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札幌市においては外国人来訪者が多く訪れており、今後も増加が想定されます。そこで、総務省消防庁から出ている「外国人来訪者や障害者等が利用する施設における災害情報の伝達及び避難誘導に関するガイドライン」より火災等の災害が発生した場合の災害情報の伝達と避難誘導に関する望ましい取組み事項をお知らせします。
※対象外の施設に関しても、以下の取組を推奨します。
災害発生時の災害情報や避難誘導に関する情報の伝達は、災害情報の多言語化や文字、絵、映像、地図などを組み合わせ視覚化することが有効です。
「やさしい日本語」は、日本語学習者が初期の段階で学ぶ単語や文章でつくられておりますので、外国人来訪者への情報伝達に有効です。また、施設利用者の様々な特性に応じ、施設ごとに対策をとることが重要です。例えば、車椅子使用者に対してスロープが設置されている非常口を案内することがあげられます。
施設や状況に応じて、外国人来訪者や障がい者等に配慮した災害情報の伝達及び避難誘導が効果的になされるよう、従業員等への教育・訓練を実施することが有効です。
下記のような場合、それぞれ対応できますか?みなさんで検討し、対策を立ててみましょう!
放送内容が理解できなかった外国人来訪者や障がい者等に個別の説明が必要な場合や、これらの方から個別の対応を求められた場合
火や煙、地震の揺れの恐怖等によるパニック状態の外国人来訪者や障がい者等が危険な状態にある場合(慌てて施設から出ようとする場合)
外国人来訪者や障がい者等を個別に避難場所まで誘導する必要がある場合や、これらの方から個別の避難誘導を求められた場合
出典:消防庁ホームページ
「外国人来訪者や障害者等が利用する施設における災害情報の伝達及び避難誘導に関するガイドライン」
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