の整備などを行う。
2計画書・各種パンフレットについて
(1)配布開始日
平成27年3月18日（水曜日）
(2)配布資料
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本書
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第2章旧計画（札幌市温暖化対策推進ビジョン）の概要と総括（PDF：1,777KB） |
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資料編
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市民向けパンフレット
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事業者向けパンフレット
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子ども向けパンフレット
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(3)配布場所
- 札幌市役所本庁舎12階南側環境局環境都市推進部環境政策課
3 進行管理報告書について
札幌市温暖化対策推進計画における取組の進捗状況や、札幌市から排出される温室効果ガスの傾向などを把握し、今後の対策に活かしていくため、毎年度の取組状況を進行管理報告書として公表しています。
令和元年（2019年）度速報値・平成29年（2017年）度確定値（※）
報告書（本書）（PDF：1,464KB）、報告書（資料編）（PDF：9,323KB）、取組内容（PDF：196KB）
（※）令和元年（2019年）度速報値・平成29年（2017年）度確定値の報告書から、構成を変更しています。
平成30年（2018年）度速報値・平成28年（2016年）度確定値
報告書本書（PDF：6,745KB）、【別添1】取組内容（PDF：226KB）、【別添2】市民アンケート結果（PDF：5,579KB）
平成29年（2017年）度速報値・平成27年（2015年）度確定値
報告書本書（PDF：2,149KB）、【別添1】取組内容（PDF：288KB）、【別添2】市民アンケート結果（PDF：2,312KB）
平成28年（2016年）度速報値・平成24年（2014年）度確定値
報告書本書（PDF：2,639KB）、【別添1】取組内容（PDF：286KB）、【別添2】市民アンケート結果（PDF：3,631KB）
平成27年（2015年）度速報値・平成25年（2013年）度確定値
報告書本書（PDF：5,523KB）、【別添1】取組内容（PDF：150KB）、【別添2】市民アンケート結果（PDF：790KB）
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