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更新日:2023年12月13日

入院される方へ

入院費のお支払い

入院のお支払いについて

当院では健康保険法に定められた医療費をいただいております。ただし、健康保険証等を提出されない場合および正常出産費等は自費扱いとなります。
なお、自費扱いの診療費の一部、文書料、病衣使用料、差額室料等には消費税がかかります。
クレジットカードもご利用いただけます。(MUFG・DC・UFJ・NICOS・VISA・MasterCard・JCB・AmericanExpress)。ただし、2回払とボーナス一括払はお取扱いできません。

保険証の確認

健康保険証は入院時、退院時のほか、入院中は毎月1回確認させていただきます。
入院中の方には、確認の日時をその都度ご連絡いたしますので、1階の入院受付(1番)まで健康保険証等をお持ちください。
なお、保険証をお持ちになりませんと、自費扱いになりますのでご注意ください。
また、健康保険が変わる場合はあらかじめ1階入院受付(1番)までお申し出ください。
1階入院受付地図

入院受付の様子

1階の入院受付(1番)

入院中のお支払いは

入院費用(自己負担金)は、毎月末日までの分をとりまとめ、翌月10日(10日が土・日曜日の場合は翌週月曜日、祝日の場合は翌日)に、納入通知書を各病棟の担当者を通じお渡しいたしますので、1階自動精算機(月曜日~金曜日9時00分~17時00分)または1階会計窓口(10・11番)(月曜日~金曜日8時45分~17時15分)でお支払い下さい。
 

退院時のお支払いは

退院当日に請求書をお渡ししますので、1階自動精算機(月曜日~金曜日9時00分~17時00分)または1階会計窓口(10・11番)でお支払いください。退院日までの分を退院当日に全額お支払いいただきます。なお、特別な事情で朝早く退院を希望の場合は前日お早めに看護師までお知らせください。
退院日が土曜日及び日曜日の場合は後日、請求書を郵送いたしますので、振り込みにて精算していただきます。なお、健康保険証等の確認のため、後日来院していただくことがあります。
退院時のお支払いを済まされた後、伝票類の伝達遅れ等により追加請求させていただくことがありますのでご了承ください。

その他

領収書は所得税の医療費控除を申告するときなどに必要ですから、大切に保管してください。
「個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書」は、入退院会計窓口及び病棟の事務担当者からお渡しいたします。発行は無料です。

  • 入院費用についてご不明な点や疑問な点がありましたら、お支払い前に1階入退院受付でお問い合わせください。

 

入院医療費の計算(DPC)

入院医療費は「DPC(診断群分類包括評価)」方式で計算されます

急性期医療を担う市立札幌病院では、安全で安心できる質の高い医療を提供していくため入院医療費の計算に「DPC(診断群包括評価)」を導入しております。

急性期医療とは?

「緊急」「重症」な状態にある患者さんを中心に、入院や手術検査等専門的な医療のことです。

DPCとは?

  • DPCでは病名・症状や治療方法に応じた診断群分類に対して、検査、注射、投薬、入院料などを包括的に評価して1日当たりの定額の入院料が決められており、この金額に入院日数を乗じて医療費(「包括評価分)」が計算されます。
  • 手術、リハビリ、内視鏡などの専門的な技術料と食事料については、これまでどおり出来高方式(「出来高分」)で計算されます。
  • 入院中の医療費は、「包括評価分」と「出来高分」を合わせたものになり、自己負担額は、この金額に医療保険の患者負担割合を乗じた額と食事料を加えたものとなります。

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入院中に他の病気の治療を希望される場合

DPCは、一つの病名(診断群分類)に対して入院診療を行うことを前提とした制度です。このため、緊急を要しない他の病気や治療を希望された場合は、退院後にお願いすることがありますので、ご了承願います。

詳細については、医事課にお問い合わせください。

電話:011-726-2211 内線2171

DPCに関するQ&A

Q1:入院された方すべてが「DPC」の対象者となるのですか?

A1:患者さんのご病気が、包括対象となる診断群分類のいずれかに当てはまる場合に「DPC」による計算方法で医療費を計算します。患者さんのご病気がこの制度の対象外である場合や労災保険、自賠責保険などを利用されている場合は、この制度の対象外となり、従来の計算方法となります。

Q2:DPCは途中で病名や医療費が変わることがあるのですか?

A2:DPCでは入院当初に病名等を登録しておく必要がありますが、検査の結果や治療の過程によっては、当初に登録した病名等が変更される場合があります。この場合は、入院初日に遡って病名等を確定して医療費の計算をやり直しますので、月をまたがって入院している場合は、退院時に入院初日から請求額を再計算して、過不足を調整させていただく場合があります。

Q3:具体的な支払いはどうなるのですか?

A3:たとえば、急性心筋梗塞で経皮的冠動脈形成術の手術等を行った場合(25日間入院)の具体的なイメージを例示いたします。

  • 1日当たりの入院料
  • 7日まで・・・・・・・・・・・・・・・3,013点
  • 8日~14日まで・・・・・・・・・2,227点
  • 15日~25日まで・・・・・・・・1,893点
  • 医療機関係数:1.2410

算定内訳

  • 包括評価(定額分)=(3,013点×7日+2,227点×7日+1,893点×11日)×1.2410=71,361点
  • 出来高評価=180,086点(経皮的冠動脈形成術等)
  • 合計=251,447点(1点=10円)

※この金額に医療保険の患者負担割合を乗じた額と食事料を加えたものが、自己負担金となります。なお、高額療養費の適用は、これまで同様受けることができます。