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地区計画の決定(札幌駅前通北街区)
【提案理由】
札幌駅前通においては、地下歩行空間の整備、地上部の再整備に合わせ、札幌駅周辺と大通以南の2つの商業核の連携を強め、都心の活性化につなげていく必要があり、そのために、土地利用の高度化を図るとともに、歩行者にとってにぎわいを感じる魅力的な機能と景観を有する質の高い市街地を形成することを目標として提案するものである。
【提案内容】
地区計画の決定<計画書(PDF:526KB)、計画図(PDF:347KB)>
札幌駅前通北街区
札幌市中央区大通西4丁目、北1条西3丁目、北1条西4丁目、北2条西3丁目、北2条西4丁目、北3条西3丁目、北3条西4丁目、北4条西3丁目及び北4条西4丁目の各一部
本提案について、以下の理由により、都市計画の決定が必要と判断いたしました。
(理由)
ア当地区は、都市計画マスタープランにおいて、「都心」に位置づけられており、中枢管理機能、商業機能、娯楽機能などのこれまで高度に集積されてきた機能に加え、芸術文化機能、高度情報機能、集客交流機能などのより高度な都市機能の集積を図ることとしていること。
※上記、都市計画マスタープランをクリックして、p46を参照して下さい。
イ当地区は「都心まちづくり計画」において「にぎわいの軸(駅前通)」に位置づけられており、目抜き通りとしてのにぎわい、多様性、美しさの創出や、都心の楽しさを味わいながら歩くことができるストーリー性のある通りの形成を目標に掲げていること。
※上記、都心まちづくり計画をクリックして、p17を参照して下さい。
ウ当地区は、「緑を感じる都心の街並み形成計画」において、地上と地下それぞれの魅力があいまって、にぎわいを創出するメインストリートへ誘導することしていること。
※上記、緑を感じる都心の街並み形成計画をクリックして、p15を参照して下さい。
エ本提案は、平成17年(2005年)10月に、札幌駅前通沿道の関係権利者を中心として発足した「札幌駅前通協議会」において検討されてきた札幌駅前通沿道の街並みのあり方を実現するため、地区計画により、札幌のメインストリートとして魅力ある都心空間を創出することを目標として、建築物の用途の制限、容積率の最高限度、高さの最高限度、壁面の位置の制限、形態又は意匠の制限などを定めるものである。
この取り組みは、都市計画マスタープランの都市づくりの力点の一つである「都心の再生・再構築」の取り組みの方向として掲げられている「きめ細やかなまちづくり指針の策定」と「規制緩和を含めた土地利用計画制度による目標実現の担保」を具現化したものである。今後このような活動を都心の骨格軸や交流拠点の周辺へ連鎖的に展開していくことが、都心全体の魅力を向上することにつながると考えられること。
※上記、都市計画マスタープランをクリックして、p80を参照して下さい。
以上のとおり、本提案は、都市計画マスタープランやその他の上位計画の考え方に適合し、にぎわいを呼ぶ沿道機能の導入や重層的な歩行者ネットワークの形成などにより、都心の中心部の骨格軸の形成を図り、都心の魅力を高めるものであること。
以下の内容について、都市計画の決定を行った。
地区計画(札幌駅前通北街区)計画書のとおり(PDF:246KB)、計画図のとおり(PDF:681KB)
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