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「ポリファーマシー」とは、多くの薬を服用しているために、副作用を起こしたり、きちんと薬が飲めなくなったりしている状態をいいます。単に服用する薬の数が多いことではありません。
薬の中には組み合わせに注意が必要なものがあります。
残念ながら、現状は服薬に関する情報共有が十分ではないため、これらの処方をすべて防止することは難しい状況です。
したがって、一つのお薬手帳を必ず持参・提示するなど、ご自身で注意することが必要です。
処方薬をひとつの薬局でまとめることで、同じ効果の薬や飲み合わせが悪い薬の服用を防ぐことができます。
薬の履歴を1冊のお薬手帳にまとめることで、安全な薬の処方に繋がります。
お薬手帳が何冊もあると、飲んでいる薬のチェックが難しくなり、同じ薬を二重に処方してしまうなどの恐れもありますので、ぜひ1冊にまとめてご活用ください。
複数の医療機関などで多くの薬を処方されている方に対し、処方された薬の情報を記載した「お薬相談通知書」をお送りすることがあります。
届きましたら、内容をご確認のうえ、通知書とお薬手帳を持って、かかりつけ医あるいはかかりつけ薬局にご相談ください。
また、通知書の内容を説明するため、札幌市が委託した業者からお電話をすることもあります。
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ジェネリック医薬品の普及などにより、医療保険財政の改善や医療保険制度の安定的な運営につながります。
詳しくは「ジェネリック医薬品」に切り替えませんか?のページをご覧ください。
最近注目されている「セルフメディケーション」という言葉をご存じですか?
セルフメディケーションとは、‟自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること″とWHO世界保健機関は定義しています。
軽度の身体の不調の手当には、OTC医薬品(薬局やドラッグストアで、処方箋なしで買える市販薬)を上手に活用してみましょう。
特定のOTC医薬品を年間12,000円を超えて購入した際に、確定申告により所得税の控除を受ける制度があります。
長期にわたり変更なく飲み続けているお薬について、症状が安定しているとき、医師の診察を受けずに受け取ることができる「リフィル処方箋」というしくみがあります。
リフィル処方箋の発行は、かかりつけ医が患者の皆さんの健康状況を十分考えた上で可能と判断した場合に限られます。詳しいことはかかりつけ医にご相談ください。
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