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No |
相談者 対象の子ども 相談項目 |
相談の概要 |
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1 |
本人 小学生 いじめ |
学校で友だちにいじめられているが、両親には迷惑をかけたくないため、話をきいてほしいとの相談でした。本人の気持ちに寄り添いながらじっくりと話を聴いたところ、その後、友だちとお互いの反省点を話し合い、解決に向かうことができたとのお礼の報告がありました。 |
2 |
本人 中学生 親子関係 |
母親の家事を懸命に手伝うも、その努力を認めてもらえず、母親から愛されているのか不安であるとの相談でした。あなたは母親にとって大切な存在であることを伝え、一人で抱えこまずに気持ちを吐き出すよう伝えると、話すことで気持ちが楽になったと前向きな言葉が返ってきました。 |
3 |
本人 中学生 友人関係 |
仲良しグループの中の一人が冷たくされており、本当は助けてあげたいが、自分も仲間外れにされてしまうのが怖くてできないという相談でした。難しい立場に理解を示し、どうすれば元の関係に戻れるかを話し合いました。その後「相談することで気持ちの整理ができた。友だちと話し合う決心がついた」と自ら解決に向かっていく頼もしい姿が見られました。 |
4 |
本人 高校 精神不安 |
将来に対し漠然とした不安を感じているとの相談で、「一つ不安が解消されれば、また一つ不安が生まれ・・」となかなか前に進めない状況でした。本人の不安な気持ちに寄り添いながら、数か月にわたり週に複数回のメールのやりとりを続け、まずは自分の良いところに目を向けてみるよう伝えています。 |
5 |
保護者 小学生 親子関係 |
子どもの勉強のことについて悩んでいるが、父親は非協力的なためストレスが溜まり、子どもに当たってしまうとの相談でした。保護者の気持ちに寄り添いながら、一人で抱えこまず、子どもに当たる前に、「息抜きがてら子どもアシストセンターにお子さんと一緒にいらっしゃっては?」と提案しました。 |
6 |
保護者 中学生 家庭生活 |
子どもの携帯電話を覗いたら、インターネット上で知り合った人と交流があるようで、心配であるとの相談でした。個人情報を決してインターネット上に流してはいけないことを子どもと再確認するとともに、子どもを信頼していることを伝えつつ、自制心を促すことも大切であると伝えました。 |
7 |
保護者 中学生 いじめ |
同級生からの嫌がらせで学校を休みがちになっているため、親にも話せない本人の気持ちを代りに聴いてあげてほしいとの相談でした。本人への保護者と相談員からの言葉かけの役割分担を意識しながら、誰にも伝えられない胸のうちを“いつでも話せる場所があるんだ”と安心してもらえるようやりとりを重ねています。 |
8 |
保護者 高校生 養育・しつけ |
子どもから交遊のためのお金を度々要求されたり、勉強も疎かになっているようで困っているとの相談でした。勉強に関しては本人に将来のことを考えさせた上で任せて見守ること、金銭面についてはお小遣いを計画的にやりくりする工夫をさせることも大切であることを伝えたところ、親子で話し合いの場を持つことになり、相談は終了しています。 |
※プライバシーを守るため、事例は加工して掲載しています。
No |
相談者 対象の子ども 相談項目 |
相談及び調整の概要 |
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1 |
本人 高校生 学校生活 |
学校でトラブルを起こし自主退学を迫られているが、退学をしたくないという自分の気持ちを伝えきれていないため、学校との話し合いの場に同席してほしいとの相談でした。 子どもアシストセンターの調査員が学校に出向き、長時間に渡り本人と学校、調査員とで話し合いを行い、本人の気持ちだけではなく、学校側の希望や方針を共通認識することができるよう、お互いの思いを確認し合いました。 その後、本人と学校側との間で、より充実した学校生活を送るためのルールづくりについて協議がなされたうえ、復学が決定し、現在では元気に通学しているとの報告を受け、調整活動を終了しています。 |
2 |
その他 小学生 親子・兄弟関係 |
別世帯の兄(成人)より、妹が父親から日常的に暴力を受けているため、妹の身が心配であるとの相談でした。 調査員が児童相談所に対して電話や面接を行い、児童相談所での事実認識について確認を行ったほか、兄が心配している気持ちについて伝え、今後も関係者の間で情報を共有し連携していくことについて確認し合いました。 緊急時の一時保護などの対応については児童相談所との連絡を密に取りながら、兄や妹の不安を軽減するよう、数か月に渡り心情に寄り添った電話やメールのやりとりを続け、安心して生活を送るための具体的なアドバイスを行いました。 その後、兄より、妹が施設に入所することになったとの報告を受け、調整活動は終了しています。 |
※プライバシーを守るため、事例は加工して掲載しています。
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