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更新日:2022年6月30日
平成29年4月、下肢救済センターを開設しました。
健康で歩ける足を保つため、診療科の枠を超え、コメディカルも一緒になったチーム医療で下肢救済をめざします。
糖尿病患者の増加と高齢化社会を背景に、糖尿病性神経障害による足潰瘍、下肢末梢動脈疾患による足潰瘍の患者さんは年々増加しています。足潰瘍から感染を起こし壊疽に至ると、下肢切断となる可能性が非常に高くなります。
特に、透析患者さんにおいては、非透析患者さんに比べ、切断のリスクが2倍となっています。下肢切断は、ADLの低下だけでなく生命予後にも大きく影響を及ぼします。切断回避のためには、的確な評価と治療が必要です。
当センターでは、循環器内科、心臓血管外科、形成外科の専門家が連携して足潰瘍の治療を行っています。また、キズを治すことだけではなく、歩行のための早期からのリハビリテーション、栄養サポートチームによる栄養管理、再発予防にむけた指導や外来でのフットケアなど、コメディカルも含めたチーム医療で治療を行っています。
足は第二の心臓ともいわれています。健康を保つために歩くことは大切で、歩ける足を残すことを目標に治療に取り組んでいます。
それぞれの専門分野のスタッフが連携して医療を行います。
役職 |
氏名 |
専門分野 |
資格等 |
---|---|---|---|
センター長 (形成外科) |
堀内 勝己 |
糖尿病性足潰瘍 重症下肢虚血 下肢バイパス手術 組織再建 熱傷 |
日本形成外科学会専門医 日本熱傷学会専門医 創傷外科専門医 皮膚腫瘍外科指導専門医 |
副センター長 (循環器内科) |
檀浦 裕 |
虚血性心疾患 心不全 不整脈 高血圧 糖尿病 心血管カテーテル治療 末梢動脈カテーテル治療 循環器救急医療 |
日本内科学会認定医 日本糖尿病学会専門医 日本心血管インターベンション治療学会認定医 |
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