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更新日:2024年4月10日

【医療従事者の皆様へ】ダニ媒介感染症の届出及び検査について

感染症法に基づく届出のお願い

ダニ媒介感染症(回帰熱、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、ダニ媒介脳炎、日本紅斑熱、ライム病)については、感染症法の規定に基づく四類感染症に指定されております。

特に北海道内では、毎年、ライム病や新興回帰熱の患者が発生しているほか、新たにエゾウイルスの感染も確認されております。

医師の皆様におかれましては、患者を診断した場合、保健所宛て届出いただくよう、改めてよろしくお願いいたします。

なお、届出基準・様式につきましては、感染症法に基づく医師の届出のお願い(厚生労働省)をご確認ください。

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ダニ媒介感染症に関する検査

保健所では、感染症発生動向調査の一環として、疑い症例について行政検査を実施しております。

患者を診察した結果、ダニ媒介感染症が疑われる場合は当所までご相談ください。

  • 相談先:札幌市保健所感染症総合対策課
  • 電話番号:011-622-5199
  • メールアドレス:kansenkakari@city.sapporo.jp

疑い要件

以下の1.及び2.から、特にダニ媒介感染症が疑われる場合

  1. ダニ媒介感染症の症状があること(ダニ媒介感染症の症状は、感染症法に基づく医師の届出のお願い(厚生労働省)などをご確認ください。)
  2. ダニ刺咬歴があること又は明確な刺咬歴はないが行動歴等からダニ刺咬が十分に考えられること(農作業に従事している、山林に入る機会が多いなど)

必要な検体

血液(血清)6ml程度

※1)血液検体は全血が望ましい。状況によって、ペア血清を求めることがあります。
※2)その他検体(皮膚片、髄液等)については、別途ご相談ください。

必要な情報

行政検査実施の要否判断のため、臨床症状やダニ刺咬歴などをお聞きします。
また、検査を実施することとなった場合、各種調査票の記入をお願いさせていただきます。

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北海道における調査

(発出:令和4年4月19日、一部改正:令和6年4月8日)

北海道において、ダニ媒介感染症の対策をすすめるため、調査研究を行うこととしております。

医師や医療機関の皆様におかれましては、北海道からの通知に基づき、本調査にご協力いただきますようお願いいたします。

参考

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このページについてのお問い合わせ

札幌市保健福祉局保健所感染症総合対策課

〒060-0042 札幌市中央区大通西19丁目 WEST19ビル3階

電話番号:011-622-5199

ファクス番号:011-622-5168