ホーム > 教育・文化・スポーツ > 文化・芸術 > 札幌芸術賞・札幌文化奨励賞 > 札幌芸術賞・札幌文化奨励賞受賞者の紹介 > 令和7年度受賞者の紹介
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~受賞の理由~
北海道立近代美術館の開設やその後の運営、そして、札幌芸術の森美術館館長として、長きにわたり北海道の美術文化の向上と発展に大きく寄与。退任後は、美術評論家として、著作などを通じ、北海道美術に関する研究や普及に努めてきた。また、教育者として、大学において後進の指導に当たり、文化芸術に携わる人材の育成に尽力し、本市の文化芸術の振興に大きく貢献している。

~受賞の理由~
声楽家(メゾソプラノ歌手)として、札幌を拠点に国内外の音楽祭やコンサートに精力的に出演し、その歌声で多くの聴衆を魅了。特にフィンランドでの研鑽を礎にシベリウス歌曲の研究と普及に務め高い評価を得ている。また、北海道のオペラ・声楽界を牽引する存在として多くの要職に就き、若手音楽家の海外留学など後進の育成にも尽力し、本市の文化芸術の振興に大きく貢献している。

~受賞の理由~
ピアニストとして、札幌を拠点に長きにわたり演奏活動を続け、多くの人々にクラシック音楽の魅力を届けるとともに、札幌大谷短期大学音楽科創設期から長年にわたる後進の育成に尽力。また、日本ショパン協会北海道支部設立当初から、長らくその要職を務めるほか、市民ロビーコンサートやリスト音楽院セミナーの運営にも携わり、本市の文化芸術の振興に大きく貢献している。

~受賞の理由~
オペラ歌手として、本場イタリアでの研鑽を活かし、舞台やコンサートに精力的に出演。近年は、ダンスやバレエ、DJ など多様なアーティストと共演し、ポピュラー音楽とクラシック音楽との新たな創造にも挑戦。また、若手オペラ歌手の育成に加え、子ども・ファミリー層への普及、高齢者施設での演奏など、オペラの魅力を伝える活動にも力を入れ、本市の文化芸術の振興に大きく貢献しており、奨励に値する。

~受賞の理由~
北海道で唯一の人形浄瑠璃座として、古典演目をはじめ、北海道を舞台としたオリジナル作品の上演など30 年にわたる活動を通して、伝統芸能である人形浄瑠璃の普及に貢献。また、小学生から高校生を対象とした舞台体験や講習会を開催し、将来を担う人材育成に尽力するなど、札幌の舞台芸術の多様性を担う大変貴重な存在であり、本市の文化芸術の振興に大きく貢献しており、奨励に値する。

~受賞の理由~
美術家として、「文字」や「言葉」に着目した独自の表現を切り拓き、社会の動向を注視した作品は国内外で高く評価されている。また、企画者として500 m美術館の企画のほか、まちづくりとアートを学ぶ講座を企画運営するなど、札幌の芸術やまちづくりに関わる人材の育成や支援に数多く携わり、本市の文化芸術の振興に大きく貢献しており、奨励に値する。
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