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更新日:2022年12月20日

スズメバチ類、アシナガバチ類

屋外の刺す虫

夏~秋・刺されると激しい痛みとともに腫れる

人を刺して問題となるハチ類は、スズメバチやアシナガバチ、ミツバチ、マルハナバチなど集団生活をする仲間です。

 スズメバチ類

どんな虫?

  • 越冬した女王バチは、春先から巣をつくりはじめます。
  • 巣は9月頃に、最も大きくなり、11月頃になると、働きバチは死んでしまい、巣はカラになります。
  • カラとなった巣は翌年再び使われることはありません。
  • 巣やハチに刺激を与えたり、巣に近づくと、刺されることがあります。
  • ハエや毛虫など、不快害虫を捕まえる益虫でもあります。

 ケブカスズメバチ

  • 市内でよく見られ、攻撃性が強い種です。
  • 軒下、屋根裏、壁の中などにボール状の大きな巣をつくります。


ケブカスズメバチ


ケブカスズメバチの巣

 コガタスズメバチ

  • 市内でよく見られる種で、ケブカスズメバチよりはおとなしい性質です。
  • 低い木の枝や家屋の軒下などにボール状の巣をつくります。


コガタスズメバチ


コガタスズメバチの巣

 オオスズメバチ

  • 市内ではあまり見られませんが、体長3cm程と大型で、攻撃性が極めて強く、最も危険な種です。
  • 主に土中に巣をつくりますが、木のほこらや壁の間にもつくることがあります。
  • 他の種類のスズメバチやミツバチの巣を襲い、幼虫やサナギをエサとして持ち去ります。


オオスズメバチ

 クロスズメバチ

  • 体長1cm程の小さな種ですが、草刈の時など、巣に気づかずに刺されることがあります。
  • 主に土中に巣をつくりますが、屋根裏や床下換気口などにもつくることがあります。

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 アシナガバチ類

  • 軒下、生け垣、樹木などに外被に覆われないハスの実状の巣をつくります。
  • 攻撃性はスズメバチほど強くありませんが、巣に近づくと威嚇されます。
  • 巣は1年限りで捨てられ、新女王バチだけが越冬します。


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