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更新日:2021年9月8日

酸素による燃焼拡大実験

新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、在宅酸素療法を行う自宅療養者が増加しています。在宅酸素療法では、酸素を吸入するために酸素濃縮装置、液化酸素装置及び酸素ボンベを使用しなければなりませんが、過去にこれらを使用した酸素吸入時に火を使用したことが原因と考えられる火災が発生しており、今後同じような火災の増加が懸念されているところです。

酸素吸入時に火を取扱った場合の火災危険

実験想定

酸素吸入中に、仏壇に供えたろうそくについていた火が服に燃え移ったことを想定しました。

実験結果

高濃度の酸素により、ろうそくの火が大きくなりました。
その火が服に燃え移り、高濃度の酸素により急激に火の勢いが大きくなりました。

実験写真

酸素濃縮濃縮装置タイトル画像

実験動画

酸素吸入中の火災を防ぐポイント

  • 高濃度の酸素により、火の勢いが急激に大きくなりやすいです。
  • 酸素吸入時は近くで火を使用しないなど、火の取扱いには充分注意すること。

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