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地区計画の変更(東月寒向ヶ丘地区)
【提案理由】
東月寒向ヶ丘地区は、学校法人八紘学園の農地・牧草地や月寒川・ラウネナイ川の河畔林など、市街地に残る貴重な緑が形成されている地区である。
その中で、今回提案する区域は、既に大部分が農地・牧草地としては利用しておらず、また、地下鉄福住駅や南郷13丁目から約1kmに位置する利便性の高い環境にあるが、未利用の状態である。
そこで、未利用を解消するとともに、地下鉄駅に近接する地区にふさわしい土地利用転換を図る必要があると考えている。具体的には、みどりを引き続き保全しつつ、医療系大学、病院及び福祉施設を誘導することで、学生の交流や農業と医療・福祉の連携を図り、幅広い教育環境を創出したい。
ついては、本提案区域において、地区計画の変更に関する都市計画提案を行う。
【提案内容】
地区計画の変更<計画書(PDF:425KB)・計画図(PDF:1,006KB)>
札幌市豊平区月寒東3条11丁目
面積:5.8ha
本提案について、以下の理由により、都市計画の変更が必要と判断いたしました。
よって、提案を踏まえた都市計画の変更を行いました。
【理由】
当地区は、昭和初期に農業専門学校が立地し、これまで学校の運営とともにみどりが保全されてきた地区であり、周辺の市街地や自然環境と調和のとれた良好な土地利用を図るため、平成24年に地区計画を決定している。
提案された内容は、既に大部分が牧草地などの農業用地として利用されていない土地について、地区計画の目標を守りつつ、医療・福祉などの生活利便機能を導入することで、農業教育と連携した機能の複合化を図り、教育機能の増進を実現する土地利用転換を行うことを目的に、地区計画の変更を要望するものである。
本提案は、郊外住宅地としての土地利用の基本枠組みを踏まえつつ、一定の生活利便施設などを誘導し、周辺の居住環境の向上を図ることを意図したものであり、第2次札幌市都市計画マスタープランに位置付けている、郊外住宅地の土地利用の考え方に適合している。
また、土地利用転換が見込まれる地区において、住民の意向なども踏まえながら、土地利用ルールの見直しを図ることは、同都市計画マスタープランにおける、郊外住宅地の良好な居住環境の維持・向上にもつながると考えられることから、提案に基づいた都市計画の変更が必要である。
◆当該地区は、第2次都市計画マスタープランにおいて、「郊外住宅地」として位置付けられております。上記、第2次都市計画マスタープランのP57~P60をご参照ください。
以下の内容について、都市計画の変更を行いました。
地区計画の変更(東月寒向ヶ丘地区):計画書・計画図(PDF:1,869KB)
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