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札幌市では、適切なヒグマ対策を講じるため、「札幌市ヒグマ対策委員会」を組織し、ヒグマ出没時の対応などについて協議を行うこととしています。
また、出没対応のほか、市街地への市街地侵入抑制策などについては、平成29年3月に策定した「さっぽろヒグマ基本計画」に基づき、具体的取組を行ってきました。
その後、札幌市内のヒグマを巡る状況が大きく変化したことなどを受け、令和5年3月、新たな計画である「さっぽろヒグマ基本計画2023」を策定しました。
ヒグマによる人身事故や農業被害といった人とヒグマとのあつれきを軽減し、市民の安全・安心を確保したうえで、人とヒグマの共生を目指すため、令和5年3月に「さっぽろヒグマ基本計画2023」を策定しました。
本計画では、ヒグマの生息域と人の生活圏を分けて管理する「ゾーニング管理」という概念を用いて、人とヒグマのすみ分けを目指します。このため、「人は街で、ヒグマは森で。~すみ分けによる安全・安心な暮らしを目指して~」をビジョンに掲げ、「草刈りをする」「電気柵を設置する」「山に入るときのルールを周知する」など、ヒグマを市街地や住宅地に寄せ付けないような対策をこれまで以上に強化するとともに、出没したヒグマについては、それぞれのヒグマの有害性を慎重に判断した上で、適正な対応を行っていきます。また、市民の皆さんに、ヒグマについて考えてもらうための取組も進めていきます。
さっぽろヒグマ基本計画2023【本書】(PDF:3,726KB)
さっぽろヒグマ基本計画2023【概要版】(PDF:4,488KB)
※参考:さっぽろヒグマ基本計画(旧計画)
さっぽろヒグマ基本計画ー手引き編ー(PDF:2,860KB)
「さっぽろヒグマ基本計画2023」の策定にあたり、有識者などからなる検討委員会で協議を重ねたほか、パブリックコメント・キッズコメントを実施しました。いただいたご意見の概要と札幌市の考え方については、以下のとおりです。
さっぽろヒグマ基本計画2023パブリックコメント・キッズコメント意見集(PDF:499KB)
なお、いただいたご意見は、趣旨が変わらない程度に要約しています。
その他、計画策定までの詳しい経緯等については、「さっぽろヒグマ基本計画の改定に向けた検討」のページをご確認ください。
札幌市では、「さっぽろヒグマ基本計画2023」に基づき、「札幌市ヒグマ対策委員会」を組織しています。
札幌市ヒグマ対策委員会では、所轄警察署などの関係機関や、北海道立総合研究機構、北海道猟友会札幌支部などの専門家と連携しながら、ヒグマ対策の方針や出没時の対応について協議・決定を行います。
札幌市では、ヒグマの出没情報が寄せられた際、「基本行動マニュアル」に基づき、出没したヒグマの有害性やその後の対応について判断することとしております。対応の判断が困難な場合や、追払い、捕獲等の重要な対応が必要と考えられる場合には、札幌市ヒグマ対策委員会において、協議・決定を行います。また、札幌市ヒグマ対策委員会では、必要に応じて所轄警察署等の関係機関や専門家(北海道立総合研究機構、北海道猟友会札幌支部など)の意見を仰ぐこととしています。
この要綱では、札幌市が実施するヒグマ対策について、札幌市ヒグマ対策委員会が、ヒグマ出没時の情報収集、広報、人身被害の防止・追払い、防除、被害の拡大防止並びに捕獲等の対策を決定並びに実行することを定めています。
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