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更新日:2017年9月14日

病理診断科

 病理診断科について

患者さんに信頼される確固たるエビデンスに基づいた診療が提供できるように、正確かつ迅速な病理診断をめざして努力します。

 

病理診断科は、生検/外科病理診断、細胞診断、病理解剖(部検)を担っている診療科で、病院が患者さんに信頼されるような確固たるエビデンスに基づいた診療が提供できるように、正確かつ迅速な病理診断を目指して仕事をしています。診断には、通常の組織標本に加えて、免疫組織化学(抗体を用いて細胞に発現する分子を同定する)、in situハイブリダイゼーション(細胞内の核酸を同定する)などのテクノロジーを用いて精度の高い診断を目指しています。また、電子顕微鏡を用いた超微形態の観察も適宣行い、腫瘍や腎生検の診断に役立てています。最近では分子標的薬の発達に対応し、その適応(オーダーメイド治療、個別化治療)を決めるコンパニオン診断(乳癌/胃癌のHER2、大腸癌のEGFR、肺癌のEGFR、ALKなど)が求められる機会が増えています。

当院は北海道医療の地域中核病院として位置づけられており、豊富で多彩な症例を扱っていますが、その中でも腎生検は道内の多くの病院から診断を依頼され、年間800件以上あります。2013 年1月で累計2万件を超えました。腎臓専門医の先生や移植に携わっておられる先生に深く感謝いたします。

今年度より、地域医療機関から病理解剖を受け付けております。病理診断科に直接ご連絡ください。 

 

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 こんな症状、疾患を診ています

病理組織診断

内視鏡で胃や腸や肺の病変の一部を採取したり、皮膚の病変などを切り一部を採取したりするようなことを生検といいます。これらの小さな組織片から組織標本を作り、顕微鏡で観察して、病変の診断(良性か、悪性かなど)を行います。これを生検診断といいます。また、手術で摘出された臓器からも、複数の組織標本を作成し、腫瘍の進行度、リンパ節転移の有無、腫瘍が完全に取り切れているかなどを調べ、手術後の治療方針を決める上で重要な情報を主治医に提供しています。これは外科病理診断と呼んでいます。(写真は胃がんの組織像です。)

胃がんの組織像

胃がんの組織像

細胞診断

肺がんや膀胱がんでは、がん細胞が痰や尿のなかにこぼれ出ることがあります。これらの痰や尿を調べてがん細胞があるかないかを診断するのが細胞診断です。綿棒のようなもので細胞をこすりとってきたり(子宮頸部など)、できものに細い針を刺して細胞をとってきたり(乳腺、甲状腺など)したものも細胞診の対象となります。細胞診は患者さんの体への負担が少ないため、繰り返し検査を行うことができます。細胞診断は細胞検査士(サイトスクリーナー)と病理医が連携して診断にあたっています。(写真は子宮頸部の腺がん細胞です。)

写真は子宮頸部の腺がん細胞

写真は子宮頸部の腺がん細胞

病理解剖

 不幸にして病院で治療中に亡くなられてしまった場合、ご家族の承諾のもとで行われるのが病理解剖です。生前の診断は正しかったか、治療効果はどのくらいあったのかなどについての判断を行います。生前はわからなかった病気の原因や、死因が明らかになることもあります。病理解剖の結果は、毎月行われる剖検検討会を通して若い医師の教育や今後の診療に役立てられます。当院では毎年、捧体慰霊祭を行い、医学の発展に貢献された患者様への感謝の気持ちをご遺族の参加のもとで共有しています。
 院外からの病理解剖委託も受け付けております。詳細は以下のリンクをご参照ください。

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 私たちが担当しています ~担当医紹介~

職名

氏名

専門分野

資格等

部長 深澤 雄一郎 外科病理学一般、腎臓病理学、移植腎病理学 日本病理学会専門医・研修指導医・学術評議員、日本臨床細胞学会専門医、日本移植学会認定医
医長 辻 隆裕 外科病理学一般、腎臓病理学、移植腎病理学、分子生物学 日本病理学会専門医・研修指導医・学術評議員、日本臨床細胞学会専門医
副医長 岩崎 沙理 外科病理学一般、呼吸器病理学、細胞診一般 日本病理学会病理専門医・研修指導医・学術評議員、日本臨床細胞学会専門医
一般職 石井 保志 外科病理学一般  
一般職 今本 鉄平 外科病理学一般  
後期研修医 石立 尚路 外科病理学一般  
嘱託医 牧田 啓史 外科病理学一般  
嘱託医 木内 隆之 外科病理学一般  
嘱託医 清水 亜衣 外科病理学一般  

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 診療実績

patholog2017data

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 論文等

学会・研究会等発表演題

演題名 出題者名 所属 学会名 発表月日 発表地
MPGNの病理:新しい概念と病因について 深澤 雄一郎 市立札幌病院病理診断科 第12回BRB nephrology conference 2016.4.2 東京
ループス腎炎の長期腎予後ならびに寛解導入治療に関する検討 河野 通大、保田 晋助、河野 通仁、谷村 瞬、柴田 悠平、久田 諒、菅原 恵理、中村 浩之、服部 敏之、大村 一将、嶋村 抄苗、志田 玄貴、清水 裕香、加藤 将、奥 健志、坊垣 暁之、オルガ アメングアル、堀田 哲也、深澤 雄一郎、渥美 達也 北海道大学大学院医学研究科 免疫・代謝内科学分野、市立札幌病院 病理診断科 第60回日本リウマチ学会 2016.4.21-24 横浜
Two cases of C3 glomerulonephritis associated with monoclonal gammopathy
Takahiro Tsuji, Mitsuru Yanai, Yasushi Ishii, Mayuko Akimoto, Saori Nishio, Seiji Hashimoto, Yuichiro Fukasawa
市立札幌病院病理診断科、北海道大学 内科学II、NTT札幌病院 腎臓内科 第105回 日本病理学会総会 2016.5.13 仙台
慢性リンパ性白血病に合併した急速進行性糸球体腎炎の一例 石井 保志、秋元 真祐子、柳内 充、辻 隆裕、深澤 雄一郎  市立札幌病院 病理診断科 第105回 日本病理学会総会 2016.5.14 仙台
De Novo Proliferative Glomerulonephritis with Monoclonal IgG Deposits (PGNMID) of the IgG1κ Subtype in a Kidney Allograft
Takahiro Tsuji,1 Masayoshi Miura,2 Mitsuru Yanai,1 Hiroe Itami,1 Yasushi Ishii,1 Mayuko Akimoto,1 Yuichiro Fukasawa1
1 Department of Pathology,  Sapporo City General Hospital, Sapporo, Japan
2 Departments of Urology and Renal Transplantation, Sapporo Hokuyu Hospital, Sapporo, Japan
 American Transplant Congress 2016 2016.6.14 ボストン
腎生検病理診断コンサルテーション・アンド・レビュー:血清C3低値を伴い膜性腎症様の糸球体病変を示したネフローゼ症候群の症例 辻 隆裕 市立札幌病院病理診断科 第59回日本腎臓学会学術総会 2016.6.18 横浜
高齢者の誤嚥性肺炎の病理像 深澤 雄一郎 市立札幌病院病理診断科 札幌市在宅医療協議会 2016.6.29 札幌
移植腎における持ち込み糖尿病性腎症の長期的推移の病理学的検討 堀田 記世彦、深澤 雄一郎、岡田 宏美、畑中 佳奈子、岩見 大基、和田 吉生、広瀬 貴行、佐々木 元、福澤 信之、原田 浩、篠原 信雄 北海道大学病院泌尿器科、市立札幌病院病理診断科、北海道大学病院病理診断科、市立札幌病院腎移植外科 移植腎病理研究会 第20回学術集会 2016.7.16 東京
膵臓の細胞診 深澤 雄一郎 市立札幌病院病理診断科 第72回細胞検査士ワークショップ 2016.7.23 札幌
リンパ球浸潤が目立つ間質性肺炎の一例 岩崎 沙理1)2) 岡本 賢三3)、佐藤 寿高4)、桑原 博昭5)、清水 亜衣1)、鈴木 昭1) 1) KKR札幌医療センター・病理診断科 2)市立札幌病院・病理診断科 第49回呼吸器病理研究会 2016.8.20 大阪
筋上皮分化を示し診断に難渋する乳腺腫瘍 辻 隆裕1、柳内 充2、石井 保志1、秋元 真祐子1、岩崎 沙理1、深澤 雄一郎1
1 市立札幌病院 病理診断科
2 KKR札幌医療センター 病理診断科
第 176 回 日本病理学会北海道支部学術集会(標本交見会) 2016.9.24 札幌
間質性腎炎:症例解説 深澤 雄一郎 市立札幌病院病理診断科 第11回腎病理夏の学校 2016.9.3-4 仙台
マクロの魅力 マクロのパワー 岩崎 沙理 市立札幌病院 病理診断科 第194回北海道臨床衛生検査技師会講習会 病理技術者の匠Part10  2016.10.08 恵庭
慢性リンパ性白血病に合併した急速進行性糸球体腎炎の一例 石井 保志、渡邉 加奈子、秋元 真祐子、岩崎 沙理、辻 隆裕、橋本 整司、深澤 雄一郎  市立札幌病院 病理診断科、 北海道大学大学院医学研究科 免疫・代謝内科学分野 腎臓グループ、NTT東日本札幌病院腎臓内科 第75回北海道臨床腎臓研究会 2016.10.14 札幌
生体腎移植後、短期間で再発し、5年で移植腎機能喪失したIgA腎症の一例 島本 真実子、原田 浩、和田吉生、佐々木 洋彰、石田 貴之、城下 弘一、辻 隆裕、深澤 雄一郎 市立札幌病院腎臓内科、腎移植科、病理診断科 第46回日本腎臓学会東部学術集会 2016.10.7-8 東京
びまん性のC4d沈着を伴うMPGN様の糸球体腎炎の一例 川島 圭介、西尾 妙織、近藤 桂一、八反田 文彦、石川 洋三、牧田 実、楠 由宏、石川 康暢、柳内 充、深澤 雄一郎、渥美 達也 北海道大学病院内科Ⅱ、市立札幌病院病理診断科 第46回日本腎臓学会東部学術集会 2016.10.7-8 東京
関節リウマチに対する生物学的製剤の投与を契機に改善傾向を示した膜性腎症の一例 眞岡 知央、横山 あい、中垣 祐、山本 理恵、深澤 雄一郎、橋本 整司 NTT東日本札幌病院腎臓内科、市立札幌病院病理診断科 第46回日本腎臓学会東部学術集会 2016.10.7-8 東京
徒然病理医絵巻金沢の巻 24時間働けますか? 岩崎 沙理 市立札幌病院病理診断科 第62回 日本病理学会秋期特別総会 2016.11.11 金沢
多発性骨髄腫に続発した著明な硝子様血栓を伴うMPGN様の糸球体腎炎の一例 横山 あい、中垣 祐、眞岡 知央、山本 理恵、深澤 雄一郎、笠原 英樹、橋本 整司、小池 隆夫 NTT東日本札幌病院腎臓内科、リウマチ・膠原病内科、市立札幌病院病理診断科 第46回日本腎臓学会西部学術集会 2016.11.14-15 宮崎
PGNMIDにIVCYを施行し効果を認めた一例 橋本 整司、横山 あい、中垣 祐、眞岡 知央、山本 理恵、深澤 雄一郎、笠原 英樹、小池 隆夫 NTT東日本札幌病院腎臓内科、市立札幌病院病理診断科 第46回日本腎臓学会西部学術集会 2016.11.14-15 宮崎
病理提示:「C3腎炎の1例」「PGNMIDの1例」 辻 隆裕 市立札幌病院病理診断科 第11回北海道腎カンファレンス 2016.11.4 札幌
MPGNの病理:新しい概念と病因について 深澤 雄一郎 市立札幌病院病理診断科 第11回北海道腎カンファレンス 2016.11.4 札幌
ネフローゼ症候群と特異な組織所見を呈した50代女性 岩崎 沙理1)、辻 隆裕1)、伊丹 弘恵1)、石井 保志1)、秋元 真祐子1)、山本 理恵2)、橋本 整司2)、深澤 雄一郎1) 1) 市立札幌病院 病理診断科 2) NTT東日本札幌病院 腎臓内科 第177回 日本病理学会北海道支部学術集会(標本交見会) 2016.12.10 札幌

医学(書)雑誌掲載論文

論文名 著者名 所属 雑誌名(書名) 発表年 ページ
ZEB1 expression is associated with prognosis of intrahepatic cholangiocarcinoma. Terashita K, Chuma M, Hatanaka Y, Hatanaka K, Mitsuhashi T, Yokoo H, Ohmura T, Ishizu H, Muraoka S, Nagasaka A, Tsuji T, Yamamoto Y, Kurauchi N, Shimoyama N, Toyoda H, Kumada T, Kaneoka Y, Maeda A, Ogawa K, Natsuizaka M, Kamachi H, Kakisaka T, Kamiyama T, Taketomi A, Matsuno Y, Sakamoto N. Departments of Gastroenterology and Hepatology, Hokkaido University Hospital, Sapporo, Japan.
2
Departments of Gastroenterology and Hepatology, Hokkaido University Hospital, Sapporo, Japan Gastroenterological Center, Yokohama City University Medical Center, Yokohama, Kanagawa, Japan.
3
Department of Surgical Pathology, Hokkaido University Hospital, Sapporo, Japan.
4
Department of Gastroenterological Surgery I, Hokkaido University Hospital, Sapporo, Japan.
5
Department of Gastroenterology, Sapporo-Kosei General Hospital, Sapporo, Japan.
6
Department of Surgery, Sapporo-Kosei General Hospital, Sapporo, Japan.
7
Department of Pathology, Sapporo-Kosei General Hospital, Sapporo, Japan.
8
Department of Gastroenterology, Sapporo Municipal Hospital, Sapporo, Japan.
9
Department of Pathology, Sapporo Municipal Hospital, Sapporo, Japan.
10
Department of Gastroenterology, Hakodate Municipal Hospital, Hakodate, Japan.
11
Department of Surgery, Hakodate Municipal Hospital, Hakodate, Japan.
12
Department of Pathology, Hakodate Municipal Hospital, Hakodate, Japan.
13
Departments of Gastroenterology and Hepatology, Ogaki Municipal Hospital, Ogaki, Japan.
14
Department of Surgery, Ogaki Municipal Hospital, Ogaki, Japan.
J Clin Pathol. 2016 69 593 599
De novo proliferative glomerulonephritis with monoclonal IgG deposits of the IgG1κ subtype in a kidney allograft. Tsuji T, Miura M, Yanai M, Itami H, Ishii Y, Akimoto M, Fukasawa Y. Department of Pathology, Sapporo City General Hospital,
Departments of Renal Transplant Surgery and Urology, Sapporo Hokuyu Hospital, Sapporo, Japan.
Nephrology (Carlton) 2016 21 44 47
胸膜肺全摘を行い長期無再発生存が得られた悪性胸膜中皮腫の1例 服部 健史、田中 明彦、深澤 雄一郎、三品泰二郎、小倉 滋明、山本 宏司 国立病院機構北海道がんセンター呼吸器内科、市立札幌病院呼吸器外科、市立札幌病院病理診断科 日呼吸誌 2016 5 194 198
乳腺におけるSolid papillary carcinomaの一例 淀野亜沙美、佐竹 秀夫、稲葉 智彦、井上 舞、塚原 武留、高木 芳武、小川 弥生、深澤雄一郎 ジェネティックラボ病理解析センター病理部、同病理診断科、市立札幌病院病理診断科 北臨細胞学会会報 2016 25 32 35
疾患登録・調査研究分科会研究報告書     厚生労働省科学研究費補助金難治性疾患等政策研究事業 難治性腎疾患に関する調査研究 平成27年度 総括・分担研究報告書 2016   25 35