文字サイズ
縮小
標準
拡大

色合いの変更

お探しの情報は何ですか。

  • 携帯サイト
  • 館内・病棟のご案内
  • 交通アクセス
  • サイトマップ

ここから本文です。

更新日:2018年9月12日

新生児内科

新生児内科について 

胎児から新生児への切れ目ない周産期医療を実現し、後遺症なき生存を目指します。

当院の総合周産期母子医療センターは、道央圏における周産期医療の基幹病院として機能しています。当院では、新生児内科は小児科から独立しており、医師は兼任ではありません。新生児内科の医師は常勤6人体制(研修医は含まず)で、NICUに24時間常駐し診療にあたっています。いつでも、どんな疾患でも、産まれてまもない新生児にかかわることであれば、NICUにお電話いただければ対応します。産科はもちろんのこと、外科、脳神経外科、形成外科、呼吸器外科、眼科、耳鼻咽喉科、泌尿器科などの関係する診療科と密接な連携をとり、当院の総合力を生かした診療を行っています。
精神医療センターが当院に併設されてからは、精神疾患を合併する妊婦さんの紹介が多くなりました。抗精神薬を内服している妊婦さんの管理には病棟薬剤師がかかわり、できる限り母乳を活かした管理を行っています。
最近はより若い週数、より小さい体重の児の入院が多くなっています。以前に比較して在胎24週程度、出生体重500g前後の赤ちゃんが増加していますが、大部分は元気に退院できるようになりました。また、重症新生児仮死に引続く低酸素性虚血性脳症、新生児遷延性肺血圧症に対しては、低体温療法や一酸化窒素吸入療法などの集中治療を行っています。

NICU(新生児集中治療室)
NICU(新生児集中治療室)

GCU(回復期病床)
GCU(回復期病床)

ページの先頭へ戻る

こんな症状・疾患を診ています 

新生児に関することはどのような病気でも診ています。赤ちゃんは外来を受診してから入院することはほとんどなく、出産直後、または生後数日以内に、産科病医院からの紹介で搬送入院します。
近年は産科病医院で生まれた赤ちゃんをわれわれ新生児内科へ搬送するのではなく、早産や危険なお産など出生後に赤ちゃんの問題が予想される場合は、分娩前にお母さんに当院産科へ移っていただきます。これを母体搬送といいます。お母さんには必要な産科管理が行われ、生まれた赤ちゃんはすぐに新生児内科の治療を受けられるシステムとなっています。これは院外で出生して救急車で搬送されることは小さな赤ちゃんにとっては大きな負担となり、その後の経過に悪い影響を与えるからです。
入院の約6割が低出生体重児(いわゆる未熟児)で、残りの4割が成熟児で何らかの異常のある赤ちゃんです。最近10年間の総入院数と出生体重1500g未満の極低出生体重児の入院数と生存退院率(%)をグラフに示します。年間の入院数は約300人前後で、そのうち60人くらいが極低出生体重児です。

最近10年間の総入院数と極低出生体重児数とその生存率

なかでも最もハイリスクである出生体重が1000グラム未満の超低出生体重児(少し前までは超未熟児といいました)の入院数と生存退院率(%)を下のグラフに示します。平均すると年間25人くらいの入院があり、生存退院率は80%以上です。

最近10年間の総入院数と極低出生体重児の入院数とその生存率

さらにこれらの極低出生体重児の院内出生と院外出生の割合は、下のグラフに示すように最近は約9割以上が院内出生となっています。

最近10年間の院内・院外出生と院内出生率

成熟児の病気については新生児黄疸、胎便吸引症候群や気胸、新生児一過性多呼吸などの呼吸障害、新生児仮死、消化管閉鎖や横隔膜ヘルニアなどの外科疾患、頭蓋内出血や水頭症などの脳外科疾患、奇形症候群などがあります。小児外科や呼吸器外科、脳神経外科、形成外科、耳鼻いんこう科など多くの診療科と協力し、総合病院としての強みを発揮して日々の診療を行っております。

ページの先頭へ戻る

手術件数 

平成28年の手術件数です。

手術コード

手術名

件数

K9131

新生児仮死蘇生術(仮死第1度)

19

K9132

新生児仮死蘇生術(仮死第2度)

15

合計

34

ページの先頭へ戻る

診療実績 

入院数と生命予後(平成24~28年)

(カッコ内死亡退院数)

入院年 総入院数 低出生体重児(<2500g)の総数 出生体重区分 多胎児

1000g~1500g

<1000g

平成
24年

353(9)

198

22(1)

30(7)

82

平成
25年

352(2)

198

30(0)

28(2)

86

平成
26年

372(2)

210

26(1)

31(0)

87

平成
27年

317(2)

170

19(0)

20(1)

67

平成
28年

346(3)

181

31(0)

25(2)

76

 

ページの先頭へ戻る

私たちが担当しています~担当医紹介~ 

職名 氏名 専門分野 資格等
部長 水島 正人 新生児疾患 日本小児科学会専門医・指導医
日本新生児成育医学会評議員
日本周産期・新生児医学会暫定指導医
医長 野呂 歩 新生児疾患 日本小児科学会専門医・指導医
日本周産期・新生児医学会指導医
新生児蘇生法「専門」コースインストラクター

塩野 展子

新生児疾患
胎児心疾患

日本小児科学会専門医・指導医
日本周産期・新生児医学会指導医
新生児蘇生法「専門」コースインストラクター
胎児心エコー認証医
里見 達郎 新生児疾患  
一般職 中村 雄一 新生児疾患 日本小児科学会専門医
本庄 遼太 新生児疾患 日本小児科学会専門医
新生児蘇生法「専門」コースインストラクター
後期
研修医
松元 献 小児科一般  

ページの先頭へ戻る

学会・研究会等発表演題 

平成28年

演題名

出題者名

所属

学会名

発表
月日



側脳室内に菌球を形成した先天性カンジダ症の超低出生体重児例

水島正人
池田雅彦
越田慎一
里見達郎
塩野展子
中島健夫

市立札幌病院新生児内科 日本周産期・新生児学会 2016年
7月17日
富山
在宅NIPPV管理に移行し得た後天性気管軟化症の超低出生体重児例 野呂歩
中島健夫
市立札幌病院新生児内科 日本小児呼吸器学会 2016年
10月29日
富山
後天性サイトメガロウイルス感染症を発症した超低出生体重児4例 越田慎一
糸島亮
池田雅彦
里見達郎
塩野展子
野呂歩
水島正人
中島健夫
市立札幌病院新生児内科 日本新生児成育医学会 2016年
12月2日
大阪

 

ページの先頭へ戻る

論文等 

平成28年

論文名

著者名

所属

雑誌名
(書名)



ページ

超低出生体重児における後天性狭窄性気道病変合併とステロイド全身投与の関連 野呂歩
中島健夫
市立札幌病院新生児内科 日本小児呼吸器学会雑誌 2016 27 3 14
【妊娠・出産・子育てをめぐるこころのケア 親と子の出会いからはじまる周産期精神保健】 事例とともにみる支援のあり方 赤ちゃんの死と向き合うということ 大和田喜美 市立札幌病院新生児内科 別冊発達 2016 32 177 186
【周産期医学必修知識第8版】新生児編 体温管理 中島健夫 市立札幌病院新生児内科 周産期医学増刊 2016 46 1091 1093