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植物観察会の様子と、葉っぱスタンプで作った参加者の作品
2025年7月29日(火曜日)に、月寒公園の自然観察会(2:植物・樹木編)で、当センターの山崎学芸員が講師をしました。
定員20人を超える人数にお集まりいただき、公園内のくつろぎの森、歴史の森、散策の森を巡りながら、樹木を中心に草花もじっくり観察しました。
公園内を流れる望月寒川(もつきさむがわ)沿いには、シラカンバの木々が生えていました。
よく見ると、高さも太さも同様で、光を求めて競争しながら一斉に生え、まるで植えた並木のようになったのではないか、と推測しました。
別の場所でオニグルミの木の葉や若い果実を観察していると、エゾリスが勢いよく枝の上を駆けてきて歓声があがりました。
公園内の小川沿いには、湿った土地を好むつる植物「ガガイモ」がヤマグワの木に巻き付いていました。
花や、でき始めの果実の形、中に入っている種を、皆で観察しました。
月寒公園事務所に戻ってからは、集めた葉っぱで布にスタンプを押しました。葉っぱの大きさ、葉のふちのギザギザ(鋸歯(きょし))、葉の脈の多様さに気づくことができました。
2時間の観察会の最後には、初めてこんなに植物の葉をじっくり観察できた!という感想を頂きました。
博物館活動センターでは、主催や共催でほかにも自然観察会やガイドツアーを行っています。詳しくはセンターホームページのイベント情報でご確認ください。
月寒公園のホームページでも、観察会の様子を紹介しています。ぜひご覧ください。
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