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消防局では、高齢者世帯における火災が年々増加していることを踏まえ、多くの高齢者の方が安心して生活を送っていただけるよう、高齢者世帯を対象に、火災の熱を感知して自動で消火薬剤を放射する「自動消火装置」の購入および設置費の一部を助成する「札幌市高齢者世帯自動消火装置設置費助成事業」を開始しました。
住宅火災のうち高齢者(65歳以上)世帯で発生した割合は、平成20年が11%であったのに対して、平成29年は24%まで上昇しました。特に、火災原因のうち、「こんろ」・「ストーブ」が全体の4割以上を占めています。
このことから、高齢者世帯に対し、こんろ・ストーブ火災に対応する自動消火装置の設置費用を助成することで、自動消火装置の普及促進を図り、住宅火災による高齢者の被害軽減を図ることを目的としています。
令和3年4月1日(水曜日)
※令和3年度の助成台数は、500台までとなります。
市内に居住する65歳以上の高齢者のみで構成される世帯を対象とします。
高齢者本人等からの申請に基づき、下記のとおり助成します。
火災の熱を感知して、自動で液体や粉末の消火薬剤を放射する簡易な消火装置です。
複雑な配管施行や電気工事は必要ありません。設置場所や消火用途により、様々な装置が販売されています。
【レンジフード設置型】
付属の取付金具を使用して、台所のレンジフード内に固定して設置します。
【壁面設置型】
消火器型の本体を壁面に設置し、銅管を伸ばして先端の感知ノズルをこんろやストーブの上方に取り付けます。
【天井設置型】
天井または梁などに本体を固定して設置します。
先端のノズルのみを天井から出して、本体を天井内に埋設することも可能です。
(YouTube:札幌市広報部公式チャンネル)
写真
<ストーブから出火>
<作動時(出火から約1分後)>
<薬剤放射後>
映像・写真提供:札幌市消防局消防科学研究所
消火装置の購入および設置の窓口は、販売業者として事前に札幌市へ届出を行った登録販売店となります。
登録販売店の一覧(全市)は、こちら。(令和3年4月5日現在)(PDF:51KB)
各区ごとの登録販売店を知りたい方は、該当する区をクリックしてください。
販売店として登録するには、市内に本社、支店、営業所等を有し、消防用設備等の販売及び設置工事を業として行っており、札幌市火災予防条例(昭和48年条例第34号)第69条に規定する消防設備業の届出を行っていなければなりません。
このほか、登録には事前に札幌市へ以下の書類の提出が必要です。
販売店の住所や電話番号が変わったなどの場合や、販売店としての登録を廃止したい場合は、以下の書類の提出が必要です。
本事業を円滑に行うため「手引書」を掲載しますので、ご活用ください。
申請に必要な様式は、登録販売店にご用意しています。
申請者本人が札幌市消防局予防部予防課へ提出(郵送可)するもの
助成金の交付申請をした(交付決定した)が、設置を中止したい場合等は届出が必要です
申請者本人が札幌市消防局予防部予防課へ提出(郵送可)するもの
申請者本人が登録販売店へお渡しいただくもの
登録販売店が申請者本人にお渡しいただくもの
登録販売店が札幌市消防局予防部予防課へ設置完了報告書を提出し、審査で適正と認められた場合に助成金が交付されます
札幌市消防局予防部予防課
直接、登録販売店へご連絡をお願いします。
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