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更新日:2011年12月13日

第2回研究会

日時  平成21年2月6日(金曜日)14時~17時

研究会の様子

場所  札幌エルプラザ4階大会議室
参加者  28社37人

【内容】

  1. 開会挨拶
  2. 講演「持続可能なまちづくりに企業ができること」 (株)レスポンスアビリティ 足立直樹氏
  3. ワークショップ

講演「持続可能なまちづくりに企業ができること」
~企業は社会に何ができるのか

(株)レスポンスアビリティ代表取締役足立直樹氏

(要旨)

  • 環境とグローバリゼーションで、このままでは地域社会は持続不可能である。問題解決のためには、政府の力だけは不十分で、企業の力に期待するところである。
  • そもそも、CSR(企業の社会的責任)は、社会を持続可能にするための企業の貢献であり、社会から求められた義務ではない。企業が地域社会の課題にどう貢献できるかということ。
  • アジアにおいては、企業が地域の課題に積極的に取り組んでいる事例が多数ある。
    こうしたアジアのCSRの事例を紹介すると
  • PBSP(フィリピンのNGO)では、寄付ではなく、自助努力を支援。スラム街を美しい住宅街にするために、そこに住んでいる人も参加して、家を建てるプロジェクトを行っている。
  • PDA(タイのNGO)では、寄付を当てにしては活動が持続しないという考え方により、当初より企業と協働で貧困問題に取り組んでいる。ビジネスの考え方や仕組みを伝えることで、収入をもたらし、貧困の削減に成功している。
  • 持続可能な社会をつくるのは企業の力が非常に大きい。

(株)レスポンスアビリティについては http://www.responseability.jp/
持続可能な社会を作るためのブログサステナ・ラボ http://suslab.seesaa.net/

講演の様子

ワークショップ

 参加者31名が7グループに分かれ、「地域の課題(問題)は何か」、「地域の課題に対し、私たちは何ができるか」を話し合い、グループごとに発表しました。
 地域の課題(問題)については、目の前にある大きな課題で、このまま放置しておくと、20年後の社会に大きな影を落とす課題を3つ挙げました。
 少子高齢化、雇用問題、環境問題を挙げるグループが多かったです。
 「私たちは何ができるか」については、最初に考えた3つの課題のうち、特に重要だと思われるものを1つ選び、それに対して、何ができるかを話し合いました。
 ワークショップは80分と短い時間でしたが、各グループで熱心に話し合う姿が見られました。

発表の様子

 

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