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更新日:2023年2月13日

6.(1)早期に事業を復旧・継続をするための準備

災害発生時に、重点的に復旧・継続させる事業や、代替手段が必要な経営資源について事前に検討し、企業活動が継続できるよう準備を進めましょう。対応の手順や体制づくりについても、関係先や従業員との情報共有を図りましょう。

事前の災害対策と事業継続の準備を

災害時にも企業活動を継続できるよう、事前の災害対策に加え、事業継続のための準備が大切です。自社に起こり得る被害の想定から、必要な事前対策について検討し、従業員との情報共有を図りながら準備を進めましょう。

事業継続の取組とは

事業継続の取組は、従来の防災の観点に加え、以下のような視点から、事前対策を講じるものです。

  • 経営全体の観点から重要業務を選択し、復旧する建物や設備に優先順位をつけて考える。
  • 被災後に活用可能な限られた資源を、有効に投入できる計画を考える。
  • 重要業務を停止できる最大限の期間を想定し、目標復旧時間を決める。
  • 取引先のみならず、製品供給過程で関連する直接取引がない企業にも着目して、相互の影響を考慮して準備を進める。

関係先との情報共有・連携が大切

災害時の対応について関係先と話し合い、連絡方法や連携体制を確認しておきましょう。

 

早期に事業を復旧・継続するための準備フロー図。被害の想定→企業活動への影響を検討→事業を復旧し、継続するための対応を検討し、準備→対応を実施(災害時)


はじめに|1.札幌でも大地震が起こる・・・|2.企業で想定される大きな被害|3.防災協働社会を目指して|4.企業の安全を守る|5.地域の安全に貢献する|6.企業活動を継続する|7.企業全体で高める防災力|8.お役立ち参考資料

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