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札幌市では、ごみステーションから回収したペットボトルの一部をペットボトルにリサイクルする試行的な取組を開始することといたしましたので、お知らせします。
資源の更なる循環を目的として、ペットボトルを再びペットボトルとしてリサイクルする「ボトルtoボトル」の取組が全国の自治体で拡大しております。
札幌市内で回収されたペットボトル約8,500トン(年間)は、これまでは国が指定する法人に全量を引き渡して再生利用してきましたが、このリサイクルルートでは、自治体がリサイクル方法を選択できないという課題があります。
このため、「ボトルtoボトル」の導入について検討するため、この度、札幌市で回収したペットボトルの一部で試行事業を実施することといたしました。
今回の試行事業では、札幌市が回収したペットボトルの一部(1,000トン/1年間)をペットボトルにリサイクルする事業者を公募し、2事業者を選定しました。
令和6年10月から1年間、「ボトルtoボトル」における環境負荷等の効果を確認し、将来のペットボトルリサイクルについて検討する予定です。
実施時期 | 令和6年10月~令和7年9月(1年間) |
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予定量 |
令和6年度下期:ペットボトル500トン(250トン×2社) 令和7年度上期:ペットボトル500トン(250トン×2社) |
実施事業者 |
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「ボトルtoボトル」は、資源循環だけではなく、ペットボトルが再びペットボトルに活用されることで、市民の皆様がリサイクルの具体的なイメージを持ちやすくなり、リサイクル意識の向上も期待できる取り組みです。
今回の試行事業を契機に、リサイクル意識の更なる醸成にも取り組んでいきます。