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札総交第1170号
平成11年3月15日
札幌市総合交通対策調査審議会
会長 小林 好宏 様
札幌市長 桂 信雄
諮 問
札幌市総合交通対策調査審議会条例に基づき、本市の交通政策の重要事項である「公共交通を軸とした交通体系の確立について」、次のことを諮問します。
記
1.地下鉄などの軌道系交通機関網のありかたについて
2.公共交通の利用促進策について
(諮問理由)
札幌市においては、人口や経済活動の集積と自動車の普及などを背景として、市街地の拡大が急速に進み、自動車交通を基盤とする都市構造と生活様式が定着してきております。
その結果、環境の面においては、自動車に起因する大気汚染や騒音が本市の環境問題のなかで大きな比重を占めるようになり、また、福祉の面においてはこれから迎える高齢化社会に対応して、高齢者などの自由な移動を確保する必要性が一段と高まってきております。さらに、都市活性化の観点から、特に都心部においてみられるように、通過交通車両や路上駐車などに起因する交通混雑が都心の活力低下の要因の一つとなっているとも考えられております。
一方、21世紀を見据えた札幌のまちづくりは、地球環境に配慮することにより長い将来に渡って持続的な発展が可能となる環境低負荷型のまちづくり、高齢者をはじめとする市民一人一人が安心してかつ快適に暮らせるまちづくり、そして都心の活性化に代表されるような生き生きとして活力あるまちづくり、これらが今後のまちづくりの大きな理念となっております。
この理念を達成するために、本市の今後の交通施策としては、公共交通を軸とするまちづくりを基本目標として取り組んでいく考えでありますので、その実施に向けた各種施策について、答申議会のご意見を賜りたく諮問する次第であります。
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