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更新日:2020年9月30日

対話録(令和2年度第1回サッポロスマイルトーク)

 (進行役:三谷さん)

みなさんおはようございます

サッポロスマイルトークのお時間がやってまいりました

サッポロスマイルトークとは、札幌市役所のお仕事に関する様々なテーマについて市民の方々と秋元市長が語り合うトークイベントで、今年で6年目 年に3回ほど開催しています。

たくさんの皆様にテーマへの関心を持っていただきたいとの思いからこれまではイベントスペースなどにぎわいのある場所で開催してまいりましたが、今回は新型コロナウイルス感染症の予防の観点からオンライン形式で開催し、YouTubeでの生配信で皆様にお届けしております。

本日は、「続けよう、新北海道スタイル さぁ!サッポロスマイル」をテーマに、新しいライフスタイルやビジネススタイルについて意見を交わしてまいります。

約1時間ほど私たちとお付き合い頂きこれからの新しい生活様式について、一緒に考えてまいりましょう。

申し遅れましたが、私は本日の進行を務めさせていただきます、三谷真理子と申します。どうぞよろしくお願いたします。

なお、本日は感染予防対策を講じた上でマスクを外してお届けしてまいります。

それでは、オープニングトークといたしまして本日のゲストから、普段のご活動やプロフィールなど自己紹介をしていただき、その後に秋元市長からご挨拶をいただきたいと思います。

お一人目はエスポラーダ北海道のゼネラルマネージャーの小野寺 隆彦(おのでら たかひこ)さんです。

どうぞよろしくお願い致します。

 

(エスポラーダ北海道:小野寺ゼネラルマネージャー)

みなさんおはようございます。私エスポラーダ北海道の小野寺と申します。

私は札幌市民の皆さんだとお分かりかと思いますけれども、「ていねっていいね!」でおなじみの札幌市手稲区で幼少期から大人まで過ごしてまいりました。

札幌市の手稲鉄北小学校でサッカーをはじめまして、専門学校吉田学園の現在で言う北海道スポーツ専門学校ですか、そこでずっと部活動を続けておりまして、本当に大人になるまでサッカーと隣り合わせの生活をしてきたという生活を過ごしてまいりまして、幸運にもその後学校法人吉田学園で教職員として仕事をすることができたのですけれども、2008年エスポラーダ北海道を立ち上げることで転職をいたしまして、2009年からFリーグに参戦したこのエスポラーダ北海道の監督2008年からですけれども、今年、昨シーズンですね2020年の3月まで監督を務め12年間過ごしてまいりまして、この4月からゼネラルマネージャーという立場で仕事をし、クラブを支えることになっております。

札幌市様の関係と話をさせていただきますと、エスポラーダ北海道は2018年から「プロスポネットSAPPORO」というところに加盟させていただきまして、エスポラーダ北海道は札幌市の小学校に積極的に学校訪問させていただきまして選手やコーチが体育出前授業を行って、スポーツの楽しさを伝えたり私が総合の授業で夢を追い続けてというテーマで講演をさせていただいたりしております。

今期に関しましてはコロナウイルス感染拡大の影響で、小学校訪問が1学期はできませんでしたが、2学期から徐々に手を上げて下さる学校も出てきましたので、今後ですね、またスポーツを通じたまちづくりに、しっかりと貢献できるようにこれからも努力して参りたいと思います。

以上簡単でございますが、紹介させていただきます。

 

(進行役:三谷さん)

はい、ありがとうございます。

小野寺さんからはスポーツチームを運営されているお立場からのお話などを伺いたいと思います。本日はよろしくお願いいたします。

それでは次に、定山渓観光協会マネージャーの橘 真哉(たちばな しんや)さんです。

どうぞよろしくお願いします。

 

(定山渓観光協会:橘マネージャー)

よろしくお願いします。

おはようございます。定山渓観光協会の橘と申します。

観光協会というのはですね、本当に日々いろいろなことを務めているんですけれども、私は主に行事と宣伝の方を事務局として担当させていただいて、日々奮闘しているわけです。

定山渓というのは 北海道の方ですと、まあ知らない方はいらっしゃらないのかなというふうに希望観測をしておりますけれど、まだまだ道外への知名度というのがまだまだ弱いというふうに私ども感じておりまして、定山渓は、宿泊地だけではなくてさまざまな飲食店ですとかアクティビティーの施設っていうのは非常に充実してきてまして、本当に札幌市内の憩いの遊びの場という風になってきております。

そんなことを日々頑張って、皆さんに楽しんでもらえるような、本当に定山渓ってなかなかやるじゃないっていうような、そのような地を目指して頑張っております。

今日はPR隊長の「かっぽん」も連れてまいりました。フェイスシールドもしています。今後ともよろしくお願い致します。

 

(進行役:三谷さん)

ありがとうございます。

かっぽんとご一緒に本日はお越しいただきました橘さん、観光業界ホテル業界の見通しなどについてもこの後お話をお聞きしたいと思います。

本日はよろしくお願い致します。

続きまして、北海道医療大学看護福祉学部の塚本 容子(つかもと ようこ)教授です。

よろしくお願い致します。

 

(北海道医療大学:塚本教授)

よろしくお願い致します。

私の方から自己紹介させていただきます。北海道医療大学の塚本と申します。

私の方は手稲育ちでもないですし、北海道育ちでもないんです。

東京育ちで、あと大部分を外国で過ごしてまいりました。

で、縁があって今の大学の方に十数年前から勤務させていただいてますが、北海道が本当に大好きで今回このコロナウイルスで、北海道が大変な状況に陥っているのを見て少しでも毎日何かできないかと思って活動しています。

私自身はアメリカでHIVの専門家、特に感染症なんですけどHIVの専門家として働いておりました。HIVもパンデミックの感染症でしたし、それから2003年2004年のSARSの時もアメリカにいて、その対策に努めてきました。

その後はですね、現在診療ができる看護師ということで、ナースプラクティショナーの養成を北海道医療大学の方でさせていただいています。

あと、今現在の取り組みとしてはススキノのエリアでのコロナウイルスの抗体価検査の方をさせていただいて、少しでもススキノで働く人たちが安心して働ける環境をということで、私自身だけではなくこれは全学の取り組みとしてさせて頂いて、本当に様々な人に協力させていただいて進めているとところです。

今日はどうぞよろしくお願い致します。

 

(進行役:三谷さん)

ありがとうございます。

塚本教授からは、ウイルスの感染管理や感染症について専門的な見地からお話を伺いたいと思います。本日はよろしくお願い致します。

そしてトークセッションに入る前に、秋元市長から皆様にご挨拶をお願いいたします。

 

(秋元市長)

皆さんおはようございます。札幌市長の秋元克広でございます。

このサッポロスマイルトークというのは、札幌市政に関わる様々なことを、いろいろな立場の方に来ていただいて一緒にお話をさせていただく、市民の方に、今の札幌市政のいろんな課題だとか取り組みということを知っていただこうという取り組みなんです。

今回は、いつもですと地下歩行空間などオープンな場で行っておりますけれども、感染症対策ということで今日はこのリモートでの対談ということで、Youtubeで生配信をさせていただく、と初めての取り組みということになります。

1月以来、札幌市は、この新型コロナウイルスの感染対策ということで、市民の皆さんに色々なご負担ご不便をかけしてきました。緊急事態宣言によって、外出の自粛でありますとか休業要請ということをお願いしてまいりました。

医療機関をはじめとして、多くの皆さんのご努力ご協力によって、今徐々にではありますけれども、日常の生活に戻りつつあるとまあそういう状況にあるのかというふうに思います。

しかしながらこのコロナウイルスというものがなくなったわけではありませんので、感染症対策とそして日常の生活、この両立をどのようにさせていくかということで今日皆さんと一緒に考えていければというふうに思っておりますのでよろしくお願い致します。

 

(進行役:三谷さん)

ありがとうございます。

以上、秋元市長と3名のゲストの皆さんでトークセッションを進めてまいります。

皆様本日はよろしくお願い致します。

さあ、それでは、最初のトークテーマはこちらです。

「新型コロナウイルス感染症の流行で私たちの意識はどう変わった?」

~新型コロナウイルス感染症が札幌市民の生活にもたらしたもの~

新型コロナウイルス感染症の感染が確認されたことにより、北海道から独自の緊急事態宣言、その後、政府からも緊急事態宣言が発出されました。

緊急事態宣言が解除された現在でもマスクの着用やアルコール消毒、在宅でのリモートワークなど、暮らしや働き方が変わったと感じていらっしゃる方が多いと思います。

また、三密という新しい言葉も生まれました。

私たちの意識や行動、生活においてこれまでと大きく変わったこと、それぞれのお立場や関わりの中で、事例などを踏まえてお話しを伺っていきたいと思います。

まずは小野寺さん。

感染症が流行する中で、チームや選手たちはどのように練習に取り組んできたのでしょうか?

また、運営面での変化はありましたか?

 

(エスポラーダ北海道:小野寺ゼネラルマネージャー)

はい、エスポラーダ北海道の選手は、先ほどの紹介でも言わせていただきましたが、プロのフットサル選手でありながらしっかりと仕事をして、もしくは学生で学びながら生活をして、スポーツと日常を両立しているというチーム作りをしております。

学生に関しましては緊急事態宣言が出た時に、しっかりと自宅で自粛をしていたこともあって、自己管理ですとか体調管理のところは本人たちにもしっかりと要求しましたし、クラブとしても管理をするという面では非常にスムーズに進めることができたかなというふうに思っておりますが、仕事をしている選手につきましては、医療ですとか社会福祉施設で働く選手もいれば通常の会社員そして、スクールですとか子どもたちにスポーツを教えるような仕事をする選手もいたりするので、なかなかその統一して管理をするですとか、社会人としての管理とフットサル選手としての健康管理という2つのところを担わなければいけなかったので非常に難しさはあったなというふうに思っています。それは今でも選手にとってみると、選手が感染をしてしまうという怖さ、それから与えてしまうその社会に対する不安っていうんでしょうか、そういったものにつきましては今でもやっぱり尽きないです。

選手たちも不安かなというふうに思っております中で、「何を」という、とにかく自分たちでしっかり感染症対策をしなければいけないというところに尽きてしまうんですけれども、検温をしっかりするですとか手洗いとアルコール消毒をする。

そして常に日常、自分の体に変化がないかとか、それを本人たちもチェックをしつつ、クラブである私たちが管理をする側もチェックをするということで、5月から少しトレーニング、リモートトレーニングでしたけれども、筋力トレーニングですとか外を各自走ってくるというようなところで、トレーニングは開始して、6月から通常の練習を開始して順調にチームづくりができてはいるんですけれども、なかなかやっぱり本当に難しいところがあったこの春先だったなっていうふうに考えております。

また、クラブの運営につきましても、この3月から5月というのはスポンサー獲得に向けて非常に重要な時期でして、私はよく会社にお邪魔をして営業してお話をするということを常々してきましたが、今年に関しましてはそれがちょっとできなかったということもありまして、非常に苦労したなというところはやっぱりありました。

ただ、多くの企業の皆さんスポンサー企業の皆さんがこの苦労している中でも、エスポラーダ北海道を支えてくださる皆様が、ぜひ頑張ってほしいということで、多くの企業の皆様がこれまでと変わらず応援を続けていただくことができましたので、何とか苦しいながらもひと山越えたかなというふうに思っております。

ただ、残念ながら、残念ながらと言いますか、これから9月に、Fリーグという公式戦が開幕を迎える予定で今進んでいますけれども、私たちがこれから気をつけなければいけない、これまで気をつけてきたこと以上にこれからがやっぱり本番かなというふうに思っております。

感染症対策は、ここまでは道内ですとか市内の中で私たちの活動をしてきましたのである程度管理が出来ましたが今後やっぱり遠征ですよね、遠征が始まっていったり、東京、名古屋、大阪という主要都市の行き来がありますので、単純に私たちの管理だけではなくて、先ほどもお伝えしたとおり、選手たちは働いてとか学校にっていうところでですので、周囲の皆様にも不安を与えないように進めていかなければいけない、これをどう進めていけばいいのかというところに神経を使っていかなければいけないので、まだまだ課題は多いのかなというふうに思っております。

全体感としてはしっかりとした感染をしないための管理というところは、今のところ順調にできているかなというふうに思っております。

 

(進行役:三谷さん)

ありがとうございます。

リモートトレーニングも活用され?

スポーツ選手の皆さんは、身体がやっぱり資本ですから感染しないのはもちろんですが、身体作りをしていくのもやっぱり大事ですからそういったトレーニングなどを日々続けていかなければならないですもんね。

 

(エスポラーダ北海道:小野寺ゼネラルマネージャー)

そうですね。難しさは非常にありましたけれども、ただその中でできることをしっかりやるというところにおいては、今は便利ですよね。携帯にアプリがあったりですとか色々と出来ることが多くありましたので、そういったことに気づけたことも良かったかなというふうに思っております。

 

(進行役:三谷さん)

ありがとうございます。

続きまして橘さん。札幌の奥座敷とも言われている定山渓。以前は国内外からの観光客で溢れかえっていたと思うのですが、今の状況はいかがでしょうか?

 

(定山渓観光協会:橘マネージャー)

そうですね。ちょっと重い話ですけども、スマイルトークなので、ちょっと明るい顔で話せればと思うのですけれども。

1月に新型コロナウイルスって言う話題が出ましてから、特に2月の下旬ぐらいからでしょうか。

まず、現状を話しますと、4月5月が自粛要請が出ましたピークの時に、9割減ということが2箇月まるまる続きました。

当然、インバウンド、外国人の観光客の方は、今もゼロという現状が続いております。

6月に入りましたら「どうみん割」ですとか、あと後ほど少しご紹介させていただきたいのですけども、「定山渓どこでもクーポン」というですね、お得に利用できるクーポンのキャンペーンをやっているのですが、こちらの事業自体はおかげさまで非常に盛況でですね、少しずつお客様も定山渓に、まあ定山渓のみならず、道内にお客様が少しずつ戻ってきたかなという現状はあるんです。

でも、実のところ定山渓におかれましては、まだようやく5割6割が戻ってきたというところなのです。

ホテルや旅館といいますと人が集まる場所ですし、いろいろバイキングとかもあるものですから、どこかまだ心理的な不安というのはお持ちなのかなっていうのは率直に捉えております。

ただ、定山渓でも色々対策をしまして、絶対「定山渓では出さない」とお客さまとともに絶対出さないという意気込みでおりますのでね、そちらのほうは、ご安心して過ごしていただけるかなというふうに思っております。意識に尽きますよね。まだまだこれからどう情勢が変わるかというのは分からないというところが私たちの正直なところなのです。

あまり申し上げられないのですけども、思い返せばですね、1月その新型コロナウイルスが出た時に、特にサービス業ではマスクをして接客をしていいの?っていう、ういうところから始まったんですよね。ここ数箇月ではもうマスクが当たり前、フロントではフェイスシールドをしたりですとか。感染予防対策というのか、これだけ短期間で常識が覆ったといういうことですね。

古きものは残しつつ、とはいえ変えられるものは、どんどん積極的に変えていこうということで、ある意味、この今回の情勢において、いろいろ学ばさせていただいている現状です。

 

(進行役:三谷さん)

ありがとうございます。

定山渓から絶対に感染者を出さない、というのがすごく心強いですよね。

 

(定山渓観光協会:橘マネージャー)

はい。普段も食品の衛生管理ですとか色々、何々ウイルスですとか何々菌ですとか。

これは本当に、ホテル旅館の方でもですね、出してしまったら、もうアウトです。

日々非常に継続して努めているところですが、さらに感染症対策というところで頑張っております。

 

(進行役:三谷さん)

ありがとうございます。

続きまして、北海道医療大学看護福祉学部の塚本容子教授です。

今のお話を聞いていかがでしたか?

 

(北海道医療大学:塚本教授)

そうですね。今のテーマにもありますけど、それぞれの生活にこのウイルスが影響を与えているなっていうことを思います。

6か月くらい前から振り返ってみますと、私自身この新型コロナウイルスのことを知ったのは、12月の31日ですね。

大きな有名な雑誌に、この新型コロナウイルスによる肺炎が初めて報告されたのが12月31日です。そのほかでは噂程度にはなっていたかもしれないのですけど、科学者が正式に知ったのが12月31日でした。年末のこの忙しい時に何なんだろうと思ってみると、どうも「ヒト-ヒト感染」はしないウイルスだということで報告はされていたんです。

ただ、かなり致死率の高い肺炎だということでは報告があったんですね。で、その後は、そういうウイルスがある、鳥インフルエンザも常に私たち心配してますので、そういうウイルスが中国で発生したんだな程度には思っていたんですけど、そのあと初めての患者が1月に日本で、札幌でも出て、それからクルーズ船ですね、クルーズ船で感染者が出て、私、たまたまクルーズ船のこの対応で、学会もあったんですけど、2月の忘れもしない13日14日に横浜におりました。その時に連絡を受けまして、札幌でも初めての新型コロナウイルスに道民の方が感染したという連絡を受けて、これは大変だということで、そのあと札幌に戻ってきてですね、そのあと病院での感染対策を、病院での感染対策をどうしたらいいかということで、医療従事者の人たちと一緒に常に考えてきたところです。

医療従事者も未知のウイルスのため本当に日々怖いというか、まだわかってないことがたくさんあったので日々怖いと思いながら対応をしている中で、十分なガウンですとかゴーグルが足りないということが起こってですね、本当にどうしようっていう、切羽詰まってたのが3月4月5月の状況でした。

その中で徐々に、ここまでとっても暗い話になってしまうんですけど、その時期というのは新型コロナウイルスがどの程度の感染どの程度の感染力があって、感染経路も実はよくわかってないっていうところできましたが、ここに入って十分わかってきたというところはあるかと思います。

例えば口の中にウイルスが多いので、やはりマスクさえしていれば一定度の感染は防げるということがわかってきたとか思います。

また、次のところでも話したいと思うんですけど、大事なことは正しく恐れるっていうことだと思います。

むやみやたらに、怖いから生活を変えるというよりは、本当に上手く付き合っていかないといけないですし、私自身、感染症の専門家としてお伝えしたいのは、免疫とこの自分の楽観的な考え方っていうのはとても影響していて、楽観的に物事を考えている考える人は免疫が下がらないということもありますので、私たち自身、むやみやたらに、怖い怖いと思うのではなくて、生活を楽しみながら、ただ、感染予防しながら生活できればいいなと思うので、生活はもしかしたら変わってしまったかもしれないんですけど、上手く付き合っていけたらいいかと思っています。

 

(進行役:三谷さん)

ありがとうございます。

楽観的に楽しみながら暮らすことで免疫力が上がっていくのですね。

じゃあ、もう、みなさんでサッポロスマイルをして笑顔で過ごして行きたいなと思います。

医療従事者の方々は私たちが想像する以上に、本当に大変な現場にいらっしゃると思います。本当にありがとうございます。

正しい知識がないと必要な対策ができないばかりか、神経質になりすぎてストレスがたまって免疫力が下がってしまってもいけませんからね。笑顔で過ごしていきたいなと感じました。ありがとうございます。

続いて、秋元市長は、北海道と連携、協力のもと、様々な対応に奔走されていたと思いますが、お話を伺いできますでしょうか

 

(秋元市長)

はい。1月ですね、北海道で初めての感染者が確認されて、2月、3月というのは北海道は全国に先駆けて、札幌だけじゃなくて全道各地で感染者が確認されましたので、北海道独自の緊急事態宣言というものが北海道知事から出されたわけなんです。

その時も、大変な状況にあって、非常によくわからないウイルス、どういうふうな経緯で、感染力だとか、そういったことが分からない状況の中でありましたけれども、鈴木知事とも、どうして行こうか、というようなことの話をさせていただいて、北海道での緊急事態宣言ということにもなりました。

3月に一度、北海道全体として収まってきたというふうに思っていたんですけれども、今度はまた4月に第2波ということで、実は、この4月5月の方が感染者が多くて、病院あるいはその老人福祉施設などでの集団感染ということもあって、医療の状況というのも大変な状況でした。

先ほど塚本先生からお話がありましたように、医療関係者への防護服マスクなどをはじめですね、こういった防護具材も非常に足りなかったというような状況もあったり、それから、病床も非常に少なくなって逼迫した状況ということになりました。

4月の下旬に、ホテルを利用した軽症者用の療養施設ができてからは、お若い方中心に、軽症の方はこのホテルに入っていただくということになりましたので、病院の方に少し余力ができた、というような状況があります。

かなり早くから北海道は感染が拡大をして、取り組んできたということもあります。し、ゴールデンウィークの時は、本当に多くの皆さんが「ステイホーム」ということで自宅にいていただいたということもありました。

少しずつではありますけれども、この新型コロナウイルスっていうものをどこに気をつけていけばいいのか、先ほどありましたようにマスクというような事を常にしていただくというようなことも含めて、手洗い、こういった基本的な感染症対策をしていただいて、徐々に市民生活を取り戻していく、そういうことをですね、市民の皆さんと一緒に取り組んでいければなというふうに思っているところであります。

 

(進行役:三谷さん)

ありがとうございます。

私たちも外出自粛で、テレビなどで秋元市長をお見かけすることが多くなったのかなと思いますが、あの様々な情報が飛び交う中で、市長は迅速に、そして正しく皆さんに情報を伝えてらっしゃるので、本当に大変なお仕事だなあと改めて思いました。

 

(秋元市長)

記者会見の回数とかはやっぱり増えました。

知事もそうですけれども、今の状況、感染状況が新たにどういう状況にあるのか、なぜ札幌で第2波といわれるところが多かったのかということで、テレビに毎日生出演をさせていただいたりしたこともありました。

先ほど塚本先生おっしゃったように、正しく恐れるというためには、しっかりした情報を提供していかなければいけないということなんですけれども、我々行政の立場でも、非常に手探りで進めてきたというのは正直なところです。

とても厄介なウイルスで、普通ですと症状が出てきた人が注意をしてもらえばいいんですけど、症状が出る前に感染をさせているようだと。これはですね、今でもそうなんですけど、非常にやっぱり悩ましい。

ですから、症状がなくてもマスクをする、あるいは人と人との距離を取るというような基本的なスタンスをとっていただくということが一番重要なんだろうなというふうに思っています。

 

(進行役:三谷さん)

ありがとうございます。

さて続いてのトークテーマいきましょうか。続いてはこちらです。

「新型コロナウイルス感染症と共存“新北海道スタイル”」

~ライフスタイルビジネススタイルの変革~

ということで、ただいま伺った新型コロナウイルス感染症の流行による生活の変化。

収束が見通せない今は、ライフスタイル、ビジネススタイルの変革が必要です。

そんな中、新しい生活様式のヒントになりそうな取り組みをご紹介いたします。

「ダンプレ」で大人気の札幌国際情報高校吹奏楽部の皆さんにお話しを伺ってまいりました。

新型コロナウイルス感染症の拡大によって休校となり、準備を進めていた定期演奏会も残念ながら中止となってしまいました。待ちに待った部活動の再開にあたり、新型コロナウイルス感染症と向き合いながら大好きな部活動を行うために、部員の皆さんが主導となって独自のガイドラインを策定。8月9日には様々な拡大防止対策を講じながら、「#みんなのエール北海道-SIT、Band、ダンプレライブ夏の陣2020」の開催を予定しています。

それではインタビューVTRをご覧下さい。

 

≪札幌国際情報高校吹奏楽部インタビューVTR≫

(札幌国際情報高校吹奏楽部 酒本 優菜さん)

私たちが一番変わったなと思うのは、コロナを通して活動期間が減ったからこそ部員一人一人の時間に対する意識だとか、もっと部活の時間を大切にしようという思いが強くなったのかなと思います。

 

(札幌国際情報高校吹奏楽部 野坊戸 遥さん)

一番変わったなと思ったことは教室の利用制限がかかってしまって、1教室40人程度しか入れなくなってしまったので、1年生の新入部員もたくさん入ったんですけれども、すごく練習場所がなくて大変だなっていうふうに感じています。

 

(札幌国際情報高校吹奏楽部 雉子谷 星亜さん)

私は感染症対策チームに入っているんですけれども、毎朝部員のみんなが来る前に、音楽準備室であったり、音楽室の前に消毒液を置くように、できるだけ早く来るように心がけるようになりました。

 

(札幌国際情報高校吹奏楽部キャプテン 山田 隼翔さん)

まず、休校明けからの部活動で私たちが感染しないさせないために、部活動、私たちSITバンドならではのガイドラインを作りました。

吹奏楽部ならではの唾液の処理の方法だったり、学校外での活動もよく行うので、機材の運搬だったりもする兼ね合いでゴム軍手の着用だったり、そういう細かい部分までそのガイドラインで定めて、それに基づいた活動を普段から行われるようにしています。

まずは、この演奏会の開催にあたって、もともと札幌文化芸術劇場HITARUは2,300人規模のホールなんですけど、それがホールのコロナウイルスによる制限で、その半数にしなきゃいけなくなってしまいました。

もちろん、演奏会の中止、元々予定していた演奏会の中止を視野には入れてたんですけど、ではなくて半数の方でも見ていただきたいということで、名称を変えて、やるならライブとして実施する形となりました。

でも、私たち自身も大きな声を出せなかったりだとかするんですけど、お客さんも盛り上がって見れなくなってしまうという懸念がありまして、それについてはいろんな私たちの部活のステージマネージャーがいるんですけど、そういう係の人が率先して、どうやってお客さんも私たちも楽しめるライブづくりができるのかっていうのを今検討して、それに向かって練習している最中です。

 

(進行役:三谷さん)

定期演奏会を開催するために、諦めるのではなくどうすれば実現できるかを、部員のみんな、生徒さんが一生懸命考えて取り組んでいらっしゃいます。

まさにウィズコロナ時代に必要とされるスタイルなのかもしれませんね。

今は、辛いこと大変なことをたくさんあると思うんですが、この時代を自分たちの力で乗り越えた高校生は、将来の強みになりそうですよね。

まずは、秋元市長、今回のテーマにもあります「新北海道スタイル」についてご紹介いただいてもよろしいですか。

 

(秋元市長)

はい。これは、ウィズコロナ時代、コロナウイルスがなくならない状態の中でですね、日常生活を気をつけながらやっていきましょうということであります。

国が提唱している新しい生活様式、これに準じた北海道らしい生活をしていきましょうという宣言なわけですね。

具体的には、人と人との距離を取る、あるいは、マスクを着用するですとか、手洗いをしっかりすると、いうような基本、3つの基本これをまずしていただく。

その上で、例えば、食事をする時には、向かい会って対話をするというということではなくて、横に並んで食事を楽しみましょうですとか、あるいは、少人数で買い物、できるだけ短い時間でいきましょうと言うような、人と人との接触をできるだけ注意をしながら、日常生活をしていいただこうということです。

仕事の仕方も、やはり随分変わってきているかなというふうに思います。

多くの人が職場に集まるということではなくて、テレワークということもありますし、時差出勤というようなことで、公共交通機関、地下鉄なども少し時間をずらして通勤していただくというようなことも重要かなというふうに思っています。

そういう様々な仕事の仕方あるいは日常の生活、こういったことですね、感染対策ということを頭に入れながら日常生活をしていく、そのことを皆さんでやっていきましょうということをお願いしているのが、この新北海道スタイルということであります。

 

(進行役:三谷さん)

ありがとうございます。

まずは私たち道民が安心できるまちづくりをした上で、その後に観光客の方を安心して迎え入れたいなと思いました。

続いて小野寺さん。

Fリーグやチームエスポラーダ北海道の様子はいかがでしょうか?

 

(エスポラーダ北海道:小野寺ゼネラルマネージャー)

そうですね。先ほど、橘さんもおっしゃいましたけれども、定山渓から出さないぞ、じゃないですけれども、エスポラーダからもやっぱり出さないぞ、というこの意識というのは非常に強くてですね、この新北海道スタイルというところの徹底というところは今も続けております。

選手たちには、非常に厳しくその辺チェックしておりまして、例えば体育館で練習をしますよというところで、体育館に入ってからではなく、入る前にまずウチのコーチングスタッフが検温、その場でチェックをしまして、実際に体温がどうだったのかというのを自己申告ではなく、しっかり周りのスタッフが確認した中で、それがOKであれば、手洗いをしてうがいをして、それから更衣、着替え室に入るという流れをしっかり徹底しています。

選手につきましても、0.8度、夜の練習ですので、どうしても体温が若干上がっちゃったりする時もあるんですけれども、通常の平熱よりも0.8度以上高ければ練習に参加させないですとか、どうしても風邪で発熱が起きてしまった時には、2日以上空けてからまた練習に参加させるですとか、こういった日常のできることの自己管理をですね、とにかく徹底するしかないかなというふうに思っているのです

また、練習環境ですね。換気がしっかりできるのか、ですとか、そういったところを考えますと、やはり大きな施設で練習をするのが一番ですので、場所選びというところにもちょっと苦労しているところあるんです。けれどもなにより、まずは選手の身体をしっかり安全に守るということも、私たちの使命ですので、そういった事も考えつつ、また、先ほども言っているとおり、選手たちは社会で仕事をしている、学生で学校に行っている、という子もいるので、周囲に影響を与えさせないために意識をどれだけ高くこのプロフットサル選手が持っているのか、というところも実践していきたいなというふうに思っているところです。

また、運営スタッフにつきましても、積極的に在宅勤務ですか、こちらの方を取り入れてまして、今でも当番制にして人数を少なく出勤者を出して、後はリモートというところで色々と連絡を取り合ったりですとか、ウェブ会議をしたりですとか、こういったところに取り組んでいて、できるだけ、選手だけしていただくだけではなく、スタッフの安全を守るということを気をつけています。

そして何より、そう言って自分たちのチームを守ると言いつつも、私たちやっぱりプロスポーツチームの一つですので、そういった啓発活動というのがとても求められているという風に感じています。

私たちはジャニーズで作った音楽で手洗い動画を作ってSNSで発信をしたり、「プロスポネット(SAPPORO)」で4つのプロチームのキャラクターが集まりまして、「新北海道スタイル」子どもたち向けの啓発動画を作ってSNSで配信したりですとか、こういった自分たちのことだけではなくて、周りにそういったことを周知することもしっかりと活動しています。

また、これから、9月。ホームゲームが本当に始まります。公式戦が始まりますといったときに、どれだけ安全対策をクラブとして管理をして、お客様に実践をして、時にはひょっとすると検温をしたときに残念ながら帰さなければいけないですとか、入場できません、ということも今期以降に関したらひょっとしたら出てくるかもしれませんけれども、皆様が安全に、でも、積極的にスポーツ活動に参加している、見ることもやっぱり参加することの一つだと思いますので、しっかりとそういったことを社会情勢も踏まえながら安全を確保しつつ、エスポラーダ北海道の活動を続けてまいりたいというふうに思っているところです。

 

(進行役:三谷さん)

ありがとうございます。

やはり、今までの練習スタイルとはガラリと変わりましたよね?

 

(エスポラーダ北海道:小野寺ゼネラルマネージャー)

そうですね。検温チェックが選手にとってみると意外と。自分は何ともないんだけど体温が高かったっていうと、帰されちゃうっていうことが起きてしまいます。

でもこれはやっぱり何か起きたときに、みんなが気を使わなければいけないことだということが、チームの中では浸透し始めているかなというふうに思ってます。

 

(進行役:三谷さん)

9月からの公式戦も楽しみにしております。

続いて橘さん、定山渓観光協会や定山渓温泉全体の取り組みはいかがでしょうか?

 

(定山渓観光協会:橘マネージャー)

そうですね。ホテル旅館のみならず、地元の飲食店ですとかレジャー施設ですとか、様々なお客さんを窓口でもお出迎えする施設にとってですね「定山渓安心宣言」という取り組みを徹底して、皆様で努めております。

これは「新北海道スタイル」に準拠したものにはなるんですけども、これプラスアルファ、温泉をいかに楽しんでね、安全に楽しんで頂きたいかということを、これを一同で掲示をして、定山渓全体で努めてますよと言う。まず、心理的な不安要素をとっていただき、ご利用いただくということに努めております。

まあ、今、どこでもそうですけど、みなさんが感染症対策に努めている中でまあ我々もそうなんですけれども、それプラスアルファ、やはり、やっぱりお客さんに正直来ていただきたいんですよ。で、楽しんでいって、また日々の活力につなげていっていただきたい、そういうような使命を持っている土地ですので。

せめてお得にこれますよという「定山渓どこでもクーポン」っていうですね、札幌市民の方であれば無条件で2,000円のクーポン券、金券ですね、こちらを差し上げて、で、お土産ですとかね、宿泊費にも充当できます。

こういうような対策と、ぜひ来ていただくという、両方の側面で今取り組みを進めております。

 

(進行役:三谷さん)

「定山渓どこでもクーポン」魅力的ですよね。これ、ご家族皆さんで行ったら全員もらえるんでしょうか?

 

(定山渓観光協会:橘マネージャー)

そうです。小学生以上すべてに差し上げております。

 

(進行役:三谷さん)

すごいですね、定山渓にいたその日当日しか使えないんですか?

 

(定山渓観光協会:橘マネージャー)

いえ、実はこれが12月まで使えるんですよ。

ですので、そのご宿泊当日の宿泊費に充当するのも構わないんですが、一度持ち帰って、また定山渓に来ていただいて、今度はレジャー施設で楽しんでもらう、というね。

 

(進行役:三谷さん)

すごくいいクーポンですね、魅力的なクーポンですよね。

みなさんにもぜひ活用していただけたらなと思います。

最後に塚本教授、ただいま皆さんからご紹介があったように、各業界で行われている新しいスタイルについていかがでしょうか?

 

(北海道医療大学:塚本教授)

そうですね。一つとても大事なことが。

この北海道スタイル、本当にあの徹底するということが大事なんですけれども、この新型コロナウイルスに関しては、日々新しい研究の知見が得られている状況なんですね。

先ほど検温、持ち込まないということが大事だってことを小野寺さんおっしゃってたんですけど、このところ分かってきたのは、実は、このコロナウィルスに感染している半数は症状が全くずっと出ないっていうことなんです。

それともう一つわかってきたのは、症状が出たとしても、一番感染力があるのは症状が出る0.7日前、まあ、1日前って言った方が良いでしょうかね。

ですので、症状が出た時、例えば発熱出た時、もちろん感染力はあるんですが、検温で安心してしまうというのが、実はそれだけでは防ぎきれないということが、だんだん分かってきているんです。

で、だから検温しちゃいけないよ、とかということではないんですけれども、検温するだけでは、どんなに頑張ったとしても、もしかしたら持ち込まれる、感染起こるっていう確率論もあります。

もし、万が一、私たちが考えないといけないのは、持ち込まないってことも、もちろん大事なんですけれど、万が一持ち込んだとしても、それを広げないということが大事なのかなと思っています。

で、その中でずっと感染が問題になってきてから気になっているのは、感染が万が一発生してしまったときに、それを責めてしまう文化だと思うんですよね。やっぱり感染は仕方ない部分があり、今も言ったように、無症状で人がいろんなところでいたら感染してしまうこともあると思うんですね。

そのときに大事なのは、責める文化ではなくて、みんなで万が一発生した時にどう広げないか、それからお互い支え合うっていう文化を作ることが実は感染拡大防止につながるのかなと思います。

そこの部分日々日々新しい知見っていうのが得られていて、今までと、もしかしたらやり方を変えなくちゃいけないということで、柔軟に対応をしていかなくてはいけないというところを、私たち、私自身も含めて情報は常に提供していきたいと思いますし、それに対して、皆さんも新しい情報を手に入れて柔軟に対応していただければ良いかと思います。

 

(進行役:三谷さん)

ありがとうございます。

感染しても周りの方が感染しても責めないそしてみんなで支え合う文化っていうのは、すごく大事だなと感じました。そして自分が暮らしている中で、自分がもう感染していると思いながら生活していくのも大事だなぁと思いました。

ありがとうございます。

それでは、続いて最後のトークテーマにまいりましょうこちらです。

「新型コロナウイルス感染症と上手に付き合いながら

札幌の暮らしを豊かに楽しむには?」

新型コロナウイルス感染症の発生による生活の変化、そして、新しいスタイルや取り組み。最後は、新型コロナウイルス感染症と上手に向き合いながら豊かな札幌市民の生活を過ごすために私たちはどうすればよいかを考えていきたいと思います。

このテーマにつきましてもまずはVTRがございますのでご覧ください。

私たちの暮らしに不可欠な食。飲食店ではどのような対応されているのか、札幌市内の焼き肉店さんにお話を聞いてきました。

緊急事態宣言での休業や営業時間の短縮を経て、各店がさまざまな取り組みにて新しい日常に合わせたスタイルの営業でお客様をお迎えしています。それではご覧ください

 

≪飲食店インタビューVTR

(牛角 直営営業部 大西 勇多部長)

当店では飛沫防止のガードを隣接する席に設置させて頂いています。

入口ではアルコール除菌を徹底させて頂き、スタッフもマスクの着用を義務化させて頂いております。

また、テーブルは使用された後には、速やかに除菌させて頂く形で対応させて頂いております。

隣接する席にご案内されるのかというのは確認されるケースが入口で多かったです。

隣にお客様がいない所にご案内してほしいという声は頂くことが多くなっているのと、除菌は比較的こまめにされる方が多くて、お手洗いに行った後にもちゃんと除菌をして頂いたりだとか、お客様自身が気をつけてくださっている印象です。

コロナになって、色々と環境変わったので我々もこれをヒントにという形で、デリバリーですとかテイクアウトも始めましたし、お店に来ずともお店の味を楽しめるという機会は作ってきています。

ただ、どうしてもやっぱり外食はお店の中で楽しんでいただくのが一番いい形であると思いますので、我々も万事徹底して、お客様が気にならないぐらいまで衛生に気をつけておりますので、ぜひ、お店の方に足を運んでいただいて安心して楽しんでいただければと思います。

 

(進行役:三谷さん)

外食はやはり気持ちが豊かになりますし、みなさんも行きたい気持ちがたくさんあると思うんですが、今は控えているという方が多いと思います。

しかし、今のVTRを見て、お客様同士が気を付け、気遣いながら来店されていると言うのを聞くと少し安心しますし、ちょっと札幌市民として誇りも持てますよね。

秋元市長、いかがでしたでしょうか?

 

(秋元市長)

飲食店の皆さんは本当に大変ご苦労されているというふうに思いますね。いろんな形で事業者の皆さんは、それぞれ感染対策というものをしっかり取って頂いてます。

どうしても飲食をするときにはマスクを外しますので、これは、このウィルスの特色としてマスクを外して近距離で会話するというようなときは、感染リスクが非常に高まるということがあります。

利用される市民の方も楽しんでいただくために、例えば食事の際には大きな声を出さないとか、向かいあっての対話というようなことで、十分注意をするとかですね。

お店と同時に、利用される方のほうも「感染」、先ほどの塚本先生も、いつどこで誰が感染をする、させるかわからないという状況でありますので、常にそのことを気をつけていただきながら、何でもかんでも我慢をするということではなくて、注意をしながら楽しんでいただく、ということを私自身もそうですし、市民の皆さんに身につけていただいて、この難局乗り切っていきたい、いかなければいけないのかなと、このように思っています。

 

(進行役:三谷さん)

やはり普段の生活を気をつけながら楽しんでいくのが一番いいですね。

 

(秋元市長)

そうですね、気をつける点っていうのは、いろんなとこ見えてますね。

例えば、三密を避けるとか、近い距離での会話、大きな声での会話とか、歌を歌うということを注意しながら楽しむということをしっかり身につけながら、楽しんでいただくということを考えていただければというふうに思います。

 

(進行役:三谷さん)

ありがとうございます。

続きまして小野寺さん。これからのスポーツ観戦の楽しみ方について、提案いただけますか?

 

(エスポラーダ北海道:小野寺ゼネラルマネージャー)

はい。この自粛期間、プロ野球ですとかJリーグが行われなかったときに、なんとなく、スポーツをやってらっしゃらない皆さんにとっても、あれ?なんか寂しいな、とか、あれ?なんかちょっと物足りないな、って、新聞見ても、いつもの記事が出てこないですしって、北海道のチームどうなってるのかな?なんて思った方も多いんじゃないかなというふうに思うんです。

スポーツを生で見るという楽しさっていう、やっぱりコレ必要なのかっていうところは何となく感じてくれたんじゃないかなと。

あと、SAPPOROプロスポネットですね。4つの球団がありますから、皆さんで会場に足を運んだときに、「サッポロ応援スタイル」じゃないですけれども、プロスポーツは札幌ドームに行けば、野球も見れればサッカーも見れて、体育館に行けばバスケも見れてフットサルも見れて、何よりあの北海道というのはウィンタースポーツも含めて、オリンピアンが集う街ですし、多くのスポーツが楽しむことができるのです。

何か応援スタイルが今はあるのかというと、実際にはないですけれども、声も出せなかったり入場制限がある中で、みんなでこう応援していけるんだって、私たちこの札幌はスポーツで元気にする、この街が札幌なんだって言えるような何か応援スタイルができればいいのかなというふうに思っています。

また、なかなかその中で観戦ができないとか、体調に不安があるという方には、このFリーグ私たちのこのフットサルに関しては、今期はAbema TVさんというインターネットのコンテンツでですね、全試合生配信をしていただける、ライブ中継をしてもらえるというのがありますので、体調に不安のある方につきましては、この私たちのエスポラーダの試合を自宅で携帯やタブレットやPCなんかで見ることができると思いますので、ぜひ。

引き続きスポーツの応援もしていただければと思います。以上です。

 

(進行役:三谷さん)

ありがとうございます。

スポーツ観戦には人を元気にする力がありますからね、ぜひ皆さんも生で観戦していただけたらなと思います。また、体調に不安がある方はAbema TVでも今後ご覧いただけるということなので、ぜひご覧いただければなと思います。

続きまして橘さん。これからの観光やレジャーについてのご意見を伺えますか?

 

(定山渓観光協会:橘マネージャー)

そうですね。あの、今、様々なこと取り組みをしているんです。

まず、でも皆さん知りたいのかなぁって思うところっていうのは、やはりホテルの中、

どのようなしっかりした体制をとっているかなという風に思っております。

例えば、どうしても共用の備品ですとかが発生してしまいます。バイキングですとかね。ホテル旅館業界というのは、バイキングは非常に多くて避けられない食事の提供形式だと思うんです。例えばバイキングですと、大皿で皆さんがトングとかで取り分ける形が今までのスタイルだったんですけれども、実はですね、もう今そういうスタイルというのは、ごく一部はせざるを得ない部分っていうのはあるんですけども、ほとんどが、もうすでに小分けされたものをお客様が単独で取っていくですとか、そのホテルのスタッフがそれ専用のスタッフがですね、お客様にお一人ずつお皿に取り分けていくですとかという対策が取られております。

仮にトングを使ったとしてもですね、そもそもトングを触るのに、お客様に使い捨てのゴム手袋を全てのお客様に差し上げて、お客様はその手袋をしてトングを利用いただく、で、尚且つトングも10分ですとか15分に1回消毒ないしは取替え、もしくは全部廃棄するということで、そのようなさまざまな対応で各ホテル、施設工夫しております。

先ほど塚本先生もおっしゃっていたようにですね、確かに本当に目に見えないもので、私たちもまあ対策はしつつも怖がってばかりではいけないということでですね、皆様知ってのとおり、今日小野寺さんもいらっしゃってますけども、やっぱりスポーツもそうですし芸術文化そして温泉も、これは不要なものではないという風に強く思っております。

特に観光地、私どもの言います観光地、温泉においてはですね、温泉地に来てマイナスなベクトルを持って帰る方って、そんなにいらっしゃらないと思うんですよね。

皆さんプラスのベクトルで日々の生活の活力になっていく、そのような場所だというふうに思っておりますので、こちらも安全安心対策を非常に注視して努めております。

お客様とともにどう楽しんでいけるかというのも、これからまた引き続き模索して

皆様の楽しい場でありたいと思っておりますので、ぜひ定山渓温泉にきてください。

 

(進行役:三谷さん)

ありがとうございます。実際に定山渓温泉で、いろいろな取り組みがされている、対策がされているということを伺えて、なんだかすごく安心しました。

 

≪定山渓ネイチャールミナリエの告知画面≫

(進行役:三谷さん)

こちらは?

 

(定山渓観光協会:橘マネージャー)

これはですね、スタートを見合わせておりましたけれども、屋外イベントだということと、5,000人以下という来場者数のイベントということで、今年7月の10日から10月の20日、紅葉の時期までですね、「定山渓ネイチャールミナリエ」という自然散策路を活用したライトアップイベントをやっているんです。

で、こちらは都会の光とはもう全然違うような、自然を感じていただくための繊細な光で、すごく幻想的な会場を演出しているんです。ぜひ。

今年は宿泊者限定という区分にさせていただきました。密を避けるためにそのような対策になってしまったんですが、ぜひご宿泊にいらしたら、このようなイベントも。夜の涼みに浴衣を着て、ぜひ、この定山渓温泉というものを堪能していただければというように思ってます。

 

(進行役:三谷さん)

すごく素敵ですね。とっても行ってみたくなりました。

ありがとうございました。

最後に塚本教授。私たちは新型コロナウイルス感染症とどのように向き合い、新しい日常を過ごしていくべきなのでしょうか?

 

(北海道医療大学:塚本教授)

私、ルミナリエに2度行ってるんです

宿泊者限定でなくても、駐車場が埋まっている時でも密のイベントだったというふうには記憶してません。外ですよね?安心かなぁと思うことと、それから私自身食べるものも好きですし、スポーツ観戦も好きですし温泉も好きなのでこれを全部無しっていうのは、本当に何を楽しみに生きていけばいいんだろうっていうふうに皆さんも思っていると思うんですね。

その中でいろんな様々な課題。このコロナウイルスの予防のために課題があると思うんですけど、この課題があると必ず人っていうのはイノベーションを起こすんです。新しいものが生まれてくる。

ですので、それをただ課題で大変だ大変だって思うよりも、新しいあるものを生み出すためのステップっていうふうに思っていただければ、一つ考え方の方向転換としては必要なのかなとは思ってます。

それからその先ほどの感染対策。私、先ほど聞いてて思ったのは、ビュッフェのスタイルっていうのは、本当に難しいんじゃないかと思って聞いてたんです。けれど、そもそも小分けのお皿にして置いておく、その上にカバーを掛けていくっていうことであれば、そういうことができるんだって。それも一つのイノベーションなんだなぁと思って聞いておりました。

まだまだこのコロナウイルス、私も見込みをお伝えできればいいなと思うんですけど、この秋には収束しますよとか言えればいいんですけど、本当にこのウイルスというのはわかりません。

それから気をつけないといけないのは、このウイルスというのがどんどん、今の現状を見ていると若い世代に広がっている。これは、若い世代がいけないとかっていうのではなくて、ウイルスがおそらく変異を起こしていって型が変わってきているんだと思います。おそらく感染力を強めているではないかなと思うんです。

次に何が起こるかっていうと、高齢者の人に感染してというサイクルを繰り返すのがウイルス感染症です。

だからといって恐れるっていうことではなくて、ワクチン、それから治療薬に関してもまだまだ見通しがない中で、私たち自身が自分の身を守るために行動する、それから自分の身を守るだけではなくて他の人の身も守らないと、そのためにマスクをするということを意識してもらえれば。

コロナウイルスは怖いんですけど、そこまで怖くないって言ったら良いんでしょうかね、そこまで怖いものではないです。ウイルスは予防できるものだと思いますし、共存できるものだと思ってますので、お互いがお互いを思いやって生活できればと思います。

 

(進行役:三谷さん)

ありがとうございます。しっかりと予防をしていきながら、楽しんで豊かな生活を送れるようになりたいですね。

それぞれのお立場から新しい生活様式でコロナと上手に向き合うくらしについてお考えをお聞きしてきました。

まだまだ聞きたいことがお聞きしたいことが尽きませんが、終了のお時間が近づいてまいりました。

最後に本日のまとめといたしまして、秋元市長から配信をご覧いただいている視聴者の皆様へメッセージを頂いて、配信を終了させていただこうと思います。

市長よろしくお願い致します。

 

(秋元市長)

今日は動画をご覧いただきましてありがとうございます。

こういうスタイルで初めて動画配信をさせていただいて、皆さんとお話をさせていただきました。

定山渓ですね、先ほどいろいろな取り組みのお話をいただいてます。

いろいろな対策をしていただいている中、安心してこの温泉を楽しんでいただければなというふうに思っています。

市民一人一人の健康、命を守るこれは当然のことなんでありますけれども、雇用を守るとかですね、子どもたちの学習機会を守るというようなこと、それからスポーツや音楽いろんな文化を楽しむということ、こういった市民一人一人の生活を守っていくということも重要だというふうに思っています。

今日色々なお話をお伺いしました。

市民一人一人の気をつけながら市民生活を楽しんでいく、ぜひ、この札幌でですね、新しいスタイル、ウィズコロナ時代の新しい変革というようなことも含めて札幌から発信をしていければというふうに思います。

皆さんどうぞよろしくお願い申し上げます。今日はありがとうございました。

 

(進行役:三谷さん)

秋元市長ありがとうございました。

また、本日さまざまなご意見をいただきました、塚本教授、小野寺さん、橘さん、本日は誠にありがとうございました。

なお、本日の生配信につきましては、後日こちらのチャンネルにて、アーカイブとして配信してまいりますので、こちらもぜひもう一度ご覧頂ければと思います。

以上をもちまして、「サッポロスマイルトーク」

「続けよう、新北海道スタイル さぁ!サッポロスマイル」の終了のお時間となります。

本日は最後までご視聴頂き、誠に有難うございました。

 

      

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