ホーム > くらし・手続き > まちづくり・地域の活動 > まちづくり・市民活動 > 企業市民活動 > さっぽろまちづくりスマイル企業認定制度 > さっぽろまちづくりスマイル企業活動レポート(2024) > 市長表彰シルバー企業 株式会社田中組(スマイルレポート2024)
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代表取締役社長 川島 敦さん
にお話をお伺いしました。
明治35年創業、約120年の歴史を持つ株式会社田中組は建設・土木業で北海道の暮らしを支えてきました。「優れた技術・誠意で築く」という社是のもと、豊かな環境を築いていくだけではなく、それを次世代に引き継いでいくことが重要と考え、社会貢献活動にも幅広く取り組んでいます。
また、より地域に根ざした企業を目指し札幌市が主催するさっぽろ祭りや雪まつりなどのイベントにも積極的に協賛。これまで長年にわたって続けてきたまちづくり活動を大切にしながら、今後も市や地域と連携して新たな活動も予定しています。
長年の歴史を持つ株式会社田中組には、半世紀にわたって続けられている地域貢献活動がいくつかあります。その中の一つが本支店所在地の各都市における「交通遺児に対する寄付活動」です。この活動は昭和50年から始められ、これまでの寄付総額はなんと約5,000万円にものぼるそうです。始めたきっかけは3代目代表取締役の「公共事業をやらせていただいている会社だからこそ、地域の皆様に感謝を伝えたい、還元したい」という思いから。これまで途切れることなく続けてこられ、これから先も長く寄付をしていきたいと考えているそうです。
また、献血事業への協力も半世紀以上前から続けています。団体献血の会場として本社屋前に献血バスを招き、社員だけではなく近隣住民へ呼びかけたり、近隣の企業にも協力を要請して実施しています。このように長年続いている活動が豊富にある中で、再来年の春に竣工予定の新社屋は地域の方々の避難場所としても活用できるよう設計するなど、常に新しい形での地域貢献活動にも取り組んでいます。
交通遺児義援金贈呈式の様子
本社屋前で実施されている献血
地域とのコミュニケーションを大切に
高齢者世帯住宅の除雪ボランティア
建設・土木作業をする中で、時には夜間工事があったりなど近隣の住民の方々に負担を強いる場面がどうしても出てしまうため、作業所周辺の小中学校など児童施設・教育施設のグラウンドを整備したり、樹木を剪定するなどの子どもたちが快適に元気よく過ごせる環境整備をするボランティアを欠かさず行っています。また、平成21年にはアダプト制度を締結し、本社所在地の桑園地区を始めとした清掃活動にも力を入れています。こうしたコツコツと積み上げられた地域貢献活動への積極的な姿勢が株式会社田中組の大きな強みです。
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