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更新日:2025年8月22日

 

札幌市における主な感染症の発生動向

2025年第33週(8月11日~8月17日)のデータを掲載しました。

当ページは厚生労働省等の感染症発生動向調査の公表日程等を踏まえ毎週金曜日午後に更新しています。速報値のため後日訂正される場合がありますのでご了承をお願いいたします。 

札幌市保健所「札幌市における感染症の発生状況(学級閉鎖・集団感染を含む)」はこちら

今週の概要(週報告)

●全数把握対象の感染症 (週報告)    次の報告がありました。(件)

【2類感染症】結核6

【3類感染症】腸管出血性大腸菌感染症2

【4類感染症】E型肝炎1

【5類感染症】劇症型溶血性レンサ球菌感染症1、梅毒2,百日咳22

 梅毒2023年は過去最多となる469件の報告があり、2024年は349件、2025年は現在211件です。検査について 患者報告数

    百日咳2024年は203件の報告があり、2025年は現在501件となっています。百日咳について 患者報告数

報告一覧はこちらから 全数把握対象感染症のページへ

 

●定点把握対象の感染症(週報告)  

〇定点当たり患者報告数が、2以上★ 、  注意報★★、 警報レベル★★★の疾患 (注意報・警報レベル

      疾病名               

31週

32週

33週          

伝染性紅斑★★★

2.16

1.97

1.44

警報開始2、警報終息1

感染性胃腸炎★

4.32

5.10

2.30

警報開始20、警報終息12

手足口病★

2.58

3.28

2.56

警報開始5,警報終息2

ヘルパンギーナ★

3.06

3.03

2.11

警報開始6,警報終息2

新型コロナウイルス感染症★

2.74

2.90

3.61

 (急性呼吸器感染症(ARI)の定点当たり患者報告数は、31週35.79、32週34.49、33週28.68です。) 

疾患毎の報告数・グラフ

定点区分 疾患名 備考

急性呼吸器感染症定点(ARI定点) 

(定点数:44)

急性呼吸器感染症(ARI)               

インフルエンザ 

・★新型コロナウイルス感染症(COVID-19)

                                                            

小児科定点

(定点数:32)

咽頭結膜熱 

・★A群溶血性レンサ球菌咽頭炎

・★感染性胃腸炎

水痘      

・★手足口病

・★★★伝染性紅斑

突発性発しん

・★ヘルパンギーナ

流行性耳下腺炎 

RSウイルス感染症 

 ※各小児科疾患ページのコメントは過去の年齢別患者報告割合のデータ等をもとに作成しています。

眼科定点

(定点数:12)

急性出血性結膜炎

流行性角結膜炎

 

基幹定点

(定点数:1)

週報告数 (マイコプラズマ肺炎・クラミジア肺炎(オウム病を除く)・細菌性髄膜炎・無菌性髄膜炎)

マイコプラズマ肺炎について

 定点把握の感染症(月報告)(7月分)

・基幹定点(定点数:1)月別報告数一覧表

  メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症・薬剤耐性緑膿菌感染症・ペニシリン耐性肺炎球菌感染症・薬剤耐性アシネトバクター感染症

・性感染症定点(定点数:14)月別報告数一覧表

  性器クラミジア感染症・性器ヘルペス感染症・尖圭コンジローマ・淋菌感染症

 

 ウイルスの検出状況

 病原体定点医療機関で採取された咽頭ぬぐい液等の試料から分離されたウイルスの検出状況を掲載しています。

インフルエンザウイルス   2024/2025シーズン(グラフ)   過去のデータ 

流行時期に合わせ、毎年、第36週から翌年の第35週までの1年間をインフルエンザシーズンとしています。札幌市の2024/2025シーズンは、現在、AH1 pdm09型14検体、AH3型3検体、B Victoria型3検体が検出されています。

採取週別のウイルスの検出状況      2025年:PDF(PDF:26KB)CSV(CSV:10KB)    過去のデータ

  病原体定点医療機関で採取された試料から分離されたインフルエンザウイルス・アデノウイルス・エコーウイルス等の採取週別の検出状況を掲載しています。表中、単純ヘルペスウイルスはHSV、パラインフルエンザウイルスはPARAINFと略して記載しています。                                           ページの先頭へ戻る

 その他

 ・微生物の電子顕微鏡写真  ・ インフルエンザウイルス電子顕微鏡写真(JPG:41KB)

 ・医療機関向け検査情報 (報告集)

 ・ 感染症発生動向調査とは(詳しくはこちらへ)  感染症発生動向調査は、感染症法に基づく調査です。対象となる感染症には、「全数把握対象の感染症」と「定点把握対象の感染症(週報告・月報告)」があります。「定点」とは、感染症法第14条に基づいて指定された医療機関のことを指しています。(「定点医療機関」とも言う。)例としてインフルエンザは、「定点把握対象の感染症(週報告)」です。毎週、各「定点」から患者数が報告されます。そして「定点当たりの報告数」(※)により、インフルエンザの流行状況を把握しています。(※)「定点当たりの報告数」=「各定点から報告された患者数の合計 ÷ 定点の数」 

・「札幌市の主な感染症の発生動向」へのリンクは自由です。このトップページへのリンクをお願いします。

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