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更新日:2019年12月20日

令和元年度第2回市長とじっくりトーク概要

令和元年11月11日に、札幌圏の大学で学生の就職支援を担当する大学職員の方8人に札幌市役所本庁舎市長会議室にお集まりいただき、学生の就職事情について市長と語り合っていただきました。

対話者の皆さまからの声

 

学生の就活事情

  • 第2回市長とじっくりトーク1早いうちに企業を絞り込む学生が増えてきており、それがある程度許されるというか、できる状態になってきているのではと感じています。
  • 今の就職活動といえば、夏のインターンシップが主流と言われていますが、そこで体験をしてきた学生が、そこの企業にある程度絞って、冬まで就職活動を継続させていくという流れが増えてきています。
  • 何が問題かというと、自己研究、会社研究、業界研究ができないまま就職活動を進めていく学生が増えていて、それが卒後3年の離職率の高さにつながっている傾向が今の就職活動にはあるのではないかと考えております。
  • メディアで言われている売り手市場という状況ではあるにせよ、企業としては、採用の基準自体を変えていないので、ある程度のレベルを要求されていることは以前とほぼ変わらないと思います。

学生の地元志向と道外志向について

  • 北海道出身の学生は、地元志向が強く、道内に残りたいと言う学生が多いです。道外出身者はそのまま道外に戻って就職するパターンが多くなっています。
  • 首都圏は、勉強する環境に恵まれておりスキルアップしやすい環境に魅力を感じるため、特に自分の力に自信がある学生は、北海道ではなく、首都圏に出ていきたいと考えるのではと感じています。
  • 一方で、道外出身者でも、道内に来て魅力を感じて、そのまま北海道で就職をするケースも少なからずあります。
  • 学生と面談をすると、勤務地を決める上で、親から近くにいてほしいという声があると学生から聞くので、時代は変化してきているのかなと感じています。勤務地については親御さんの意向が強くなってきている傾向があります。

道内企業等と道外企業等の採用活動に関する違い

第2回市長とじっくりトーク2

  • 道外の企業は、道内企業に比べ、学生に対して就職のアプローチをかける時期が早いのかなと感じます。
  • 基本的に3年生になってから本格的にアプローチをかけていく企業が多いと思うのですが、道外の企業から聞いた話では、1、2年生のときから企業と触れ合う機会として、地域との連携やボランティア、学外研修を積極的に取り入れて、まずは企業と触れ合う機会を作っているということでした。
  • 道内企業は、全国に比べると、やはり大きくはないので、企業説明会の担当者となると、結構上役の人が来ることが多いです。そうすると、若い人たちに比べると年齢もある程度離れていますので、雰囲気などの部分で若干威圧感があるのかなと思います。
  • 学生も企業を評価しているので、企業説明会などを若手の社員に任せ、学生が取っつきやすい広報をすると学生も興味を示すような気がします。
  • 道内学生に対しての道外企業からの求人案内はたくさんあるように感じますが、道内の企業が道外の大学に訪問して直接話す機会は少ないかなと感じます。費用もかかると思いますが、北海道の良さを伝えていくところが大事なのかなと感じます。

若者の道外流出をくい止めるための取組みについて

  • 道外で就職した後、数年して北海道に戻りたいと希望する方も多くいます。そういった方々の受け皿にできるような、ある程度の規模感のある企業があると受け入れやすいのかなと思います。
  • 道内の地元に戻りたい学生がどういう思考なのかを考えると、いわゆる郷土愛なのです。大学で学ぶ中で、実際に自分が勉強したことを自分のまちに置きかえたときに、自分が生まれ育ったまちに課題があるので、それを解決したいという問題意識を本人たちが持てれば、地元に目が向くのかなと思います。
  • 道外へ進学後に道内就職を志す者の経済的負担を軽減させてあげることや、大学までの教育において、道内の産業などに意義を感じるようなキャリア教育をしていくことが重要かと思います。
  • 道内には大きな企業がまだ少ないので、道内にもっと企業を誘致していく必要があるかと思います。

秋元市長から

本日は皆さまのお話を聞くことができて大変勉強になりました第2回市長とじっくりトーク3

道内企業の情報が道外の大学の方にあまり伝わっていないということから、首都圏の大学と就職に関する連携協定を結び、4年前に東京に札幌UIターン就職センターを作りました。そこでは、首都圏の大学に通っている方に北海道の企業の情報を伝えるほか、面接のために札幌に来なくてもウェブ上でやりとりができるようにもしています。向こうに専門のコーディネーターがいて、企業に登録をしていただき、学生に東京の札幌UIターン就職センターに来ていただくという感じです。企業情報のほか、居住する上での北海道の情報もお伝えしていまして、かなりの大学に広がってきています。道外の学生に道内企業のことや北海道の情報をもっと知っていただきたいです。道外の学校に進学した方で、就職は地元に戻りたいという方が戻りやすい環境づくりも大切ですね。

あとは、色々な情報の見せ方や伝え方も重要ですよね。道内企業が求めている人物像をもっと明確にして訴えていくことや、戦術・戦略的なものを組み立てて情報発信していければなと思っています。札幌UIターン就職センターの登録数やマッチング数は年々増えてきていますので、それをブラッシュアップしてやっていければなと思っています。

また、企業誘致について、最近、札幌市内では再開発が非常に進んでいます。今まで、なかなかオフィス床がなかったのですが、再開発において、中心部をはじめ、オフィスを入れてもらうために都市計画上の容積率の緩和をしたりして、オフィス系の企業誘致をしていこうとしています。やはり、地元に魅力ある企業に来ていただき、育っていただく必要もあると感じています。

色々な手だてをとって、札幌や北海道に残ってくれたり、移住してくれる人を増やしていきたいです。

 

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