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更新日:2021年3月17日

コラム「こんにちは、アシストです」(2020年9月号)

「コロナウィルス ショウガナイサン」~原救済委員~

コロナウィルスと聞いたとき、昔、教科書に出ていたたスペイン風邪が浮かんだところ、次の記事を見つけました。

「流感を恐れよ」(20年1月18日、鹿児島朝日)

『行政も「注意!流感!あなたの命は大事でしょう」と大書きしたビラを街中に張り出した。県は国に補助金を要請しつつ、自前のワクチン製造までも手掛けている。多くの児童や教員が犠牲になった教育界でも、全員が教室でもマスクを付け、毎日4回以上のうがいをするよう取り組んだ。児童用マスクを作った学校もあった。スペイン風邪はこの後再び、大流行することはなかった。そして人々を苦しめた「悪魔」(「スペイン風邪」)についても、忘れ去られてしまう』(南日本新聞ホームページより)。

目に見えないコロナウィルスは、スペイン風邪と同様に、今、私たちができるようにマスクを付け、うがいをし、密を避けることを続けていって流行が無くなったときには、コロナの体験は友人や家族の思い出話に登場するかもしれません。

コロナが思い出話に登場する前の今、困っていることは、コロナウィルス感染の不安で、眠れない、外出を控えるようになって運動ができない、孤独感が強くなって体調を崩すことが多かったとの話をよく聞きます。大人でも体調を崩すので、子どもが体調を崩さないわけはないと思いますが、子どもに影響を与えているコロナウィルス感染は統計に出てくることが少ないようです。

それは、子どもが影響を受けていないのではなく、子どもがコロナウィルスの原因で体調が悪いなどと大人に説明することが難しいからではないかと思うと、SOSを発することができない子どものために、周りの大人が子どもの様子に気をつけて、SOSを見逃さないことが大切ですが、大人もコロナウィルスの感染拡大などでこれまでの当たり前の生活が難しくなっているなど、余裕をもって子どもを見守ることが難しいこともあるかもしれません。

そんな時には、身近な人に相談すると心に余裕ができるかもしれません。身近に相談する人がない時には、決して一人で悩まずにアシストセンターにご相談下さい。コロナ禍で孤独感が強くなる時期でもあり、今、困っていることを一緒に考え、今後の解決方法を探しましょう。どうぞ、気楽にご相談下さい。

しょうがない~しょうがない~

しょうがあるけどしょうがない~

メソメソしてもしょうがない~

落ち込んだってしょうがない~

大きな声で笑っちゃおう~

すぐにいいことおもいつくぅ~

 

(アンパンマン ショウガナイサンの歌より)

最後に

コロナウィルス感染の拡大は、今自分たちができることをして

コロナウィルス感染の収束を待つしかないのかと思うと

上記のアンパン ショウガナイサンの歌のように

 

 

しょうがない

 

落ち込んだってしょうがない~

大きな声で笑っちゃおう~

すぐにいいことおもいつくぅ~

 

 

と、コロナ禍にあっても心を軽くして、いいことが思いつくといいですね。

 

令和3年3月17日

 

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