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更新日:2023年8月16日
X線テレビ検査は、X線を連続的に照射しエックス線透視画像をモニタで見ながら進める検査です。主にバリウム検査(胃・注腸)、透視を使いながら行う内視鏡検査(胃・胆のう・胆管・すい臓)、脊髄・関節に造影剤を注入して調べる検査、特殊アタッチメントを使用する泌尿器科系・婦人科系の検査などがあります。
バリウムと呼ばれる造影剤を飲んで、様々な角度から胃を観察し潰瘍やポリープ等がないか調べる検査です。
バリウムと空気による二重造影によって、食道・胃・十二指腸等の消化管の粘膜の病変をX線で撮影します。
バリウムを肛門から逆行的に注入し様々な角度から大腸を観察しがんやポリープがないか調べる検査です。
バリウムと空気による二重造影によって、直腸・大腸などの消化管粘膜の病変をX線で撮影します。
内視鏡的逆行性胆管すい管造影(ERCP)
内視鏡を口から挿入し、十二指腸にあるファーター乳頭と呼ばれる場所から造影剤を逆行性に注入し、胆管・すい管を造影して胆石や狭窄がないか調べる検査です。
ERCP : EndoscopicRetrogradeCholangioPancreatography
治療として
などがあります。
脊髄腔内に造影剤を注入し脊髄腔に狭窄などがないか調べる検査です。
その他、関節腔造影、気管支ファイバー、各種のチューブ挿入造影などを行っています。
腰椎部 ミエログラフィー
腎盂・腎杯・尿管・膀胱・尿道までの全尿路像が得られます。造影剤注入前に単純写真を撮影します。
その後造影剤を静脈より注入し、5分、10分、15分、(必要に応じて30分)と時間を追って撮影をします。
膀胱鏡を尿道から挿入して、造影剤を逆行性に注入する検査です。
腎盂・尿管の状態などを検査します。
逆行性腎盂造影
外陰部より器具を用いて、造影剤を子宮の中に注入して子宮内腔の状態と卵管の通過性を調べる検査です。
子宮卵管造影
主な検査としてバリウムを使用する消化管の検査や、内視鏡を用いる胆嚢・胆管・すい臓の状態を調べる検査に使用しています。
富士フイルムメディカル社製
日立社製
島津社製
立位(座位)の状態
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