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平和に関する教育については、各学校において、学習指導要領を踏まえながら、社会科などの教科等で実践し、児童生徒に平和で民主的な国家・社会の形成者として必要な資質の基礎を養ってきました。しかしながら、戦後72年を経過し、戦争を体験された方が若い世代へ伝える機会が少なくなるなど、戦争のことは遠い記憶として忘れがちになっていることから、日本国憲法や「札幌市平和都市宣言」の趣旨を踏まえ、体験的な活動等を通して、平和の尊さや戦争の悲惨さ及び平和な国際社会の実現を目指す取組などについての理解を図るとともに、自らの考えを深めるなど、平和な社会の形成に参画する資質や態度を育成することが求められています。
「札幌市平和のつどい」は、市内の小学5,6年生及び中学生対象の「平和へのメッセージ」受賞者の表彰式や広島などを訪問して平和について学ぶ「札幌市平和訪問団」の報告、被爆体験者や被爆体験講話者の講演などを通して、「平和な世界の実現のため、自分たちにできること」について考えることで、児童生徒に平和な世界を目指す意志を育むとともに、平和都市札幌の担い手となる資質の基礎を培うことを目的として実施しています。
【開催日時】令和元年(2019年)8月15日
【会場】札幌駅前通地下歩行空間北3条交差点広場
【主催】
・札幌市市民文化局地域振興部区政課
・札幌市教育委員会
【内容】
○HBC少年少女合唱団の合唱(「さとうきび畑」「島唄」)によるオープニング
○令和元年度「平和へのメッセージ」表彰式(優秀賞及び入選)
〈令和元年度優秀賞受賞者〉
・久野 天音(幌西小学校6年)
・金谷 大夢(真駒内桜山小学校6年)
・シギジナ アナスタシア(厚別南中学校1年)
・鈴木 千尋(真駒内中学校3年)
○令和元年度「札幌市平和訪問団」派遣報告会(沖縄県訪問)
○被爆体験伝承者講話(委嘱被爆体験伝承者 東野 真里子 氏)
○平和を願うメッセージコンサート(enets〔エネッツ〕)