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海洋プラスチックごみ問題、気候変動問題、諸外国の廃棄物輸入規制強化等への対応を契機として、国内におけるプラスチック資源循環促進の重要性が高まり、令和4年4月に「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」が施行されました。
この法律では、市町村の責務としてプラスチック使用製品廃棄物の分別収集と再商品化が求められていることから、札幌市では、現在分別収集している容器包装プラスチックに加え、製品プラスチックの分別収集の方法とリサイクルについて検討を進めています。
具体的な検討を進めるにあたり、排出される製品プラスチックの量や種類の把握、回収した製品プラスチックの再商品化の可否等について調査するため、令和5年10月の1か月間、厚別区の一部地域を対象に製品プラスチック拠点回収モデル事業を実施しました。このモデル事業では、対象地域の住民に、家庭から出た製品プラスチックを回収拠点として指定した厚別地区リサイクルセンター(厚別区厚別東3条1丁目)に持ち込んでもらう方法(拠点回収)で実施しました。ご協力いただいた皆様ありがとうございました。
実施期間 | 令和5年10月1日(日曜日)~10月31日(火曜日)(1か月間) |
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対象地域 | 厚別東地区約2,000世帯 |
回収対象 |
製品プラスチック(20品目に限定) |
回収方法 |
専用回収袋に入れて、回収拠点(厚別地区リサイクルセンター)への持ち込み |
厚別区でのモデル事業の結果を踏まえ、令和6年度には、西区の一部地域を対象にして、実施期間を7月から9月の3か月間に延ばすとともに、回収する製品プラスチックの対象を拡大し、西地区リサイクルセンター(西区二十四軒4条1丁目)を回収拠点としたモデル事業を行いました。ご協力いただいた皆様ありがとうございました。
実施期間 | 令和6年7月2日(火曜日)~9月29日(日曜日)(3か月間) |
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対象地域 | 二十四軒、八軒東地区約6,000世帯 |
回収対象 |
全ての製品プラスチック(50cm超、大部分が金属の製品等は対象外) |
回収方法 | 透明又は半透明の袋に入れて、回収拠点(西地区リサイクルセンター)への持ち込み |
製品プラスチックの回収は、資源の再生利用につながる取組である一方、費用面など様々な課題があることから、今後、これらのモデル事業の結果を踏まえ、製品プラスチックの具体的な回収方法などを整理していく予定です。
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