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更新日:2025年8月19日

ぶらりネイチャー「絶滅危惧?!水草ウオッチング」活動記録

開催概要

今2025年8月6日(水曜日)にぶらりネイチャー「絶滅危惧?!水草ウオッチング」(共催:サッポロさとらんどfanコンソーシアム)を行いました。会場はサッポロさとらんどの通称「さとの池」。

申込不要で、合計11人が参加し、木陰で暑さを避けながらゆったりじっくり観察ができました。

さとの池
さとの池

 

今回のメインは池に生えている絶滅危惧種のヒンジモの観察と、ヨシを使ったプラントオパールの観察!

学芸員が胴付き長靴(ウェーダー)に着替えたら、水草ウォッチングスタートの合図。学芸員が池に入って採ってきた水草を囲んで観察しました。水草観察にはちょうど良い時期で、絶滅危惧種ヒンジモやイヌタヌキモの花を観察できました。

ヒンジモについては名前の由来の質問がいくつか出たので、漢字表記「品字藻」を書いてみせつつ、3個体が連なる形を実物観察して「品」という字に見立てたということを納得。

ヒンジモ
ヒンジモの形を解説中

 

また、ガマの穂を横に切ってタネの形を観察したり、触ってサンカクイとフトイの違いを実感したりすると、みなさんから歓声が上がりました。絶滅危惧種だけでなく、普通にたくさん生えている植物にも驚きがいっぱいでした。

ガマ
ガマ

 

水草観察中に貝類(タニシの仲間?)やトンボの幼虫と思われる水中の動物も出てきました。特に子ども達はそちらにも興味津々。たくさんの水草が生えているからこそ、動物たちの隠れ家になっていることも実感しました。

プラントオパールの観察は初の試みで、博物館活動センターから小型の顕微鏡(20倍)を持ち込みました。葉や茎を観察して「粒状でキラキラした部分」を一生懸命探しました。観察前にを見てもらった鉱物のオパールの印象が強かったのもありますが、「これがプラントオパールかな」というところまでは自分で観察できました。(ハッキリと観察したい場合、もっと高倍率の顕微鏡が必要です。)

顕微鏡で観察しているところ
顕微鏡でプラントオパールを観察しているところ

※プラントオパール:イネ科の植物に見られるガラス質の細胞。土の中の珪酸(けいさん)を吸収し細胞にため、細胞をガラス質にすることで、鋭いトゲや丈夫で強い茎を作ることができる。詳しくは、おうちミュージアム「ヒンメリを作ろう!」へ。

※サッポロさとらんど「さとの池」で記録された水草リストは、2023年に学芸員が報告しています。

 

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