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ガソリンは引火性が非常に高く、取扱いを誤ると大事故に繋がる危険があります。
実験想定
危険性を考慮して携行缶へガソリンの替わりに水を入れ、ゴム栓で密封し、電気コンロで加熱しました。
実験結果
加熱されたことで携行缶の内圧が高まり、内部の水が100℃以上となりました。そして、ゴム栓が外れた瞬間に携行缶内が急減圧し、水が一気に沸騰して噴出しました。
考察
・1気圧において、水は100℃で沸騰するが、ガソリンは30℃から220℃の範囲で沸騰すると言われています。したがって、ガソリンの場合、本実験よりさらに低い温度で、同じ現象が起こる可能性があります。
・過去に当研究所で行った実験の結果ですが、札幌市において、夏季晴天時に直射日光を受けた鉄板は、黒色で69℃、赤色で62℃まで温度が上昇しました。したがって、ガソリンの携行缶でも同様の温度上昇が起こる可能性があります。
実験写真
実験動画
実験想定
金属箱の中にガソリンを注ぎ、箱から離れた筒の先端付近に炎を近づけました。
実験結果
筒から流れ出したガソリン蒸気に引火し、蒸気に沿って炎が走り、箱の中のガソリンが燃え上がりました。
実験写真
実験動画
実験想定
ガラス筒の中に入れたガソリンが、蒸気になって筒内に滞留しているところで火花を発生させました。
実験結果
火花がガソリン蒸気に引火し、爆発しました。
実験写真
実験動画
実験想定
静電気発生装置により人体へ静電気を帯電させ、ガソリンを入れた金属シャーレ上で放電させました。
実験結果
静電気による火花がガソリン蒸気に引火し、燃え上がりました。
実験写真
実験動画
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