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とよひら“風土(フード)”コレクションで活用している豊平区ゆかりの食材についてご案内します。
とよひら“風土(フード)”コレクションで活用している以下の食材は、かつて豊平区内で盛んに栽培されていたことから区のシンボルマークにもなるなど、豊平区とゆかりの深い食材であるりんごのほか、豊平区羊ヶ丘にある国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構北海道農業研究センターで研究・開発された品種です。また、27年度から新たに西岡にある札幌大学で採れたはちみつも仲間入りしました、
これらの食材を、とよひら“風土(フード)”コレクションでは豊平区ゆかりの食材として活用しています。
明治の始めころ、北海道開拓の父ケプロンの「りんごは寒地でもよく育つ」との提言により、穀物の栽培が難しい土地を中心に、道内各地でりんごの苗木が配られました。
当時の平岸村(豊平区の一部と南区の一部)では、明治17年頃から本格的な栽培が始まり、多くのりんご園が誕生しました。
昭和11年頃になると、平岸のりんごはロシアやシンガポールなどにも輸出され、地域の基盤産業を形成し、「平岸りんご」の名で親しまれました。しかし戦後、急速な都市化が進み、りんご園は徐々にその姿を消していきました。
昭和49年、かつてりんごの生産地だった当時の様子を現在に伝えるため、環状通の中央分離帯約1.1kmに「りんご並木」が誕生しました。いまでは、豊平区のシンボルとして、区民に親しまれています。
ちなみにりんごは、豊平区キャラクター「こりん」のモチーフとなっています。
〇北瑞穂
粘りが少ないお米ですが、米粉にして麺や焼き菓子に最適です。炒飯など粘りを嫌う調理にも向きます。
一般的なお米と比べて胚芽の大きさが1.5~2倍あるので、玄米としての利用に向いています。
〇キタノカオリ
もちもち、しっとりした食感のパンがつくれる強力小麦です。小麦粉は黄色みが強いのも特徴です。
〇はるか
ほんのりした甘みがあり、煮物から、サラダやコロッケ、スープまで、「男爵薯」にかわる万能じゃがいもです。
〇ノーザンルビー
皮は赤色で肉色はきれいなピンク色です。彩りを生かしたサラダなどカラフルな食材として利用できます。
〇シャドークイーン
アントシアニンを豊富に含み、皮も肉色も紫色です。彩りを生かしたサラダなどカラフルな食材として利用できます。
〇インカのめざめ
肉色は橙黄色。しっとりした食感で「ナッツフレーバー」と呼ばれる独特の風味があり、驚くほどのおいしさです。
〇キタアカリ
ビタミンCを多く含むヘルシーなじゃがいも。煮崩れしやすいですが火の通りが早く、ホクホクした食感です。
ほくほくして甘みがある美味しいかぼちゃです。
果肉が鮮やかな橙黄色で、プリンなどのスイーツにも向きます。
〇ストライプペポ
種子を食べるために開発された品種です。
種子は従来品より厚みがあり食感も優れています。
〇レラノカオリ
待望されたおそばの新品種です。
粒が大きく麺にするとコシがあり、数年のうちに生産量も増える見込みです。
〇左:満天きらり
従来のものと比べ苦みがかなり弱く美味しいだったんそばです。麺やお菓子に加工してもルチンが多く残ります。
〇右:北海T8号
北海道で栽培されるだったんそばの大半を占める品種です。特にお茶への加工に向きます。
〇めえ~ずのはちみつ
札幌大学敷地内でとれたはちみつです。
いくつもの種類の花から集められたはちみつで、百花蜜と呼ばれています。
★豊平区と北海道農業研究センターは、2011年(平成23年)12月に「食育に関する連携協定」を締結し、食育の普及・啓発、食品・農業に関する研究成果の情報発信について、連携して取り組みを進めています。
関連リンク:北海道農業研究センターホームページ
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