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■接種費用:接種対象者の方が市内の実施医療機関で接種する場合は無料
※接種を受けられる実施医療機関は、予防接種医療機関のページでご覧いただけます。
日本脳炎は、蚊によって運ばれるウイルスの感染によっておこる脳などの病気です。ブタなどの体内で増えた日本脳炎ウイルスが、蚊(日本では主にコガタアカイエカ)によって媒介されることにより感染します。人から人には感染することはありません。
患者の発生数は、近年では毎年10人以下が西日本を中心に発生するに留まっており、北海道における患者の発生はありません。
日本脳炎ワクチンは、3回の接種で日本脳炎の発症を予防可能なレベルの免疫を獲得し、その後概ね5年から10年毎に1回接種することで、免疫を維持することが期待されています。
軽い副反応として、発熱(18.7%)、せき(11.4%)、鼻水(9.8%)、接種部位の赤み、腫れ(8.9%)などがあり、これらの副反応のほとんどは接種後3日目までにみられています。
まれですが、アナフィラキシー様症状1)、急性散在性脳脊髄炎(ADEM)2)、脳症、けいれん、血小板減少性紫斑病3)などの重い副反応も報告されています。
1)アナフィラキシー:呼吸困難、じんましんなどを症状とする重いアレルギー、2)急性散在性脳脊髄炎(ADEM):頭痛、嘔吐、意識の低下などを症状とする脳などの病気、3)血小板減少性紫斑病:血小板の減少により、出血しやすくなる病気。皮膚の下で出血して青あざができることがある。
【参考:副反応報告数】
※第17回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、平成27年度第7回薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会資料より抜粋
接種可能のべ人数 (回数) |
製造販売業者からの報告※ 報告数 ():接種日が左記期間内の症例 |
医療機関からの報告
報告数 ():接種日が左記期間内の症例 |
|||
平成27年1月1日~平成27年10月31日 | 3,373,464 |
報告頻度 13 (8) 0.0004% (0.0002%) |
報告頻度 63 (58) 0.002% (0.002%) |
うち重篤 27 (23) 0.001% (0.001%) |
|
(参考) 平成24年11月1日~平成27年10月31日までの累計 |
12,065,285 | 95
0.0008% |
297 0.002% |
108 0.001% |
※製造販売業者からの副反応報告は、重篤と判断された症例について報告されたもの
【参考ホームページ】
厚生労働省:厚生科学審議会(予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会)
効果と副反応を考慮のうえ、お子様の接種についてご判断いただきますようお願いいたします。
予防接種後、副反応と思われる症状等で心配なことがありましたら、接種した医師にご相談ください。
日本脳炎ワクチンは、平成17年度から平成21年度にかけて実施された積極的な勧奨の差し控えにより接種を受ける機会を逃した方のために、予防接種法施行令等に基づく特例措置が設けられています。当該特例措置は、札幌市で定期予防接種を行う際にも適用されます。
詳細は以下をご覧ください。
【1期】対象年齢:生後6か月から90か月(7歳6か月)に至るまで
■接種回数:3回 初回免疫2回と、追加免疫1回。合計3回。
初回免疫は6日以上の間隔をあけて2回接種し、その後、6か月以上の間隔をおいて追加免疫を1回接種する。
≪標準的な接種≫
初回免疫は6日~28日の間隔をあけて2回接種する。2回目の接種終了後、おおむね1年の間隔をあけて追加免疫1回接種する。
※標準的な接種年齢は初回免疫が3歳、追加免疫が4歳です。
【2期】対象年齢:9歳以上13歳未満(13歳の誕生日の前日まで)
■接種回数:1回※標準的な接種年齢は9歳です。
当該生年月日の方は、特例措置の対象になります。
生後6か月から90か月(7歳6か月)に至るまでの間に1期の接種を終了できなかった方は、残りの回数を第2期の年齢(9歳以上13歳未満)の間に接種することができます。
※第1期と第2期の間(生後90か月以上9歳未満)の年齢で接種する場合は定期接種になりません。
■対象年齢:生後6か月から90か月(7歳6か月)に至るまで又は9歳以上13歳未満の間
■接種回数:計4回
6日以上(標準的には6~28日)の間隔をあけて2回接種し、6か月以上(標準的にはおおむね1年)の間隔をおいて3回目を接種。3回目から6日以上の間隔をあけて4回目※を接種。
【※4回目の接種について】
≪接種スケジュールの例≫
■生後90か月に達するまでの間に、6日以上の間隔を空けて2回接種できる場合
9歳に達してから3回目を接種。3回目から6日以上の間隔を空けて4回目(2期)を接種
■生後90か月に達するまでの間に、1回接種できる場合
9歳に達してから2回目を接種後、2回目から6か月以上の間隔をあけて3回目を接種。3回目から6日以上の間隔を空けて4回目(2期)を接種
■9歳以上で接種を始める場合
13歳に達するまでの間に、以下のスケジュールで接種
生後6か月~90か月に至るまでの間又は9歳以上13歳未満の間のいずれかの年齢時に、6日以上の間隔をおいて不足回数分(最大4回のうち、すでに接種した分をのぞいた回数)を接種
※4回目(2期)の接種は、9歳以上13歳未満の間に接種します。
当該生年月日の方は、特例措置の対象になります。
20歳に達するまでの間に、第1期として3回、第2期として1回の計4回の接種が可能です。
※20歳未満で接種を開始した場合であっても、接種時点で20歳を過ぎている場合は定期接種になりません。
■対象年齢:20歳未満
■接種回数:計4回
6日以上(標準的には6~28日)の間隔をあけて2回接種し、6か月以上(標準的にはおおむね1年)の間隔をおいて3回目を接種。3回目から6日以上の間隔をあけて4回目※を接種。
※3回目から6日の間隔を空ければ4回目の接種が可能ですが、通常おおむね5年~10年の間隔をおいて接種することが望ましいとされています。
6日以上の間隔をおいて不足回数分(最大4回のうち、すでに接種した分をのぞいた回数)を接種
13歳以上16歳未満のお子様に限り、あらかじめ保護者の同意が確認できた場合は、保護者の同伴がなくても接種が可能です。
※16歳以上の方については、保護者の同伴及び同意は不要になります。
【13歳以上16歳未満のお子様の保護者が同伴しない場合に必要なこと】
1.保護者の方は、あらかじめ「日本脳炎の予防接種を受けるに当たっての説明」をよく読んで、裏面の「保護者自署欄」に署名をしてください。
2.「日本脳炎ワクチン予診票」の保護者自署欄〈保護者が同伴しない場合〉にも署名をしてください。
3.接種当日は、接種を受けるお子様が、1.2.の両方を持参して医療機関にご提出ください
※保護者の方は必ず説明書をよく読み、その内容を十分理解した上でお子様の接種について判断してください。同意書と予診票に保護者の署名がない場合、予防接種を受けることはできません。
(説明書及び同意書:13歳以上16歳未満用)
説明書及び同意書:13歳以上16歳未満用(PDF:422KB)
(予診票:13歳以上16歳未満用)
札幌市に住民票のある方が市外で予防接種を受ける場合は、市外の医療機関で定期予防接種を受ける方へのページをご覧ください。
【16歳以上用】
【13歳以上16歳未満用】
説明書及び同意書:13歳以上16歳未満用(PDF:422KB)予診票:13歳以上16歳未満用(PDF:1,837KB)
【13歳未満用】
説明書:13歳未満用(PDF:226KB)予診票:13歳未満用(PDF:1,752KB)
【チラシ】
各区健康・子ども課(保健センター) |
電話番号 |
中央区健康・子ども課 |
011-205-3351 |
北区健康・子ども課 |
011-757-1185 |
東区健康・子ども課 |
011-711-3211 |
白石区健康・子ども課 |
011-862-1881 |
厚別区健康・子ども課 |
011-895-1881 |
豊平区健康・子ども課 |
011-822-2469 |
清田区健康・子ども課 |
011-889-2047 |
南区健康・子ども課 |
011-581-5211 |
西区健康・子ども課 |
011-621-4241 |
手稲区健康・子ども課 |
011-681-1211 |
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