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~受賞の功績~
音楽家として、フルートや室内楽を中心に幅広い音楽活動を精力的に行っており、その多彩かつ優れた演奏は長きに渡り国内外で高い評価を得ている。
また、教育者として、ジュニアオーケストラや若手音楽家の指導・支援にも熱心に取り組み、多くの演奏の場を創出するなど、本市の文化芸術の振興に大きく貢献している。
~受賞者の主な経歴~
昭和51(1976)年 | 東京藝術大学音楽学部器楽科入学 第45回日本音楽コンクールフルート部門 入選 |
昭和53(1978)年 | 在学中に(財)日本フィルハーモニー交響楽団入団 首席フルート奏者を務める(~平成7年) |
昭和55(1980)年 | 東京藝術大学音楽学部器楽科 卒業 |
昭和57(1982)年 | 文化庁芸術家在外研修員としてスイス・バーゼル市に留学 ペーター・ルーカス=グラーフ、レイモン・メーラン両氏に師事 |
昭和59(1984)年 |
東京・札幌を中心にフルートリサイタルを開催 (平成16年以降「阿部博光フルートリサイタルシリーズ」として開催。 ~現在まで全38回) |
平成 7(1995)年 | 北海道教育大学岩見沢校 助教授 |
平成 9(1997)年 | HBCジュニアオーケストラ 常任指揮者就任(~現在) 市内及び海外でのコンサートを毎年開催 |
平成10(1998)年 | 札幌市民芸術祭大賞 受賞 |
平成11(1999)年 | 「阿部博光 室内楽シリーズ」開催(~平成15年、全10回) |
平成12(2000)年 | 北海道教育大学岩見沢校 教授 |
平成13(2001)年 |
OKUI MIGAKUギャラリーで若手芸術家支援を目的とするコンサートを 企画・運営(~現在、全113回) |
平成14(2002)年 | 札幌文化奨励賞 受賞 |
平成25(2013)年 | 第43回北海道文化団体協議会賞 受賞 |
現 在 |
北海道教育大学岩見沢校芸術・スポーツ文化学科 音楽文化専攻教授 札幌大谷大学非常勤講師、札幌音楽家協議会会長 札幌フルート協会会長、札幌交響楽団評議員、 北海道国際音楽交流協会評議員、HBCジュニアオーケストラ常任指揮者 日本管楽芸術学会会長、(一社)日本フルート協会常任理事 |
~受賞の功績~
美術家として、立体造形・インスタレーション・絵画など多彩な表現を用い、自然をテーマとした作品を制作しており、その繊細かつ伸びやかな作品の数々は、国内外で高い評価を得ている。
また、国際交流やグループ展の企画・運営を通じ、北海道の立体表現における中心的な役割を果たしているほか、後進の育成にも精力的に取り組んでおり、本市の文化芸術の振興に大きく貢献している。
~受賞者の主な経歴~
昭和45(1970)年 | 北海道教育大学札幌分校特設美術課程 卒業 |
昭和46(1971)年 | 「THE VISUAL TIME展」(札幌時計台ギャラリー)出品 |
昭和48(1973)年 | 学校法人北斗学園札幌北斗高等学校美術科教諭(~平成22年) 「'73連鎖展 12稜空間展」(大丸画廊)で個展開催 「12稜空間」集団として北海道芸術新賞を受賞。以降、個展開催多数 |
昭和59(1984)年 | 「'84 北海道現代作家展」(北海道立近代美術館)出品(以降昭和61,63年出品) 「北海道の美術 '84 イメージ・道」(北海道立近代美術館)出品 |
昭和62(1987)年 | 「プリントアドベンチャー'87」(韓国国立現代美術館/ソウル)出品 |
平成10(1998)年 |
「水脈の肖像」(大丸セントラルスカイホール)で韓国の現代作家と交流 (実行委員会事務局代表を務める。以降、平成12,14,18,19,21年出品。 平成14,18,21年は北海道立近代美術館で開催) |
平成13(2001)年 | 「北海道立体表現展」(北海道立近代美術館)出品 (実行委員会事務局長を務める。以降、平成15,18,20,22年出品。 22年は札幌芸術の森美術館でも開催) |
平成16(2004)年 | 「Pacific Rim Art Now Japan」(ワークス/カリフォルニア州サンノゼ)出品 |
平成20(2008)年 | 「札幌美術展 SAPPORO IS WHITE」(札幌芸術の森美術館)出品 |
平成21(2009)年 | 北海道文化奨励賞 受賞 |
平成23(2011)年 |
「帯広コンテンポラリーアート」(真鍋庭園真正閣/帯広)出品 (以降、平成26,27,28年出品) |
平成24(2012)年 | 「交差する視点とかたち Vol.5」(札幌芸術の森美術館、釧路芸術館) |
平成26(2014)年 | 「Sprouting Garden 萌ゆる森」(札幌芸術の森美術館、関口雄揮記念美術館)出品 |
平成27(2015)年 | 「HOPE REPORT」(朴寿根美術館/韓国江原道楊口)出品 |
平成29(2017)年 | 「札幌美術展 柿﨑熙 森の奥底」(札幌芸術の森美術館)開催 |
作品収蔵 |
北海道立近代美術館、札幌芸術の森美術館、韓国国立現代美術館 |
現 在 |
美術家 |
~受賞の功績~
昭和22年に学生有志で創立以降、道内で最も歴史あるアマチュア合唱団の一つとして、精力的に演奏活動を行い、半世紀以上もの長きに渡り、道内の合唱界を牽引してきた。
また、合唱を通じた国際交流にも取り組んできたほか、創立71周年を迎えた今も、団員のたゆまぬ努力と信念のもと毎年演奏会を開催するなど、本市の文化芸術の振興に大きく貢献している。
~受賞者の主な経歴~
昭和22(1947)年 | 庁立札幌第一中学校(現 札幌南高等学校)・庁立札幌高等女学校(現 札幌北高等学校)の学生有志により創立 |
昭和24(1949)年 | 第1回研究発表会を開催(~現在、平成30年で68回目) |
昭和25(1950)年 | 全日本合唱コンクール全国大会出場(以降全19回出場) |
昭和34(1959)年 | HBCクリスマスコンサート 出演(昭和35、36年も出演) |
昭和38(1963)年 | 札幌交響楽団第1回定期演奏会「ベートーヴェン・第9」に出演 |
昭和46(1971)年 | 日本フィルハーモニー交響楽団・小澤征爾指揮のベルリオーズ「ファウストの劫罰」出演 |
昭和47(1972)年 | 冬季オリンピック札幌大会開閉会式に合唱隊として参加 |
昭和52(1977)年 | 札幌市民文化奨励賞 受賞 札幌市民芸術祭賞(合唱祭部門) 受賞 |
昭和60(1985)年 | 北海道文化奨励賞 受賞 |
昭和61(1986)年 | 第1回冬季アジア競技大会開閉会式に合唱隊として参加 ドイツでの演奏活動として日独合唱交流西ドイツ公演実施(平成5,9,13年) 道内での演奏活動(砂川・歌志内・浦河・旭川・函館)実施 |
昭和62(1987)年 | 函館MB合唱団とジョイントコンサート開催(~昭和63年) |
平成元(1989)年 | 札幌市民芸術祭奨励賞 受賞 函館MB・旭川混声合唱団とジョイントコンサート開催(以降6回開催) |
平成 9(1997)年 | 札幌市市民芸術祭奨励賞 受賞 |
平成21(2009)年 | ねんりんピック北海道・札幌2009開会式に参加 |
平成29(2017)年 | 創立70周年を迎え「第1414回 札幌市民劇場 混声合唱団響友会 創立70周年記念演奏会」開催・札幌市民芸術祭奨励賞 受賞 一般社団法人全日本合唱連盟より長年の貢献により感謝状・表彰状受領 |
現 在 |
創立71周年を迎えた今も、常任指揮者・三山博司氏(札幌大谷大学教授)、ピアニスト・石井ルカ氏とともに「よりよい合唱を求めて」を合言葉に年に70回以上の練習を重ね、研究発表会(演奏会)の開催を継続している。 |
~受賞の功績~
ピアニストとして、精力的に演奏活動を行い、優れた音楽に親しむ機会を市民に数多く提供しているほか、美術展に合わせたコンサートを企画・実施するなど、その創造性あふれる多彩な活動は高く評価されている。
また、音楽を通じた国際交流や後進の育成にも熱心に取り組むなど、本市の文化振興に大きく貢献しており、奨励に値する。
~受賞者の主な経歴~
平成 4(1992)年 | 北海道教育大学札幌校芸術文化課程 卒業 |
平成 9(1997)年 | ドイツ・ベルリン国立音楽大学ピアノ科を最優秀の成績で卒業 |
平成12(2000)年 | 札幌市民芸術祭奨励賞 受賞 |
平成19(2007)年 | 日本シューマン協会札幌支部 立ち上げ |
平成21(2009)年 | 日本ショパン協会演奏会(札幌コンサートホールKitara) 出演 |
平成22(2010)年 |
「影山裕子ピアノリサイタル~記念の年にショパン、シューマンへのオマージュ~」 (第1248回札幌市民劇場)開催 |
平成23(2011)年 |
「西明美 メゾソプラノリサイタル」で伴奏を務める 「フランスの風」企画・出演 |
平成26(2014)年 |
リヒャルト・シュトラウス 朗読音楽メロドラマ「イノック・アーデン」企画・出演 「クララに魅せられた作曲家達」企画・出演 |
平成27(2015)年 |
北海道立近代美術館「夢見るフランス絵画展」にあわせ、「夢見るフランス音楽 平野則子・影山裕子ジョイントリサイタル」企画・出演 他多数のミュージアムコンサートを企画・開催 |
平成30(2018)年 |
「影山裕子ピアノリサイタル~敬愛するベートーヴェンのために~」 (第1415回札幌市民劇場)開催 |
現 在 |
日本シューマン協会札幌支部代表 北星学園女子高等学校音楽科非常勤講師 札幌大谷大学音楽科非常勤講師 |
~受賞の功績~
写真家として、北海道の豊かな自然をテーマとした芸術性の高い作品を数多く残しているほか、美術作品の撮影を多数手がけるなど、その技術の高さは本市を中心とする美術家たちからも厚い信頼を得ている。
また、個展や道内の写真家とのグループ展を積極的に開催し、後進の育成にも尽力するなど、本市の文化振興に大きく貢献しており、奨励に値する。
~受賞者の主な経歴~
昭和57(1982)年 | 個展「SHASHIN-SOUCHI Vol.1」(ギャラリーユリイカ)開催 |
昭和58(1983)年 |
個展「SHASHIN-SOUCHI Vol.2」(ギャラリータピオ)開催 |
昭和59(1984)年 |
個展「SHASHIN-SOUCHI Vol.3」(ギャラリータピオ)開催 個展「SHASHIN-SOUCHI Vol.4」(4丁目プラザ)開催 |
昭和60(1985)年 |
個展「SHASHIN-SOUCHI Vol.5」(ギャラリータピオ)開催 |
昭和61(1986)年 |
「現代存在派展」(アートスペース201)出品(~平成7年) |
平成 2(1990)年 |
「まなざしの力展」(アートスペース201)出品 |
平成 3(1991)年 |
アーバン・パシフィック・ミューズ 設立 |
平成 4(1992)年 |
「ノースユニット京都展」(ヴォイスギャラリー)出品 |
平成 5(1993)年 |
「写真的表層展」(ギャラリーT)出品 |
平成12(2000)年 |
個展「熱い日の記録」(アートスペース201)開催 |
平成18(2006)年 |
「New Point Vol.4」(大同ギャラリー)出品(~平成23年) |
平成20(2008)年 |
個展「アートクロス」(クロスホテル札幌)開催 |
平成21(2009)年 |
グループ展「アートクロス」(クロスホテル札幌)出品 |
平成22(2010)年 |
個展「街に風が吹くとき」(コンチネンタルギャラリー)開催 「100CREATORS EXHIBITION in SAPPORO2010」(ギャラリーレタラ)出品 |
平成23(2011)年 |
個展「街に風が吹くとき Vol.2」(ギャラリー創)開催 「記憶の循環」(苫小牧市立樽前小学校)出品 |
平成24(2012)年 |
「500m美術館オープニング記念展 後期展」(札幌500m美術館)出品 「メディアアーツ・サマー・フェスティバル」(ICC/札幌)出品 |
平成25(2013)年 |
「札幌美術展 アクア-ライン」(札幌芸術の森美術館)出品 |
作品収蔵 |
札幌芸術の森美術館 |
現 在 |
アーバン・パシフィック・ミューズ 主宰 |
~受賞の功績~
ジャズボーカリストとして、本市を拠点に芸術性の高いジャズ音楽を発信し、繊細さと力強さを兼ね備えた表現力と美しいその歌声は、国内のみならず海外でも高く評価されている。
また、幅広い世代が優れたジャズ音楽に親しめる機会を提供するため、公演やワークショップの企画・運営にも尽力するなど、本市の文化振興に大きく貢献しており、奨励に値する。
~受賞者の主な経歴~
平成10(1998)年 | 札幌にてボイストレーナー箭原顕氏に師事 |
平成11(1999)年 | ジャズコーラスグループ「Honey Vee(ハニーヴィー)」のメンバーとしてプロ活動開始 |
平成12(2000)年 |
アメリカ ボストン・バークリー音楽大学に短期留学 Honey Veeのメンバーとして |
平成14(2002)年 | Honey Veeのメンバーとして 舞鶴赤煉瓦ジャズフェスティバル最優秀新人賞 受賞 |
平成18(2006)年 |
ボストン留学中に1stCDアルバム「In a sentimental mood」をレコーディング (以降現在まで、Sapporo City Jazzをはじめ道内各地、横浜ジャズプロムナード等にも幅広く同企画を提供・開催) |
平成19(2007)年 | ジャズボーカリスト「Mizuho」として、 横浜ジャズプロムナード・コンペティションベストプレーヤー賞 受賞 浅草ジャズコンテストボーカル部門金賞 受賞 舞鶴赤煉瓦ジャズフェスティバル最優秀新人賞 受賞 |
平成20(2008)年 |
世界的トランペッター・バークリー音楽大学教授 Tiger大越氏のプロデュースで 2ndCDアルバム「翼~Tsubasa」をリリース(~以降5枚リリース) |
平成21(2009)年 | コンサートイベント「Sapporo未来Jazz」立ち上げに協力・出演(~現在) |
平成27(2015)年 |
ジャズの巨匠ゲイリー・バートン参加によるCD「ロマンティック・ガーシュイン」で ジャズジャパンアワード受賞、記念コンサート開催(札幌・横浜・東京) |
現 在 | ジャズボーカリストとして道内外でコンサート活動 コンスタントにイノベーティブな作品を発表し、高い評価を得ている |
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