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インターネットにより、私たちの日常生活は大きく変化してきています。これからは情報化がますます進み、インターネットは、社会の中で大事な役割を担っていきます。インターネットを楽しく有効に活用していくためにも、インターネットの特性や危険性について十分理解するとともに、ネットワーク上のマナーやルールを身に付けていきましょう。
○Webページ
個人や企業、学校など、誰もが情報を発信できます。そして、誰もがいつでも多くの情報を得ることができます。
○電子メール
世界中の人たちと手軽にすばやく意見交換ができます。
○掲示板やチャットによる会話ができます
インターネット上のコミュニケーションとして、自由に情報交換(掲示板)やリアルタイムに文字で会話(チャット)ができます。
○オンラインショッピング
お店に行かず、コンピュータ上にあるサイトで様々な商品を購入することができます。
○その他にできること
キップの予約、時刻表や乗り換え案内、地図、オークション、辞書等々いろいろな内容のWebページが無料で利用できます。
インターネットを利用して情報を発信すると、一瞬にして世界中に広がってしまいます。ですから、情報を確かめたり見直したりした上で正しい内容のものを発信して人に迷惑をかけることがないようにしましょう。
インターネット上では、相手の顔が見えません。でも、実はコンピュータの向こう側には知らない相手の人がいます。インターネットを利用するときには、見えない相手の人を思いやる気持ちをもち、Webページを見たり、電子メールを送るなどしましょう。
インターネットを気持ちよく利用するには、毎日の生活と同じようにネット上のマナーやルールを忘れてはいけません。発進する内容については、自分でも責任をもてるものにとどめましょう。
○安易に自分や他人の写真や住所、電話番号などは発信しないようにしましょう。
個人が特定される情報を悪意のある第3者が入手した場合、悪用される危険があります。
○勝手に雑誌などの文章や写真、キャラクターを掲載しないようにしましょう。
文化的な創造物は著作権保護の対象であり、勝手に自分のウェブページに利用することはできません。個人で楽しむ以外に、使わないようにしましょう。
○メールは、目の前に人がいると思って利用しましょう。
電子メールの場合、受け取る相手が見えないため、表現がエスカレートしトラブルに発展する危険があります。
○掲示板やチャットではうその情報を流したり、誤解を与えたりしないようにしましょう。
ハンドルネームで情報発信しても、情報発信者は特定されます。責任をもった情報の発信が必要です。
○トラブルに巻き込まれたときには、すぐに保護者や担当の先生等に報告し、相談しましょう。
コンピュータやネットデータに関する高度な技術的知識が必要な問題や、刑法、民法などの知識が必要になる問題、または人権に関わるような問題が起きた場合には専門家の力を借りなければなりません。
○法務局人権擁護部
電話011-709-2311(内線2205)
○北海道警察相談センター
電話011-241-9110
○携帯電話の危険をしっかり知るようにしましょう。
携帯電話でもインターネットや電子メールができますが、「チャット」「チェーンメール」「出会い系サイト」などによるトラブルが多くなっています。「出会い系サイト」は、決して利用しないようにしましょう。
顔の知らない相手からの呼び出しにおもしろ半分に応じて事件に巻き込まれることもあります。携帯電話利用の約束を保護者としっかり行ってから使うようにしましょう。
○コンピュータウィルスに注意しましょう。
フロッピィディスクや電子メールにまぎれ込んで送られ、プログラムやデータが破壊されます。知らない人からの電子メールなどは開かないようにしましょう。また、ウイルス駆除ソフトを導入して対策を取るようにしましょう。
○ユーザIDやパスワードは他人に教えないようにしましょう。
ユーザIDとパスワードは、ネットワークの正当な利用者であることを認証するためのものですから、気軽に他人に知らせたり貸したりしないようにしましょう。
○情報を正しく判断するようにしましょう。
ネット上には、有害情報と言われるものや誤った情報など様々な情報があることをしっかりと理解しましょう。自分自身で情報を正しく判断し見極める力を身に付けましょう。
○ネット中毒にならないよう心身の健康に気をつけましょう。
インターネットゲームのようなバーチャルな世界にのめり込みすぎると、仮想と現実との区別が付かなくなったり、心身の健康を損なったりすることがあります。適度な利用に努めましょう。インターネットに触れて学ぶことも大切ですが、実際に友人と話し合ったり、自然体験等もたくさん積むよう努めましょう。
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