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更新日:2024年7月31日

【医療従事者の皆様へ】マイコプラズマ肺炎について

マイコプラズマ肺炎とは

マイコプラズマ肺炎は一般にみられる肺炎で、マイコプラズマ・ニューモニエという細菌による感染症です。
感染経路は主に飛沫感染と接触感染で、患者は小児、青年期年齢層に多く、潜伏期間は感染後2~3週間程度です。
症状は発熱、全身倦怠感、頭痛、咳などで、解熱後も咳が長く続くことがあります。
重症化して入院治療が必要な場合もあります。

感染症法に基づく届出

感染症法に基づく感染症発生動向調査において、マイコプラズマ肺炎は5類感染症(定点把握)に位置付けられており、毎週、基幹定点医療機関から保健所に、患者数が届出されています。

発生状況

札幌市衛生研究所ホームページにおいて、札幌市、北海道、全国のマイコプラズマ肺炎の患者報告数などを掲載しております。

札幌市衛生研究所ホームページ(マイコプラズマ肺炎について)

マクロライド耐性菌

マイコプラズマ肺炎の治療にはマクロライド系の抗菌薬(エリスロマイシン、クラリスロマイシンなど)が使用されますが、2000年以降、マクロライド耐性菌が確認されており、国立感染症研究所が注意を呼びかけています。
国立感染症研究所 病原微生物検出情報 IASR Vol. 45, No.1(No. 527) January 2024

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