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更新日:2022年12月22日

ヒラタキクイムシ

建材・家具の虫

春、成虫が発生・ラワン材を食害

建材や家具の表面に穴があき、そのまわりにきな粉のような木材の粉がこぼれている場合、キクイムシによる被害が疑われます。

画像:ヒラタキクイムシ

画像:ヒラタキクイムシによる建材の被害

建材の被害

どんな虫?

  • 成虫はラワン材やナラ、ケヤキ、カバ、キリなどの木材の表面に卵を産み、幼虫が内部を食害します。
  • 4~5月頃、成虫が木材に直径2mmくらいの穴をあけて出てくる時、大量の木粉がでます。
  • 家具や建具について室内に持ち込まれる場合が多く見られます。

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対策は…

発生した時は

  • 建材や家具を取り替えましょう。取り替えが困難な場合は、穴の中の木粉を取り除き、市販のキクイムシ用殺虫剤を注入し、周りにも殺虫剤を塗るとよいでしょう。
  • 木材の表面に、ニスやラッカーなどを塗ると産卵防止になります。
  • 被害が激しい場合は、専門の駆除業者に相談しましょう。

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豆知識

建材や家具を害する虫には、他に「オオナガナガシンクイムシ」や「オオナガシバンムシ」、「マツザイシバンムシ」などが見られます。

 画像:オオナガシンクイムシの一種画像:オオナガシバンムシ


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