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更新日:2020年8月6日

札幌駅前通北街区

都市計画法に基づく都市計画の提案及び判断等について(要旨)

1.都市計画の提案内容

(1)都市計画の種類等

地区計画の変更(札幌駅前通北街区)

(2)提案理由等

【提案理由】

札幌駅前通北街区は、札幌市の「第2次都心まちづくり計画」(2016年)において、高機能オフィス環境の整備やエネルギーネットワークの形成等により国内外からヒト・モノ・投資を呼び込み、北海道・札幌の経済発展をけん引する都心まちづくりを先導する「都心強化先導エリア」として位置づけられた。また、札幌駅前通は、都心のにぎわい・活力を象徴する沿道の機能・空間の再編と、都心強化と連動する軸双方向の起点からの高質化を展開する「にぎわいの軸」として位置付けられている。

札幌駅前通北街区は、2008年に札幌駅前通地下歩行空間や地上部の整備を契機に、沿道のビルの建替えを通じて回遊性のある魅力的なまちづくりを進めていくために、地権者から地区計画提案をした。

それ以降、さらに国内外に対して魅力ある商業、業務、文化を発信する地区としていくために、札幌駅前通協議会では今後のまちづくりのあり方を示す「札幌駅前通地区まちづくりビジョン」を策定(2019年)した。一方、札幌市では、都心まちづくりの指針となる「第2次都心まちづくり計画」などを策定し、これらに基づく都心まちづくりに資する良好な民間都市開発を誘導するため、「都心における開発誘導方針」を定めた(2018年)。この方針では、容積率の緩和等に関する土地利用計画制度等の運用の考え方が明示されており、容積率の緩和等にあたっては、これまでの公開空地の整備の評価に加えて、高機能オフィスやハイグレードホテルといった機能の導入なども新たに評価することが示されている。また、高度利用型地区計画により容積率の緩和を行う場合、緩和後の容積率の上限は、原則、指定容積率の1.5倍(札幌駅前通北街区地区計画においては1200%)までとすることが併せて示されている。

このような動向を踏まえ、将来のまちづくりに向け、都心のまちづくりに資する各種取組を促進し、札幌のメインストリートとして魅力ある都心空間を創出するため、地区計画の変更を提案した。

【提案内容】

地区計画の変更<計画書(PDF:161KB)計画図(PDF:2,405KB)>

(3)提案の位置、区域、面積

札幌市中央区大通西4丁目、北1条西3丁目、北1条西4丁目、北2条西3丁目、北2条西4丁目、北3条西3丁目、北3条西4丁目、北4条西3丁目及び北4条西4丁目の各一部

位置図・区域図(PDF:1,951KB)

面積:7.3ha

2.札幌市の判断、理由

(1)判断及び理由

本提案について、以下の理由により、都市計画の変更が必要と判断いたしました。

よって、提案を踏まえた都市計画の変更を行いました。

【理由】

提案された内容は、本市が示している新たな容積率の緩和の対象項目を導入することにより、都心のまちづくりに資する各種取組を促進し、札幌のメインストリートとして魅力ある都心空間を創出するものである。

本提案は、第2次札幌市都市計画マスタープラン第2次都心まちづくり計画に位置付けられた、都心の土地利用の基本方針や取組の方向性等に適合し、都心にふさわしい都市機能の集積を図るとともに、札幌のメインストリートとして魅力ある都心空間を創出するものであることから、提案を踏まえた都市計画の変更が必要であると判断した。

◆当該地区は、第2次都市計画マスタープランにおいて、「都心」として位置付けられております。上記、第2次都市計画マスタープランのP61~P66をご参照ください。

(2)変更した都市計画の内容

以下の内容について、都市計画の変更を行いました。

地区計画の変更(札幌駅前通北街区):計画書・計画図(PDF:1,036KB)

 

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