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更新日:2023年5月17日

令和3年

新採用看護職員との交流会~未来の仲間へのメッセージ~

20220329教育担当係長 令和4年度、入職予定の新採用看護職員を対象に、オンラインで情報交換会を開催し、48名の参加がありました。
入職後のイメージがつくように、1年間の看護職員の育成計画、集合研修について教育担当係長が説明しました。
参加者から、先輩看護師への「質問コーナー」では、6年目と4年目の先輩が答えました。
最後に、千葉看護部長から新採用看護職員に向けて、メッセージを送りました。

 

 

 

教育担当係長

4年目看護師 6年目看護師

20220329看護師

 

質問:入職までにやっておいた方が良いことはありますか?

回答:どの診療科にも必要な解剖整理の学習と自分を知ること、自分に合ったストレス発散方法を見つけることが必要です。

 

質問:PNS(パートナシップ・ナーシング・システム)のメリットを教えてください。

回答:わからないことを、すぐに質問することができます。
先輩の技術を学ぶことができます。

 

 

質問:ユニホームのポケットの中身を紹介してください。

回答:看護師のポケットには、ボールペン、ハサミ、マーカーペン、黒マジックが入っています。
また、タイマーは必需品です。夜勤でも使用するので、バイブレーション機能付きが便利です。

20220329ポケット中身

20220329千葉看護部長

千葉 看護部長

 

 

20220329吹き出し

看護部企画「心とからだのリフレッシュタイム」

 令和3年度新採用看護職員を対象に、日々の業務から離れリフレッシュしてほしいと願い、企画しました。

PART1:ブレイン体操でリラックス

簡単な体操をした後は、頭がすっきりして、体がポカポカになりました。
講師からは、1分でできる体操を教えていただきました。

20220124看護部1

20220124看護部2

PART2:新採用看護師がホームページを見てくれた「あなた」に伝える「#市立札幌病院」

市立札幌病院で一緒に働きたいと考えている方に向けて、メッセージを考えました。

20220124看護部3

20220124看護部4

看護師が日常使う必須アイテムや、夜勤前後の過ごし方について紹介してくれました。

20220124看護部5

20220124看護部6

PART3:エンターテインメントショー

日本生命保険相互会社 札幌支社長 松平好治様「Mr.マツダイラ」にマジックショーを披露していただきました。

たくさんの「笑い」と「感動」をありがとうございました。

20220124看護部7

 

 

 

20220124看護部11

20220124看護部8

 

 

20220124看護部12

20220124看護部9

 

 

20220124看護部13

 

20220124看護部10

 

20220124看護部14

参加者から、聞かれた感想を抜粋しています。

  • マジックショーという企画に最初は驚きましたが、仕事を忘れることができた時間でした!
  • みんなで笑えて楽しかったです。
  • 手品をみたことがなかったので面白かったです!ありがとうございました。
  • マジック感動しました!!(涙)リフレッシュになりました。また頑張っていきたいです。

「こころとからだのリフレッシュタイム」を終えて、明日からも、みんなで一緒に頑張ろう!!と気持ちが一丸となりました。

第5波到来 ~コロナ禍における心の通う看護~

市立札幌病院では、2020年1月27日から2021年7月末までに新型コロナウイルス感染症の患者さん約1300人を受け入れています。第4波では、これまでと比べ年齢が若く、病状が重い患者さんが増加し、5月中旬には、新型コロナウイルス感染症専用病棟は救命救急センターを含め100床、看護師は240名で対応しました。

感染症専用病棟では自分自身の感染を予防することが重要で、ケアには非常に強い緊張を伴います。防護服は大変暑く、ケアを担うスタッフには心身の疲労がみられています。また、新型コロナウイルス感染症専用病棟への人員調整のため、その他の一般病床数は通常の4割弱で対応するなど、一般診療は制限せざるを得ない状況です。誰もが「自分のやりたい看護とは」「今の看護が最良なのか」と、日々、悩み、葛藤しながらコロナ禍の看護と向き合っています。

罫線

現場の看護職員に「コロナ禍における心の通う看護」について伺いました。

1階外来 がん放射線療法看護認定看護師 木津 陽子

がん治療における放射線治療は、通院治療できるというメリットがあり、治療法として希望する患者さんが多くいます。患者さんは『がんを治したい』という強い意志があり、治療を予定通りに終えることを目指します。放射線治療室の看護師は、患者さんの思いを受け止めながら、予定された治療を最後まで安全・安楽に受けられるよう支援したいと考えています。

放射線治療では数週間~数か月、ほぼ毎日通院が必要となるため、コロナ禍での通院には「通院で治療するのは、感染を考えると怖い」「通院中に感染してしまうのではないか」という不安が伴います。看護師は患者さんの体調変化や思いに気が付けるよう、体調を確認し、治療や生活で気がかりなことはないか声を掛け、いつでも相談して欲しいと伝えています。また、自宅でも安心して過ごすことができるように、治療による副作用症状のケアについて、自宅で行える方法を患者さんと一緒に考えます。患者さんから「工夫して効果があった」「相談してよかった」などの言葉や、治療最終日には「無事に終わった、ありがとう」と感謝の言葉をかけていただき、患者さんの支援をできた事を嬉しく感じます。

これからも新型コロナウイルス感染症の影響が続くことが考えられますが、放射線治療を受ける患者さんが安心して治療を続けられるように寄り添い、支援をしていきます。

 

放射線科外来にて

放射線科外来で副作用のケアについてお話をしています。

オンライン面会の様子

携帯電話を使用してオンライン面会をしています。
患者さんもご家族も笑顔です。

 

5階西病棟 がん化学療法看護認定看護師 大西 亜沙美

5階西病棟の患者さんは、治療のため長期間の入院を必要とする場合があります。慣れない環境での入院生活では、安らげる家族の存在はとても重要です。現在、当院は感染対策のため原則面会禁止です。患者さんが心を許し、くつろげるご家族との大切な時間を持つことが難しい状況で、ご家族も患者さんの様子をとても心配されています。

病棟ではオンライン面会の実施や、患者さんの携帯電話で撮影したリハビリを頑張っている姿を送信するなど、患者さんとスタッフで相談しながら少しでも様子が伝わるように工夫をしています。ご家族が荷物を病院に持ってきた際などに看護師が患者さんの様子を伝えますが、ご家族の不安な思いに触れることも多く、直接会っていただけないことへのもどかしさを感じます。

お看取りが近い病状になった場合は、患者さんとご家族が直接会ってお話ができるように調整します。院内の感染対策のルールを遵守した短時間となるため、もっと多くの時間を一緒に過ごしていただければ、と、もどかしい気持ちはありますが、今できる看護を精いっぱい提供したいと思います。

現在は多床室内のカーテンを閉めるため、患者さん同士のコミュニケーションも少なくなりました。以前は患者さん同士で励ましあうことで闘病意欲が高まることがあり、人同士のふれあいの大切さを再認識しています。

今まで以上にコミュケーションを大切にしながら、患者さんとご家族の気持ちに寄り添い、安心していただけるような看護を提供できるように努力したいと思います。

6階西病棟 がん看護専門看護師  渡部 有希

私が勤務する感染症病棟では、予期せぬ感染や急に出現した様々な身体の症状に不安を抱えた患者さんが入院します。スタッフ皆で協力し、患者さんが安心して治療に臨み、安楽に療養できるように看護を行っています。

感染症病棟では私たち自身が感染しないことが第一優先となります。そのため通常の状況とは異なり、ベッドサイドでゆっくり時間をとって患者さんとお話しすることは難しく、これまで大切にしてきた当たり前のケアを行うことができないもどかしさがあります。そのひとつが患者さんの看取りのケアです。感染症病棟ではオンラインでの面会はできますが、患者さんと家族がお互いに対面することや触れあうことができずに、最期の時間をむかえます。患者さんと家族が望む最期の時間の過ごし方を整えることができない現状は、私たち看護師にとって、とてもつらいことです。対面できない状況で家族を失うことへの悲しみに寄り添うことが十分にできていないのではないか、患者さん、家族の思いに寄り添った看護が提供できているのか、ジレンマを感じます。

1年間感染症病棟チームとして、試行錯誤し一緒に働いてきた看護チームの団結力は強いものとなりました。自分たちの安全も守りながら、患者さんとその家族に今できる最善はなにかを考え続け、心の通う看護を提供していきたいと考えます。

 

自己紹介1

自己紹介2

自己紹介で一致団結‼
チーム力を高めます。

 

体位交換

6名で力を合わせ合わせ、
患者さんの体位を整えています

ICUダイアリー

「ICUダイアリー」
ご家族に治療の様子をお伝えします

 

救命救急センター 救急看護認定看護師 源本 尚美

当院でコロナ患者さんの受け入れが開始となり、1年以上が経過しました。病院では感染拡大防止のため面会が禁止となり、患者さんとそのご家族・ご友人等が会えない状況になりました。

そのような状況の中、救命救急センターでは『コロナ禍だからできない』ではなく、どうしたら患者さんやご家族の望むケアができるのかを看護師全員で考え、オンライン面会やICUダイアリー(ICU入院中の様子について知ることができるように、写真などを添えた日記のこと)、定期的な電話連絡などの取り組みを行いました。患者さんやご家族にとって会えない状況は大変辛いことだと思います。物理的な距離を縮めることは困難であっても、私たち看護師が間に立って思いをつなぐお手伝いができれば・・・と考えながらケアをしてきました。

救命救急センターに入院する患者さんは、生命の危機的状況にあり、多くの医療機器や点滴が必要になります。私たち救命救急センターの看護師にとって、それは日常的な光景ですが、その様子を見たご家族は衝撃を受けることもしばしばあります。現在取り組んでいるオンライン面会など、自分達が良いと思って行った行動であっても、それが患者さんやご家族が望んでいることとは限りません。看護師の自己満足とならないように、相手の思いや反応を確認しながら、当院看護部の理念である『心の通う看護』について考え、実践していきたいと思っています。

8月中旬から再び患者さんが増加しており、新型コロナウイルス感染症への対応はまだまだ続くことが予測されます。
自分たちの健康管理に留意しながら、看護職員みんなで力を合わせ「科学する眼」「確かな技術」で心の通う看護の提供に努め、この未曽有の危機を乗り越えていきたいと思います。

令和3年9月
市立札幌病院 看護部

 

患者と家族を支える  ーコロナ禍における看護の展望ー

令和3年5月29日(土曜日)

市立札幌病院 看護連携プロジェクト オンライン交流会を開催しました

 テーマ

  患者と家族を支える    ーコロナ禍における看護の展望ー

 

地域の医療機関、介護施設、訪問看護ステーション44施設から100名を超える看護職の参加がありました。当院、連携病院、介護保健施設それぞれの看護職からの発表があり、訪問看護ステーションの方とのディスカッション等、コロナ禍における患者、家族を支える看護を試行錯誤しながら取り組んでいる様子や今後の課題を共有しました。参加者からは「超急性期病院から、後方支援病院、そして老健の面会制限がある中での工夫に心を打たれました」「写真で実際どのようなケアをしているのかを見ることができ、イメージがつきやすかった」「初めてのZoomによる交流会でしたが、他施設のコロナ対応や出来る限りの工夫を知ることができました」「できないではなくて、できる方法を模索される姿に看護師の底力を感じた交流会でした」など感想が寄せられました。また、9割以上の方が今後の交流会の継続を希望されており、地域の医療機関や施設との連携に向けた今後の交流会等の開催を検討していきたいと思います。

オンライン交流会

看護課の春~2021~

3月30日
令和2年度 新採用看護職員42名の名札交換式(若葉マークを外して先輩と同じ名札になります)を行いました。
一年間で大きく成長した姿は、感慨深いものがあります。
各部署では、1年間の振り返りや先輩からのメッセージなど工夫を凝らした演出で2年目を迎える新採用看護職員を激励しました。
看護課の春2021-01 
看護課の春2021-02

3月31日
6名の定年退職の方に辞令交付がありました。
長年にわたり市立札幌病院の看護に貢献された方々に感謝の気持ちを込め、第二の人生の門出をお祝いしました。

4月1日
令和3年度のスタートです。
71名の新採用看護職員を迎え、みなさん、緊張の面持ちで辞令交付式に臨みました。
看護課の春2021-03

4月2日
密を避ける工夫をしながら、「新採用看護職員研修」が開始となりました。
看護課の春2021-04

看護課の春2021-05
「院内教育」内「院内研修が終了しました」のコーナーもぜひご覧ください。

4月5日
各部署の管理者と対面式を行い、初めて配属部署の看護師長や先輩と顔を合わせました。
看護課の春2021-06

4月6日
「看護技術研修」が始まりました。フレッシュパートナーサポート委員の先輩が丁寧に指導しています。
看護課の春2021-07

4月7日
「新採用看護職員臨床研修」が始まりました。看護師として初めての現場で頑張っています。
(「新採用看護職員臨床研修」の概要は「院内教育」内「院内研修(看護職員対象)」のコーナーをご参照ください。)
看護課の春2021-08
洗髪の打ち合わせをしています。

カンファレンスに参加しています。
看護課の春2021-09 

令和3年度 看護部管理室のメンバーです
看護課の春2021-10

どうぞよろしくお願いいたします。

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市立札幌病院 

〒060-8604 札幌市中央区北11条西13丁目1-1

電話番号:011-726-2211

ファクス番号:011-726-7912