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地区計画の決定
札幌市時計台・大通沿道と調和が取れた景観の形成、「都心強化先導エリア」、「大通・創世交流拠点」で目指す都心強化に資する高次な都市機能や多様な活動が生まれる空間形成の誘導などにより、札幌市時計台を中心とした魅力ある都市空間を創出するため、「街並み誘導型地区計画」及び「高度利用型地区計画」を提案するもの。
【提案内容】
【位置等】
札幌市中央区北1条西2丁目、北1条西3丁目、大通西3丁目の各一部(面積:約2.3ha)
本提案について、以下の理由により、都市計画の決定が必要と判断いたしました。
【理由】
当地区は、第2次札幌市都市計画マスタープランにおいて都心に位置づけられている場所であり、第2次都心まちづくり計画においては「都心強化先導エリア」及び「大通・創世交流拠点」として位置付けられている。また、当地区の南側に位置する大通は、「はぐくみの軸」として位置付けられており、都心のにぎわいと活力を象徴する機能・空間の誘導や、札幌の象徴的な都市文化や新たな価値をはぐくむ空間の創出などが求められている。
地区の中心に国指定重要文化財である旧札幌農学校演武場(札幌市時計台、以下「時計台」とする。)が位置する当地区は、令和元年に地権者等を中心として「時計台周辺まちづくり勉強会」を発足し、令和2年には、まちづくりの理念や目標を地権者間で共有するため「時計台周辺地区まちづくりガイドライン」を策定した。その中で「時計台の象徴性と大通公園との協調性を高め、憩いと活動を生み出す札幌時計台スクエア」の形成を理念に掲げ、時計台と調和した街並みや時計台を囲むオープンスペースの整備、時計台を中心とした回遊性の向上などに取り組むこととし、地区の魅力と価値の向上に向けて検討を重ねてきた。
これらの動向を踏まえ、提案された内容は、時計台と調和した景観の形成や建築物の低層部のにぎわい演出、都心のにぎわい・活力の創出を図るとともに、関係地権者と連携し、別に定める地区まちづくりルールとの一体的な運用を通じて、時計台周辺ならではの魅力ある都心空間を創出するものである。
本提案は、第2次札幌市都市計画マスタープランや第2次都心まちづくり計画に位置付けられた、都心の土地利用の基本方針や取組の方向性等に適合し、当地区にふさわしい都市機能の集積を図るとともに、札幌を象徴する時計台の周辺地区ならではの魅力ある都心空間を創出するものであることから、提案を踏まえた都市計画の決定が必要であると判断した。
以下の内容について、都市計画の決定を行いました。
地区計画の決定(時計台周辺地区)
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