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手稲本町地区の用途地域の変更
以下の理由から、手稲本町地区の用途地域を近隣商業地域から商業地域へ変更してほしい。
ア再開発方針の整備促進地区に指定されているが、近隣商業地域に指定されているため、日影規制があり、10階建てのマンションが建築できないこと。
イ規制緩和を行うことにより、景気対策、土地の有効利用、まちづくりの促進、商店街の活性化に繋がること。
本提案について、以下の理由により、用途地域の変更は必要のないものと判断しました。
(理由)
・本市では、札幌市都市計画マスタープランにおいてJR手稲駅周辺を「広域交流拠点」として位置付け、計画的な開発による市街地整備や建築物の個別更新をきめ細かく誘導することにより、多くの人々の日常生活を支える機能の集積と地区特性に応じた魅力ある空間創出を図ることとしている。
・今回の提案は、計画的な市街地整備を前提としたものではなく、建築物の個別更新の促進を図るとの趣旨となっているが、当該区域は、戸建住宅が多数立地する安定的な土地利用現況にあり、商業業務地の形成が確実となるような動向も見受けられない状況にあることから、商業業務地としての用途転換や基盤整備が見込まれないまま商業地域への変更を行えば、自動的に日影規制が除外されることも相まって、日照や騒音、交通に関して、現に立地している多数の戸建住宅との間に様々な軋轢が生じることが想定される。
・従って、当該区域においては、引き続き住環境への配慮が必要であり、今回提出された用途地域の変更提案については、これを必要ないものと判断する。
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