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第2次札幌新まちづくり計画を策定しました。
◆第2次札幌新まちづくり計画とは
前計画である札幌新まちづくり計画(平成16年度~18年度)は、施政方針「さっぽろ元気ビジョン」の実現に向けてのまちづくりのプランとして、中期的な政策目標や課題を明確にするとともに、その分野に対して経営資源を効率的に集中するため、実施するべき施策や事業の重点化を図った計画として構築したものであり、その推進にあたっては、効果的・効率的な実施に努めてきました。◆計画策定の基本的考え方
札幌市の財政状況は、財政構造改革プランの取り組みにより、持続可能な財政構造への転換を進めてきましたが、中期財政見通しで示されているとおり、今後も多額の収支不足が見込まれています。
一方で、これまでの計画的なまちづくりの実施により、道路・公園、上下水道、公共施設などの都市基盤をはじめとする基本的な行政サービスはほぼ充足し、高い水準に達しています。
札幌市を取り巻く状況の変化
人口の増加と少子高齢社会の進展
経済情勢の低迷や地方交付税制度の見直し
地方分権の進展と活力ある地域づくり
市民のまちづくり意識の高まりと自治基本条例の施行
こうした状況のなか、魅力と活力あふれるまちづくりを進めるとともに、計画の策定にあたっては、札幌新まちづくり計画市民会議からの提言である「まちづくりの大切な視点」などの市民意見を反映した前計画の重要な部分は引き継ぎ、自治基本条例に基づく「情報共有」や「市民参加」による市民意向の把握や反映に努めるなど、市民自治が息づくまちづくりを進める必要があります。基本理念:市民の力みなぎる、文化と誇りあふれる街 | |
政策目標(5) | 重点課題(15) |
子どもを生み育てやすく、 健やかにはぐくむ街 |
子どもを生み育てやすい環境づくり |
未来を担う子どもが健やかに育つ環境の充実 | |
主体的な活動が生まれ、 経済の活力みなぎる街 |
市民の主体的な地域づくりの支援 |
札幌の経済を支える企業・人の支援 | |
札幌らしい新産業の育成と企業の誘致 | |
高齢者・障がい者へのぬくもり あふれる街 |
高齢者の地域生活支援の充実 |
障がい者の自立支援の促進 | |
安全・安心で、人と環境に やさしい街 |
水とみどりの保全・育成と創出 |
地球環境問題への対応と循環型社会の構築 | |
日常の身近な暮らしの安心の確保 | |
災害に強い安全なまちの整備 | |
文化の薫る、都市の魅力が 輝き、にぎわう街 |
札幌の特色を活かした文化芸術の振興 |
スポーツを楽しむ環境の充実と健康づくりの推進 | |
将来を見据えた魅力ある都市の整備 | |
新たな集客交流資源の創出と魅力の発信 |
◆市民とともに進める計画づくり
自治基本条例の理念に則り、計画策定過程の各段階で内容を公表し意見募集を行ったほか、アンケートの実施、まちづくりに関するシンポジウムの開催、パブリックコメントなどを通して、市民の皆さんの意向を把握し、可能な限り計画に反映しました。
市民意向の把握
◇情報提供
広報さっぽろ、ホームページ、出前講座等を通じた情報提供を実施
◇意見交換・政策提案の機会
まちづくりに関するシンポジウムの実施
◇市民意見の収集
チラシやホームページ、アンケート等による意見募集
なお、第2次札幌新まちづくり計画策定に関する詳しい内容は、以下の第2次札幌新まちづくり計画策定方針をご覧ください。
第2次札幌新まちづくり計画策定方針
◆策定方針(平成19年6月7日通知)(PDF形式:128KB)
◆策定方針の概要(PDF形式:32KB)
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