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取締役副社長 阪 豊彦さん
にお話をお伺いしました。
2023年に創業130周年を迎えた総合建設会社、伊藤組土建。同社は、長年にわたり北海道や札幌の発展とともに歩み、「責任観念」「誠心誠意」という社是のもと、人・まち・環境が調和し、豊かに発展する札幌の実現を目指して活動しています。
その取り組みは、PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)などの誰もが知るイベントや施設への協賛、文化・芸術・スポーツ分野への支援、地域の清掃活動、学生が行うフィールドスタディの受け入れなど、多岐にわたります。
今後も地域密着型の活動を継続し、札幌のまちづくりに貢献していくとのことです。
中央区アダプト・プログラムに基づき実施している本社周辺の清掃活動や、創成川通のトンネル開通工事に携わったことをきっかけに始めた創成川の河川美化活動に、会社一丸となって取り組まれています。毎年、道路清掃活動や河川清掃活動を続ける中で、だんだんと歩道に落ちているゴミの量が減っていることを実感し、街が綺麗になってきていることを肌で感じているそうです。伊藤組土建の本社ビル前は札幌駅前に面していることもあり、札幌市民のみならず、国内外から数多く訪れる観光客のためにも特に綺麗を保つよう意識されています。
また、高校生のフィールドスタディの受け入れも同社の重要な活動の一つです。この取り組みは、マイナビ社主催の「locus(ローカス)・フィールドスタディプログラム」を通して行われています。高校生が地元企業の力を借りながら課題解決について学ぶ「探究学習プログラム」で、伊藤組土建では本社内の見学や、建築・土木部門の社員との座談会を通して建設会社の仕事や課題解決の事例などを紹介し、学びのきっかけを提供しています。
「locus(ローカス)・フィールドスタディプログラム」を通し高校生に建設会社の仕事を紹介
15年以上続けている本社周辺の清掃活動
創業130周年を迎え、新たな挑戦
小学生に建設業の魅力を伝えた「ミニさっぽろ」
同社は、2024年度にこどものまち「ミニさっぽろ」へ初めて出展しました。このイベントは、小学3年生、4年生が職業体験や消費体験を通して社会の仕組みなどを学び、将来の夢について考えるきっかけを与えることを目的とされています。伊藤組土建が用意したブースでは、ICT(情報通信技術)を活用した様々な技術を紹介していました。「子どもたちが想像以上に楽しんでいる様子を目にし、このようなイベントに参加する意義を感じた」と、イベントに参加した担当者は語ります。今後も、札幌のまちづくりを担う建設業の魅力を子どもたちに伝えることで、札幌の発展につなげていきたいと考えているそうです。
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