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夏休みやお盆といった時期を迎え、屋外でバーベキューをする機会が増える季節となりました。過去には誤った認識等により、火の着いた炭が火種となって火災が発生しており、今後同じような火災の増加が懸念されています。
実験想定
火の着いた炭に、ジェル状着火剤や固形着火剤を投入したことを想定しました。
実験結果
着火剤を投入したことによりコンロの縁を超える大きな炎が立ち上がりました。これは、着火剤に含まれているアルコールや灯油等の成分によるものです。また、ジェル状着火剤についてはジェルが飛び散ったことにより炎が広がる様子が分かります。
実験写真
実験動画
・着火剤の中にはアルコール(メタノールやエタノール等)や石油燃料(灯油等)といった、火が着きやすい性質を持つ成分を多く含むものがあるため、取扱いには充分注意すること。
・炭に火が着いた後は、着火剤を投入しない、着火剤をコンロの近くに置かないこと。
実験想定
火の着いた炭に、食用油(100mL)やアルコール(3mL、100mL)を投入したことを想定しました。
実験結果
食用油(10mL)やアルコール(100mL)を投入したことによりコンロの縁を超える大きな炎が立ち上がりました。またアルコール(3mL)を投入した場合にも、瞬間的に大きな炎が立ち上がりました。
実験写真
実験動画
・調理に食用油を使用する場合は、取扱いに充分注意すること。
・炭に火が着いた後は、油やアルコールは絶対に投入しないこと。
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