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更新日:2021年4月12日

灯油漏えい事故にご注意を!

1油などの油の漏えいによる事故

積雪寒冷地である札幌市では、暖房用燃料タンクの設置数が多いことから、札幌市に報告があったものだけでも、多い年には100件以上の油類による漏えい事故が発生しています。

中でも、燃料使用量が多いアパートやマンション等では1,000L~10,000L以上の大規模な漏えい事故が発生した例もあります。

灯油漏れ事故にご注意を!!(PDF:392KB)

漏えい原因の例

  • 老朽化によるタンク本体や配管の腐食、ゴムパッキンなどの劣化による漏れ
  • 冬季間の落雪・積雪荷重によるタンクの転倒や配管の破損
  • 車の接触によるホームタンクの転倒
  • 草刈り時の配管の誤切断
  • 配管の切断などの悪質な行為など

表_油流出事故通報件数

年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成30年度 令和元年度

油流出事故通報件数

69

109

119

109

114

2事故が起こると・・・

灯油などの漏えい事故が起こると(1)~(3)のような被害が生ずるおそれがあります。また、対策が遅れると地中に浸透した灯油が広がり、対策費用が高額になることがあります。早急に対策することにより、対策が容易になり、周りの生活環境を守ることにつながります。

灯油漏れの対策は本人が行わなければなりません(PDF:234KB)

(1)河川に流出するおそれ

下水雨水管を通り、河川を汚す可能性があります。
一度河川へ油が流出すると、河川や管の清掃などが必要になる場合があります。
また、油処理剤を使用する場合には、水道水源水質の保全のため、河川へ流出することがないよう配慮が必要です。

(2)水道水に油の臭いがついてしまうおそれ

地中に油が浸透した油が水道管に接触すると、水道水に油の臭いがつく可能性があります。
油の臭いがついた水道管は交換が必要となります。

(3)土壌汚染・地下水汚染のおそれ

地中に浸透した油は分解されず、そのまま残る可能性があります。
さらに、地下水にしみだして、地下水が汚染されます。
時間が経過した後、井戸を使用している周辺の人に迷惑をかけるおそれがあります。

(1)状況確認

状況確認チェック項目:発生場所、漏えいの原因、被害状況、漏えい量、発生日時

(2)対策の実施

ア.主な対策例

(ア)灯油が浸透した土壌を取り除く

・油が浸透した範囲を掘削し、浸透した範囲にある土壌を入れ替えます。

(イ)井戸を掘って灯油を集めて回収する。

・漏えい量が多い場合、井戸を掘り、水と一緒に流入してきた灯油を回収します。

・回収には長時間を要する場合があります。

イ.ポイント

・油処理剤を使用する場合は、生分解性の油吸着材をお勧めします。界面活性剤(洗剤の成分)を含む中和剤を使用する場合は、土壌中の灯油を拡散させるおそれがありますので、注意が必要です。

灯油漏れに気づいたら早急に対策をしましょう!

3事故の未然防止のために

いま一度、一般住宅、マンション及び事業場の燃料タンクや配管に異常がないか自主的な点検を行いましょう。

◎日々の使用量や給油量の把握も事故防止に有効です!

例年や前月と比べて使用量や給油量が増えている場合には、どこかで漏れている可能性があります。

◇点検方法:ホームタンクチェックシートを参考に点検をしてください。

灯油タンク

点検方法にご不明な点があれば、灯油の配送業者や近くの消防署にご相談ください。

4事故時の措置(貯油施設等を設置する工場又は事業場)

貯油施設等の破損その他の事故が発生し、油を含む水が河川に排出又は地下に浸透した(おそれがある場合を含む)場合には、直ちに、施設への有害物質等の供給停止、オイルフェンスの設置、有害物質等の回収、土嚢の積み上げ等による河川への排出又は地下への浸透防止等の措置をとってください。

また、速やかに事故の状況や行った措置の概要を当課(環境対策課)あて報告するようお願いします(一般家庭での事故や車両事故を除きます)。

油事故措置完了報告(記載例)(PDF:154KB)

油事故措置完了報告(書式)(ワード:17KB)

水質汚濁防止法では、第14条の2において、下記の施設がある工場・事業場について事故時の応急措置及び届出(通報)を義務付けています。

対象となる施設(法第2条)

対策完了までの流れ

施設種類 内容
特定施設

法施行令第1条別表第1で定められている施設

指定施設

「有害物質」を貯蔵・使用又は、「指定物質」(56物質)を製造・貯蔵・使用・処理する施設

貯油施設等

「油」を貯蔵する貯蔵施設又は「油」を含む水を処理する油水分離施設(法施行令第3条の5で定める施設)
※「油」:法施行令第3条の4に定められるもの(原油、重油、潤滑油、軽油、灯油、揮発油、動植物油)

対象となる事故(法第14条の2)

有害物質、指定物質、油の公共用水域への排出・地下への浸透により人の健康又は生活環境に係る被害を生ずるおそれがあるとき。

なお、特定施設については、BOD等(第2条第2項第2号に規定される項目)について排水基準に適合しないおそれがある水についても公共用水域に排出され、人の健康又は生活環境に係る被害を生ずるおそれがあるときは対象となります。

 

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このページについてのお問い合わせ

札幌市環境局環境都市推進部環境対策課

〒060-8611札幌市中央区北1条西2丁目 札幌市役所本庁舎12階

電話番号:011-211-2882

ファクス番号:011-218-5108