札幌市ユニバーサル推進本部
札幌市におけるユニバーサル(共生)社会の実現に向けた施策を全庁的に推進するため、札幌市ユニバーサル推進本部を設置しました。
※令和6年11月22日付で本部員の追加及び令和6年度の機構改革に伴う要綱の一部改正を実施いたしました。
札幌市ユニバーサル推進本部設置要綱(令和6年11月22日一部改正)(PDF:119KB)
新旧対照表(PDF:97KB)
第2回札幌市ユニバーサル推進本部会議
開催概要
開催日:令和6年(2024年)12月9日(月曜日)
場所:市役所本庁舎10階市長会議室
資料:会議資料(PDF:2,351KB)
次第
1.本部長(市長)挨拶
2.資料説明
- ユニバーサル関係施策・事業の進捗状況(2023年度実績)
- (仮称)札幌市誰もがつながり合う共生のまちづくり条例(素案・概要版)
3.各局からの情報提供
- 多文化共生施策の推進について(総務局)
- ユニバーサルデザインの推進について(まちづくり政策局)
- 「札幌市バリアフリー基本構想2022」の進捗状況について(まちづくり政策局)
- 男女共同参画の推進について(市民文化局)
- 心のバリアフリーの推進について(保健福祉局)
- ユニバーサルツーリズムの推進について(経済観光局)
- 第2期札幌市教育振興基本計画の推進について(教育委員会)
4.今後の対応(本部長指示)
本部長(市長)挨拶
札幌市は、高齢者人口の増加を始め、価値観の多様化や外国人住民の増加等などといった状況下に置かれており、「差別や偏見がなく、互いにその個性を尊重され、能力を発揮できる、多様性と包摂性が強みとなる社会」、いわゆる共生社会を実現していくことが強く望まれている状況と認識している。
そうした中で、これを進めていくためには、行政のみならず市民・企業と共にオール札幌で取り組んでいかなければならないが、とりわけ行政、市職員自らが率先して取組を進めていくことが重要だと考えており、そうした目的の下、昨年度、この「札幌市ユニバーサル推進本部」を設置した。
昨年度の会議では、私から「1.ユニバーサル関係施策・事業の計画的な実施」「2.関係施策の実施に当たっての多様な意見の聴取」「3.市役所内部における共生社会の実現に向けた意識の醸成」「4.市役所内部の部局間連携や事業者・関係団体との協働による取組の強化」の4点をお願いしたところ。
本日は、各局の取組について報告いただきたいと思うが、各局においては、自らの取組を進めていくことはもとより、他局との事業連携、外部との連携などについてもブラッシュアップしてほしいと思う。
今後の対応(本部長指示)
それぞれの関係施策・事業の進捗は概ね順調であるとの報告であったが、目標とする市民の意識にはギャップがあるため、事業計画の方向性や目標設定が適切なのかといった点も含め、より深掘りをしながら施策を検討していく必要があると認識したところ。そうした中で、次の4点をお願いしたい。
- 関係施策・事業を計画的な推進していくことは当然ながら、目標設定や最終的なゴールをより深掘りし、多様な声に耳を傾けながら、継続的な改善を図ること。
- まち全体としてのバリアフリー化・ユニバーサルデザインという点など、目指す姿の実現に当たっては、面的な広がりをもって改善を図っていく必要があるため、市民・事業者との協働をこれまで以上に意識し取り組むこと。
- 本年4月に改正された「障害者差別解消法」等に関して、まずは市職員が改めてその内容を十分に理解し、どういったことが合理的配慮に必要なのかといったところを共有していかなければいけない。また、市民・事業者の方にも広めていかなければならないため、合理的配慮の提供という点についても広がりを意識して取り組むこと。
- 「(仮称)札幌市誰もがつながり合う共生のまちづくり条例」について、制定に向けて様々な議論があると思うが、全庁一丸となって制定に向けて取り組むこと。

過去の開催内容
第1回札幌市ユニバーサル推進本部会議

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
Copyright © City of Sapporo All rights Reserved.