文字サイズ
縮小
標準
拡大

色合いの変更

お探しの情報は何ですか。

  • Foreign language
  • 音声読み上げ
  • 館内・病棟のご案内
  • 交通アクセス

ここから本文です。

更新日:2019年11月15日

救命救急センター

救命救急センターについて 

「複合病態に対する急性期医療を担う市立札幌病院の中に在って、病院前医療から集中治療まで。日常医療から災害医療まで。」

昭和39年、交通戦争と言われた時代を背景に、外傷に対する救急体制が整備され、引き続いて昭和61年、疾病に対する医療体制が整備されました。
市立札幌病院救命救急センターはその少し前、昭和58年に救急医療部として発足し、平成5年に救命救急センターの指定を受けました。平成7年に現在の場所に移転してからは、札幌市消防局救急ワークステーションとの連携のもとに、ドクターカー、ドクターヘリなどの病院前医療や、重症外傷や緊急病態に対する初期診療と集中治療を中心に医療を展開してきました。
私たちは今、交通事故を中心とした外傷が減少し、少子高齢化を背景とした高齢者の複合病態に対する医療体制の構築をしなければならない場所にいます。
救命救急センターは、市民と時代との求めに応じて形を変えながら、各診療科各部門と連携し、引き続き質の高い医療を提供すべく活動をしています。また、志を同じくする看護師、薬剤師、救急救命士、医師など各専門家に対する研修を受け入れています。
困った時に思い出してもらえる救急医、救急部門であるように。

屋上ヘリポート

屋上ヘリポート

ドクターカー出動

ドクターカー出動

ページの先頭へ戻る

基本方針 

  1. 救命センターでの診療が必要になった傷病者とそのご家族の不安、困難、負担に想像力を働かせ、医療面、心理面、その他あらゆる側面から、それらの負担を取り除けるように行動する。
  2. 傷病者とそのご家族と医師、看護師のみならず、他職種で病態、治療の方針と内容について共有し、適正な治療を行い、可及的速やかに救命センターを退出できるようにする。
  3. 地域支援病院として複合病態に対する医療を行う市立札幌病院の中にあって、各専門診療科と協力し、重症緊急病態に対する医療を提供する。
  4. 道央圏の救命救急センターとして、札幌および近郊の救急隊、医療機関より傷病者を受け入れて、必要な医療を提供するとともに、病院前医療の質の向上に寄与する。
  5. 災害拠点病院として、常に非常の場合に備え、他都市が被災した場合には、可能な援助活動を行う。
  6. 臨床研修病院として、医師、看護師、救急救命士、薬剤師、放射線技師及びその学生、養成課程の者に対しても、必要な教育と経験とが与えられるように、学びの場を提供する。

ページの先頭へ戻る

診療実績 

来院時の年間重篤患者数(平成28年4月~平成29年3月)

疾病名 患者数(人)※注1
病院外心停止

172

重症急性冠症候群

17

重症大動脈疾患

14

重症脳血管障害

8

重症外傷

38

重症熱傷

5

重症急性中毒

8

重症消化管出血

5

重症敗血症

21

重症体温異常

4

特殊感染症

8

重症呼吸不全

41

重症急性心不全

14

重症出血性ショック

19

重症意識障害

18

重篤な肝不全

1

重篤な急性腎不全

6

その他の重症病態

42

上記に該当なし

24

合計

465

※注1)来院時の患者数であり、病棟入院中の状態悪化や手術後の集中管理のための治療により救命救急センターで受け入れた患者を診療した例は除く。

 

ページの先頭へ戻る

手術件数 

平成28年手術件数

手術コード 手術名 件数

K0001

創傷処理(筋肉、臓器に達するもの・長径5cm未満)

6

創傷処理(筋肉、臓器に達するもの・長径5cm未満・真皮縫合)

2

K0002

創傷処理(筋肉、臓器に達するもの・長径5cm以上10cm未満)

2

K000-25

小児創傷処理(筋肉、臓器に達しないもの・長径2.5cm未満)

1

K000-26

小児創傷処理(筋肉、臓器に達しないもの・長径2.5cm以上5cm未満)

1

K0003

創傷処理(筋肉、臓器に達するもの・長径10cm以上)(その他)

1

創傷処理(筋肉、臓器に達するもの・長径10cm以上・真皮縫合)(その他)

1

創傷処理(筋肉、臓器に達するもの・長径20cm以上・真皮縫合)(頭頸部)

1

K0004

創傷処理(筋肉、臓器に達しないもの・長径5cm未満)

16

K0005

創傷処理(筋肉、臓器に達しないもの・長径5cm以上10cm未満)

1

K0011

皮膚切開(長径10cm未満)

3

K0021

デブリードマン(100未満)

1

K0022

デブリードマン(100以上3000未満)

2

K0131

分層植皮術(25㎠未満)

1

K023

筋膜切開術

2

K083

直達牽引

1

K189

脊髄ドレナージ術

1

K386

気管切開術

7

K3901

喉頭異物摘出術(直達鏡によらない)

1

K509-4

気管支瘻孔閉鎖術

2

K5342

横隔膜縫合術(経胸及び経腹)

1

K539

心膜切開術

1

K545

開胸心臓マッサージ

3

K5463

経皮的冠動脈形成術(その他のもの)

2

K5493

経皮的冠動脈ステント留置術(その他のもの)

1

K550-2

経皮的冠動脈血栓吸引術

1

K6001

大動脈バルーンパンピング法(初日)

2

K6002

大動脈バルーンパンピング法(2日目以降)

84

K6021

経皮的心肺補助法(初日)

37

K6022

経皮的心肺補助法(2日目以降)

115

K6072

血管結紮術(その他)

1

K615-2

経皮的大動脈遮断術

5

K6153

血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内等)(その他のもの)

1

K635

胸水・腹水濾過濃縮再静注法

1

K636

試験開腹術

1

K6401

腸間膜損傷手術(縫合のみ)

1

K901

子宮双手圧迫術(大動脈圧迫術を含む)

1

合計

311

 

ページの先頭へ戻る

私たちが担当しています~担当医紹介~  

職名 氏名 専門分野 資格等
副部長 提嶋 久子 救急
小児
集中治療
中毒
日本小児科学会専門医
日本救急医学会専門医
麻酔科標榜医
日本集中治療医学会専門医
医長 松井 俊尚 呼吸器外科
心臓血管外科
救急
日本外科学会専門医
日本救急医学会専門医
遠藤 晃生 麻酔
救急
画像診断
IVR
麻酔科専門医
麻酔科標榜医
日本救急医学会専門医
DMAT
櫻井 圭祐 救急
形成外科
集中治療
熱傷
日本形成外科学会専門医
DMAT
日本救急医学会専門医
副医長 坂東 敬介 救急
外科
災害医療
集中治療
日本救急医学会専門医
日本外科学会認定登録医
日本消化器病学会専門医
日本温泉物理気候医学会温泉療法医
日本DMAT隊員
統括DMAT
一般職 小舘 旭

救急

集中治療
中毒

日本救急医学会専門医
板垣 有紀 救急
集中治療
プレホスピタルケア
JATECプロバイダー
高田 壮潔 救急
集中治療
麻酔
日本DMAT隊員
JATECプロバイダー
MCLSプロバイダー
非常勤医 本間 慶憲 救急
集中治療
日本救急医学会専門医

ページの先頭へ戻る

学会・研究会等発表演題 

平成30年度

演題名
多死社会における死因究明 死亡診断書/死体検案書、自信を持って書けますか

出題者

提嶋久子

所属

市立札幌病院救命救急センター

学会名

市立札幌病院学術研修会

発表月日

2018年8月27日

発表地

札幌
演題名
小児重症患者のトリアージと蘇生

出題者

提嶋久子

所属

市立札幌病院救命救急センター

学会名

平成30年度北海道小児救急医療地域研修会

発表月日

2018年9月20日

発表地

釧路

演題名

救急隊のための新生児蘇生法~NCPRガイドライン2015を参考に~

出題者

提嶋久子

所属

市立札幌病院救命救急センター

学会名

札幌市消防局事例検討会

発表月日

2018年10月23日

発表地

札幌

演題名
重症インフルエンザ肺炎に対しV-V ECMOにより救命し得た一例

出題者

本間慶憲

所属

市立札幌病院救命救急センター

学会名

日本集中治療医学会第2回北海道支部会学術集会

発表月日

2018年11月3日

発表地

札幌
演題名
3次救急病院の2次救急への取り組み~2次救急受け入れ開始後1年を振り返って~

出題者

提嶋久子・本間慶憲・坂東敬介・櫻井圭祐・遠藤晃生・松井俊尚・佐藤朝之

所属

市立札幌病院救命救急センター

学会名

第42回北海道救急医学会学術集会

発表月日

2018年11月10日

発表地

旭川
演題名
大規模火災における現場での医師の役割

出題者

提嶋久子・吉田知由・早川峰司

所属

市立札幌病院救命救急センター

学会名

第42回北海道救急医学会学術集会

発表月日

2018年11月10日

発表地

旭川
演題名
小児のトリアージと蘇生

出題者

提嶋久子

所属

市立札幌病院救命救急センター

学会名

平成30年度北海道小児救急医療地域研修会

発表月日

2019年2月3日

発表地

札幌
演題名
心肺停止を契機にBasedow病/甲状腺クリーゼが判明した1例 <優秀演題賞>

出題者

提嶋久子・本間慶憲・坂東敬介・櫻井圭祐・遠藤晃生・松井俊尚・佐藤朝之

所属

市立札幌病院救命救急センター

学会名

第46回日本集中治療医学会学術集会

発表月日

2019年3月3日

発表地

京都

 

ページの先頭へ戻る

看護部から 

救命救急センターのスタッフは、救急医療を要するすべての患者さんとご家族の心に寄り添い、専門性の高い知識・技術に基づいた安全で安心できる心の通う看護を提供しています。
循環動態が不安定で、生命維持が困難な患者さんに装着する経皮的心肺補助装置(PCPS)や大動脈バルーンパンピング(IABP)、重症な呼吸不全の患者さんに装着する体外式膜型人工肺(ECMO)の管理など、高度医療を提供するための幅広い知識と技術が求められています。
更に、リハビリテーションを必要とする回復期、救命困難な終末期の患者さんなどあらゆる疾患、年齢の方を対象とした看護実践を行っています。
救急看護認定看護師1名、集中ケア認定看護師2名、急性重症患者看護専門看護師2名、急変看護院内認定看護師2名が在籍しており、リソースナースが院内一多い専門性の高い部署です。
精神医療センターと連携しており、精神科治療を必要とする患者さんにも対応しています。また、院内急変症例や病棟で管理が難しい重篤な患者さんも受け入れています。
2015年の年間搬入患者数は894件でした。(三次救急、循環器・呼吸器二次救急も含む)その内ヘリによる搬送は52件でした。
病院に隣接している、札幌市消防局救急ワークステーションより救急救命士の生涯研修を受け入れています。その中では、看護ケアを学ぶ実習も含まれています。プレホスピタルケアの中心的役割である救急救命士の育成にも貢献しています。
また、災害拠点病院の中心的役割を担い、災害対策チームなどの活動も活発に行っています。

a.jpg
集中治療室(ICU):8床

b.jpg
高度治療室(HCU):20床

c.jpg
心臓専門治療室(CCU・PCCU):8床

d.jpg
外来ホール(初療室)

e.jpg
ヘリポート

f.jpg
外来ホールでの処置

ページの先頭へ戻る

診療体制 

医師は、日勤と夜勤の二交代制をとっています。
毎日朝夕のカンファランス、回診で、全患者の病態や方針について討議・引き継ぎを行います。

カンファランス

 

救急外来(救急ホール)では、多くのスタッフが集まり、必要時には院内の各診療科専門医の応援もうけて、迅速に病態の把握・方針決定をし、治療を開始します。

救急外来

救急外来

救急外来

救急外来

 

一刻を争うような病態では、救急外来(救急ホール)で緊急手術を行う場合もあります。

緊急手術

緊急手術

 

当センターは、院外心肺停止患者さんに対し、適応症例では経皮的人工心肺装置(PCPS)を装着し、さらに脳低温療法を組み合わせ、積極的な心肺脳蘇生を行っており、良好な結果を得ています。

心肺脳蘇生

心肺脳蘇生


重症患者さんを治療できる病床は、ICU8床、CCU4床です。

病床

 

治療が功を奏し安定状態になった患者さんについては他の病棟や他の施設への移動をお願いし、新たな重症患者さんのために病床を確保する必要があります。
救命救急センターがその役割を最大限果たせるよう、医療関係者、市民の皆様のご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。

このページについてのお問い合わせ

市立札幌病院 

〒060-8604 札幌市中央区北11条西13丁目1-1

電話番号:011-726-2211

ファクス番号:011-726-7912