ホーム > 教育・文化・スポーツ > 学校・幼稚園・教育 > 教育についての取組・計画 > 教職員等の募集・採用など > 学校現場の働き方 > 先輩職員の声 > 先輩教員の声(小学校教諭1)
ここから本文です。
小学校教諭 齊藤さん
(令和4年4月採用)
※令和6年度時点の情報です。
大学3年生の時、地元である秋田に戻って働くか、札幌で働くかかなり迷いました。
自分なりに考えた結果、札幌市の掲げている「課題探究的な学習」と「問題解決の授業づくり」について、学生時代から強く興味を持っていたことから、「札幌で先生になろう」と決意しました。
毎日の授業の中で、子どもたちがねらいにたどり着いた瞬間にやりがいを強く感じます。
例えば、「小数のわり算」の数直線と式を結び付けながら思考する場面では、私が数直線を指さして「3.6÷1.2なんて見えないよ?」と発問すると、「いや、あるよ!」と矢印を示して説明しようとする子が何人も出てきたときのように、「子どもたちが自らの力によって問題を解決した喜び」を持たせるにはどうしたらよいか考え、工夫して授業を構築し、ねらい通りに子どもの思考が流れると、とても楽しいです。
教育資源が豊富にあることです。特に「人」については、200万人近い人口のみならず、様々な地域から訪れる日本人観光客、外国人観光客も、教育資源として魅力的だと感じます。
例えば、子どもたちが「なぜ札幌に来たか」を観光客に直接尋ねることで、札幌の良さに気づくことができたり、札幌のまちづくりについて知るきっかけになったりと、学びを郷土への愛着に深めていくことができると考えています。
仕事の中では、報告・連絡・相談対応を常に心がけています。特に、同じ学年を担任している先生とは、毎日相談し合います。
より良い指導法を見つけるきっかけにもなり、それを踏まえて、自分なりに考え対応することを心掛けています。
また、週末にはキャンプや友人との食事など、リフレッシュできる環境をできるだけ作っています。忙しい現場だからこそ、のんびりする時間はとても大切だと感じています。
若手が多い職場なので、わからないことを先輩教員に聞くことがよくあります。
担任としての仕事のみならず、校務分掌の仕事もあるので、学年の枠を超えて、色々な先生と職員室や廊下で会話をしている姿がよく見られます。
キャンプや動画鑑賞などをして過ごすことが多いです。
芯のある教師でいたいと思います。普段からの指導にブレがあっては、子どもたちとの信頼関係がうまく築けないことを学びました。
また、ベテランの先生方の考えを聞き、教えてもらうことも大事ですが、さらに自分の意見や思いを伝えることで、先生同士の協議に、より深まりや幅が出ていたと感じます。
どんな場でも、だれにでも自分の考えを表すことで、チームとして、さらにより良いものを作り上げることができるようになりたいと思います。
もともと、体力に自信があった私も、この職業で多くの責任と仕事量が伴うことにより、心身ともに疲れていると感じる時期がありました。
しかし、教室に入ったときや、子どもが笑顔で声をかけてくれると心のスイッチが入り、それだけやりがいがある職業なのだと確信しています。
教員として働く情熱を持っている皆さんと、一緒に働けることを心待ちにしています。
7:30 予定の確認や授業の準備など
8:45 授業開始
12:30 給食
13:30 午後の授業開始
15:15 職員会議、家庭連絡、事務作業など
このページについてのお問い合わせ
Copyright © City of Sapporo All rights Reserved.