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更新日:2024年8月30日
平成29年4月、下肢救済センターを開設しました。
健康で歩ける足を保つため、診療科の枠を超え、コメディカルも一緒になったチーム医療で下肢救済をめざします。
糖尿病患者の増加と高齢化社会を背景に、糖尿病性神経障害による足潰瘍、下肢末梢動脈疾患による足潰瘍の患者さんは年々増加しています。足潰瘍から感染を起こし壊疽に至ると、下肢切断となる可能性が非常に高くなります。
特に、透析患者さんにおいては、非透析患者さんに比べ、切断のリスクが2倍となっています。下肢切断は、ADLの低下だけでなく生命予後にも大きく影響を及ぼします。切断回避のためには、的確な評価と治療が必要です。
当センターでは、循環器内科、心臓血管外科、形成外科の専門家が連携して足潰瘍の治療を行っています。また、キズを治すことだけではなく、歩行のための早期からのリハビリテーション、栄養サポートチームによる栄養管理、再発予防にむけた指導や外来でのフットケアなど、コメディカルも含めたチーム医療で治療を行っています。
足は第二の心臓ともいわれています。健康を保つために歩くことは大切で、歩ける足を残すことを目標に治療に取り組んでいます。
それぞれの専門分野のスタッフが連携して医療を行います。
役職 |
氏名 |
専門分野 |
資格等 |
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理事
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堀内 勝己 |
難治性皮膚潰瘍 |
【兼務】形成外科 日本形成外科学会専門医 日本形成外科学会領域指導医 |
一般職 |
鈴木 理穂 |
心血管カテーテル治療 |
【兼務】循環器内科 副医長 ※資格等は、「循環器内科」をご参照ください。 |
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