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マイコプラズマ肺炎は、マイコプラズマ・ニューモニエという微生物の感染により発症する疾患です。2~3週間の潜伏期間の後、発熱や倦怠感などの症状で発症、咳(当初は乾性)が長く続く特徴があります。主要な感染経路は、病原体を感染者の咳で生じた飛沫やのどなどの分泌物がついた手指を介して、口などから取り込むことです。予防には、手洗いやうがいの励行と、患者との濃厚な接触を避けることが大切です。病気の詳細は、リンク先の国立感染症研究所からの情報をご覧ください。
第40週は、マイコプラズマ肺炎の患者報告が5件ありました。2019年から2024年(最新週)までの年別、週別患者報告数は下記のとおりです。
※基幹定点医療機関:マイコプラズマ肺炎やクラミジア肺炎等の患者情報を収集するために定められた定点で、小児科医療と内科医療を提供している患者を300人以上収容する病院から、2次医療圏域毎に1ケ所以上選定されています。対象疾患の詳細はリンク先の情報をご覧ください。(札幌市の基幹定点数:1)
◎年別患者報告数
年 |
2019年 |
2020年 |
2021年 |
2022年 |
2023年 | 2024年※ |
---|---|---|---|---|---|---|
全国 |
6070 |
3518 |
666 |
389 |
1073 | 9650 |
北海道 |
737 |
223 |
40 |
32 |
46 |
276 |
札幌市 |
16 |
15 |
2 |
5 |
3 | 25 |
※最新週現在の速報値です。速報のため、後日数値が訂正される場合があります。
◎札幌市の年別患者報告数
2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
週 |
患者報告数 |
週 |
患者報告数 |
週 |
患者報告数 |
週 |
患者報告数 |
週 | 患者報告数 | 週 | 患者報告数 |
12 | 1 | 1 | 1 | 26 | 1 | 11 | 1 | 14 | 1 | 19 | 1 |
19 | 1 | 2 | 2 | 41 | 1 | 19 | 1 | 24 | 2 | 30 | 1 |
21 | 1 | 9 | 1 | 24 | 1 | 31 | 1 | ||||
32 | 1 | 24 | 1 | 32 | 1 | 32 | 3 | ||||
33 | 1 | 25 | 1 | 50 | 1 | 33 | 1 | ||||
34 | 1 | 31 | 1 | 34 | 2 | ||||||
36 | 1 | 32 | 1 | 35 | 3 | ||||||
37 | 1 | 42 | 2 | 36 | 1 | ||||||
38 | 1 | 44 | 1 | 37 | 3 | ||||||
39 | 1 | 45 | 2 | 38 | 2 | ||||||
40 | 1 | 48 | 1 | 39 | 2 | ||||||
41 | 1 | 49 | 1 | 40 | 5 | ||||||
43 | 2 | ||||||||||
44 | 1 | ||||||||||
48 | 1 | ||||||||||
年計 | 16 | 年計 | 15 | 年計 | 2 | 年計 | 5 | 年計 | 3 | 年計 | 25 |
※最新週現在の速報値です。速報のため、後日数値が訂正される場合があります。
マイコプラズマ肺炎は、基幹定点把握対象疾患です。そこで、基幹定点医療機関の管理者は、当該医療機関の医師が届出基準に合致するマイコプラズマ肺炎患者を診断した場合、週単位で集計し、翌週の月曜日に保健所へ届出する必要があります。届出基準及び届出様式については、リンク先の厚生労働省ホームページ掲載の届出基準等の情報をご覧ください。
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