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札幌市は他都市と比べ、都心から高速道路までの距離が遠く、都心へのアクセス性が脆弱な状況にあります。
札幌が世界都市としての魅力と活力を創造し続けていくためには、道内の各地域や空港・港湾等の交通拠点から都心へのアクセスを強化し、北海道新幹線札幌延伸とも連携した広域的な交通ネットワークの形成が必要です。
このため、平成24年1月に「札幌市総合交通計画」において、創成川通(国道5号)を自動車の円滑性向上を重点的に図る路線(都心アクセス強化道路軸)に位置づけるとともに、「札幌市まちづくり戦略ビジョン」(平成25年10月)、「第2次都心まちづくり計画」(平成28年5月)などの各種計画において、その必要性を位置づけ、国等の関係機関と連携し、創成川通(国道5号)の機能強化に向けた検討を進めています。
冬期における創成川通の混雑状況
札幌北IC出口付近の混雑状況
創成川通の機能強化により、様々な分野において、その整備効果が期待されています。
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平成28年度から、札幌都心部と高速道路とのアクセス強化について、札幌都心アクセス道路検討会を設置し、関係機関(札幌市、北海道、北海道開発局)の連携のもと、創成川通の課題解決方策について検討を行っています。
札幌都心アクセス道路検討会のページ(北海道開発局ホームページ)
平成30年度から令和元年度にかけて、国土交通省による計画段階評価の手続きが実施され、令和2年3月に、都心アクセス道路の整備方針が「地下整備案」に決定しました。
検討状況の詳細については、以下の過年度の取組からご覧ください。
札幌市では、令和2年度に、都心アクセス道路を創成川通の都市計画に位置付けるための手続きを実施しました。
令和2年9月8日(火曜日)から23日(水曜日)にかけて、創成川通の都市計画変更に関する説明会を開催しました。
国道5号創成川通の都市計画に関する説明会資料(PDF:4,117KB)
説明会開催について(地域にお住まいの皆様へのお知らせ)(PDF:1,100KB)
札幌市都市計画審議会に対して、令和2年11月13日(金曜日)に事前説明、令和3年1月26日(火曜日)に諮問を行いました。
第110回札幌市都市計画審議会(令和2年11月13日(金曜日))
第111回札幌市都市計画審議会(令和3年1月26日(火曜日))
令和3年2月12日(金曜日)に「3・1・1創成川通」の都市計画変更を告示しました。
令和3年3月に、国土交通省による新規事業採択時評価の手続きが実施され、令和3年度から事業化することが妥当として承認されました。
令和3年3月10日(水曜日)に、国の第三者委員会である北海道地方小委員会が開催されました。
社会資本整備審議会道路分科会・第27回北海道地方小委員会(北海道開発局ホームページ)
令和3年3月16日(火曜日)に、国の第三者委員会である事業評価部会が開催されました。
社会資本整備審議会道路分科会・第20回事業評価部会(国土交通省ホームページ)
令和3年3月30日(火曜日)に、国土交通省より、令和3年度から国道5号創成川通が新規事業化されることが公表されました。
令和3年度道路関係予算配分概要(国土交通省ホームページ)
(6ページに掲載)
令和3年度北海道開発局関係予算について(北海道開発局ホームページ)
(35ページに掲載)
令和3年8月、9月に開催を予定しておりました計画説明会につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況を踏まえ、開催中止としました。
今後の参考とするため、都心アクセス道路について、皆さまのご意見を下記受付フォームよりお寄せください。
創成川通の機能強化に関しては、平成27年度から交通面のほか、様々な観点から課題の分析や期待される効果などの検討を進めるとともに、市民の皆様との情報共有の取組を進めています。
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